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旭化成がコンセプトカー「AKXY2」を展示

旭化成のAKXY2
       
筆者たかまさ
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近年の自動車業界では、他業種から新規参入を試みるケースが多くあり、有名な企業で言えば、ソニーやappleなどが挙げられるでしょう。

エレクトロニクス、繊維、住宅など様々な分野で事業を展開している総合化学メーカー「旭化成」がコンセプトカーの展示を行いました。

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旭化成がAKXY2(アクシーツー)を展示

旭化成は5月25日から27日に行われた「人とくるまのテクノロジー展2022」で自社製品を使って製造されたコンセプトカー「AKXY2(アクシーツー)」を展示しました。

2017年に発表された「AKXY」、2019年の「AKXY POD」を経て作られた3台目のコンセプトカーになります。

テーマに「サステナビリティー(持続可能なクルマづくり)」「サティスファクション(クルマの満足度向上)」「ソサエティー(社会とクルマのつながり)」を掲げており、自社製品でテーマを表現しています。

植物由来の原料を一部使った樹脂で造ったカーマット、磁力を使って床に固定されたシートは自由に位置を動かすことができ、好きなレイアウトにカスタマイズできます

動力は搭載されていないため、動かすことはできませんが、旭化成の技術やコンセプトを伝えるツールとして展示されています。

他業種からのコンセプトは変化に繋がるか
自社製品だけでなく、社外企業とも協力して開発しており、様々な技術が搭載されるコンセプトカーになりました。

特徴的なドーム状のガラスに覆われている屋根のガラスは透明性が高く、傷つきやすいポリカーボネート製ですが、新たに開発された塗料コーティングで欠点を補うことを可能にしました。

「AKXY2」のデザインは従来の自動車と異なり、広い車内空間を2シーターで設計することでこれまでにない快適さを生み出しています。

完全自動運転を想定して、開発されているため、運転するためにアクセルやハンドルの操作をする必要がないことから足を伸ばすことができ、新素材ビーズクッションでリラックスできるようになっています。

移動手段としての自動車ではなく、コミュニケーション空間として人との繋がりを生み出すことを目指しています。

車業界もサステナビリティーに新たな商機か

完全自動運転の技術が確立された場合はこのような形で快適さを重視した自動車が主流になる可能性もありますね。

運転する必要がないため、磁力を使って自由にシートを動かすことができるのは面白いアイディアです。

このように車業界にもサステナビリティーをベースに新たな商機を見出す異業種がこれからも増えてきそうな予感です。

これを機に、固定化しつつある車業界の商流に変化が生じ、活性化することに期待です。

【サイト監修者】
Tomoki
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