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「EVって最近よく聞くけど…なんだろう?」
「そもそもガソリン車となにが違うの?」
最近、何かとよく聞くEV車。
でも、今さら聞けないのが大人の本音ですよね。
EV車とは、一言で言えば電気自動車のことを指します。
SDGsや環境問題などが叫ばれる中、今後ますますEVへの注目度は増していくでしょう。
そうは言ってもまだまだEVについての理解がない方が大半ではないでしょうか。
そこで、本記事ではEVについて詳しく知りたい方に向けて以下の内容をお届けしています。
- EVとは
- EV(電気自動車)とガソリン車の違い
- エコカー全種との違い
- EV(電気自動車)のメリット
- EV(電気自動車のデメリット
- EV車にまつわる疑問
日本では2035年に新車販売が全て電気自動車になります。
この記事を読むことで、EVの流れに乗り遅れずに先行することができます。
記事を通して、これからの時代に乗り遅れないための知識をしっかりGETしましょう。
このページの目次
1:【必見】今さら聞けないEVとは?
CMなどでよく耳にするようになったEVですが、一言で言えばEVとは電気自動車のことを指します。
電気自動車と聞くと「なるほど!」と思う方もいますよね。
ピンと来ない方にも説明しますと、名前の通り電気で走る車です。
ガソリンで走る自動車とは違い電気自動車は電気を充電し、電力モーターの力を活用して自動車を動かします。
以前より、電気自動車を身近に感じるようになりましたが「電気で走るなんてまだまだ先だ。」と思いますよね?。
上記でも伝えましたが、2035年には電気自動車(EV)以外は販売禁止になってしまいます。
なので、おのずとEV(電気自動車)は増えていく一方なのです。
・EV代表車種
リーフ(日産)、Honda e(ホンダ)、MX-30(マツダ)
2:EV(電気自動車)とガソリン車の違いを徹底比較
電気自動車とガソリン車の違いは電気と燃料だけでしょうか。
特徴を車種別に表でまとめているので見ていきましょう。
EV車(電気自動車) | ガソリン車 |
電気で走る | ガソリンで走る |
燃料費を抑えられる | 電気自動車に比べて車体価格が安価 |
環境問題の二酸化炭素を排出しない | 燃料を入れる時間がかからない |
エンジンではなくモーターが搭載 | EV(電気自動車)に比べて航続距離が比較的長い |
上記の通り、このような違いがあります。
燃料費がかからないEV(電気自動車)と車両代がかからないガソリン車は対象的ですね。
3:全部わかる!エコカー全種との違いを解説
これまでお話してきたEV(電気自動車)以外にもエコカーは3つあります
聞いたことのないエコカーもあるかもしれませんので簡単に紹介します。
3-1:HV(ハイブリッドカー)
HV(ハイブリットカー)はエンジンとモーター、2つの動力で走る車です。
発進から低速時には電気自動車同様モーターで動き、通常の走行時にはガソリンエンジンへと動力が切り替わります。
急加