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愛車のメンテナンスきちんとできていますか?
「メンテナンスはお店で定期点検をしていれば大丈夫でしょ」「車検のタイミングで十分」
このような考えをお持ちの方は考えを改めましょう。
大事に長く愛車に乗るために定期的なメンテナンスはとても重要なのです。車のメンテナンスはお店でやってもらうイメージが強くありますが、実は自分でも簡単にできる定期メンテナンスもあります。
メンテナンスを事前にしっかりやっておくことで、突発的な故障や、エンジントラブルなどこういったことを未然に防ぐことが可能です。
さらにこれだけでなく車検の値段が下がったり、売却時には査定金額が高くなったりと良いことばかり。
この記事では自分でできる愛車のメンテナンス方法と、メンテナンスを行うメリットについて詳しくお話しします。
このページの目次
【STEP1】自分できる6つのメンテナンス
愛車のメンテナンスを全てお店に依頼しようとしていませんか?
もちろん全てお店に任せることができるならベストでしょう。しかしこれでは車の維持費を高くしてしまいます。
確かに車のメンテナンスと聞けば、お店で実施してもらうイメージがとても強いですが、実は自分でもできるメンテナンスもあります。
そこでまず初めに、自分でできる6つのメンテナンスについてそれぞれお伝えしていきます。
①:洗車、ボディの状態チェック
洗車も大事なメンテナンスの1つです。
大事に長く同じ車に乗っている方に共通しているのが洗車の手入れ具合になります。
あなたの車は洗車機に入れて終わっていませんか?
ずっと綺麗に保たれている車体は手洗いで洗車されていることがほとんどです。洗車機は確かに楽ですし、割と綺麗になります。ただこれでは細かな車の状態を知ることができないので、個人的にはできるだけ手洗い洗車をおすすめします。
ボディーに傷ができていたり、損傷ができていたりと気づくのもこの手洗い洗車のタイミングです。
②:タイヤの空気圧、状態チェック
タイヤの空気圧を自分でチェックするならセルフ式のガソリンスタンドへ足を運びましょう。
タイヤの空気圧が低かったり、状態が悪かったりするとスリップや事故の大きな原因へとなりかねません。燃費にも関わってくるので2ヶ月に1回程度、セルフのガソリンスタンドに寄り確認をしてみてください。
タイヤの空気圧が低い状態で走り続けていると、タイヤの寿命は縮まり交換のタイミングがとても早くなります。タイヤ交換は1,000円〜8,000円(1本あたり)費用がかかりますので、決して安くありません。タイヤのチェックはこまめに自分で行いましょう。
③:ヘッドライト、ブレーキランプ、ターンランプのチェック
ライト関連のチェックも愛車に対する重要なメンテナンスです。
どれかランプが消えていたり、消えそうな雰囲気が出ていたりする場合はすぐに交換しましょう。ライトの交換なら自分でも行うことができます。
ライトがつかない状態で夜道を走行することは非常に危険度が高く事故に巻き込まれる、事故を起こす可能性が考えられます。また、無灯火で走行していると違反車両として罰則を受ける対象にもなりますので、定期的に確認をしてください。
④:ウィンドウォッシャー液、冷却水の補充・交換
フロントガラスが汚れた際に使用するウィンドウォッシャー液と、エンジンを冷やす冷却水の補充・交換も大事なメンテナンスポイントです。
両方ともにボンネットを開けてみないとわからないため、これを自分で行っている方は少ないかもしれません。ただ、交換や補充はとても簡単なので自分で行うことをおすすめします。
ウィンドウォッシャー液は1,500円〜4,000円程度、冷却水は3,000円〜7,000円程度で購入できます。
⑤:エアコンフィルターのチェック
エアコンのフィルターチェックは季節がわりのタイミングで行うのが目安になります。
家庭内にあるエアコンと、車内にあるエアコンは同じ仕組みです。つまりエアコンは外からの空気を取り入れるときにゴミやほこりをフィルターでストップさせ、車内に冷暖房を効かせています。
このフィルターはすぐに汚れ、エアコンからくる悪臭や効きの悪さの原因につながってしまうのです。だから季節の変わり目のタイミングでエアコンのフィルターをチェックし、清掃することをおすすめします。
⑥:ワイパーのチェック
ワイパーの何をチェックすれば良いのか。
ワイパーに付属しているゴムは定期的に替えが必要です。ワイパーのゴムが摩擦で消耗してしまっていると水滴やゴミの拭き取り具合がとても悪くなります。
私も車に乗り始めた頃はメンテナンスなんか全くしておらず、特にワイパーで拭いても拭いてもきれいにならずむしろ見えにくくなったことを覚えています。事故にも繋がりますのでワイパーのゴムは定期的に替えてあげましょう。
【STEP2】お店に頼むべき4つのメンテナンス
やはり車の全てを自分でメンテナンスすることは難しいです。
どうしてもエンジンや、ブレーキなどの内部のメンテナンスはお店やプロにお願いして行う必要があります。前章でお伝えした自分でできるメンテナンスは比較的短いスパンで行うべきですが、このお店に頼んで行うメンテナンスは半年に1回、もしくは1年に1回、違和感を感じたタイミングでと頻繁に行う必要はありません。
①:エンジン周り
エンジンは車を動かすための心臓です。
エンジンに違和感や故障があれば車として致命的だと言えます。だからこそエンジン周りは自分でメンテナンスはせず、お店のプロにお任せした方が良いのです。
エンジンオイル、オイルフィルターはエンジンのパフォーマンスを左右する重要箇所で、エンジンオイルが汚れているとエンジンの働きが落ち、燃費の悪さへとつながってきます。
②:ブレーキ関連
ブレーキも車にとってとても重要な機能です。
ブレーキに故障が走行中に起きてしまったことを考えると、想像しただけでも怖いものです…ブレーキオイルやブレーキフルードの確認は車のメンテナンスで重要箇所と言えます。
③:タイヤ交換
自分でできる方法としてタイヤの空気圧チェックを紹介しました。
もしタイヤに空気を入れても空気圧が高まらない場合、タイヤに穴が空いていたり、損傷していたりする可能性があります。
こうなればタイヤの交換が必要になります。かといって、タイヤ交換を自宅で行う方はなかなかいないでしょう。タイヤ交換や取り付けはやはり業者にお任せすることをおすすめします。
④:エアクリーナーの交換
エンジンに空気を入れるために通るフィルターをエアクリーナーと言いますが、エンジン内にゴミやほこりを通さないようにする重要な役割を持っています。
通常であれば1.5万km〜2万kmのタイミングで交換と言われますが、山道や砂利道などの舗装されていない道路を走る機会が多い車はもっと短期間でメンテナンスを行うといいでしょう。
【おまけ】愛車こそメンテナンスを充実させよう!
ここまでで車のメンテナンス内容について詳しくお伝えしてきました。
メンテナンスが重要であることは十分に伝わったはずです。
最後に愛車のメンテナンスを行うことで得られるメリットや、メンテナンスのタイミングついてお伝えします。
メンテナンスがもたらす3つのメリット
もちろん「大事な車だから」「長く乗り続けたいから」という理由で愛車のメンテナンスを行うわけですが、実はメンテナンスをすることで他にも大きなメリットが得られます。愛車のメンテナンスは丁寧にすればするほどメリットは増えていきます。
- 車検が安くなる
- 高額売却に繋がる
- 事故を未然に防ぐことができる
愛車にしっかりしたメンテナンスを施していると、長く乗れること以外にもこのようなメリットが出てきます。メンテナンスを行うこと自体少し手間だということ以外に、デメリットは1つもないのです。
メンテナンスのタイミング
今回紹介したメンテナンス項目は全部で10項目ありました。それぞれでメンテナンスを行うべきタイミングは異なります。
ここでとても参考になる表をオートバックスさんから引用させていただきます。
オートバックスといえばとても有名なカーショップですよね。実際に定期点検や、車検も行っている業者ですのでこの表はとても参考になります。実は私自身この表を参考にセルフメンテナンスを行なっています。
まとめ
愛車のメンテナンスを丁寧に行なっているつもりでも、今回挙げた10のメンテナンス項目を見て「まだ甘かった」と思った方多かったのではないでしょうか?
半年に1回や、1年に1回程度の定期点検で十分と思っている方も、ぜひこの機会にセルフメンテナンスを実施してみてください。
全てお店にお任せできれば良いですが、頻繁にお店に車を預けると結構な出費になります。
車は違和感を感じてからメンテナンスをしても遅いです。愛車なのであれば頻繁にセルフメンテナンスを行うことをおすすめします!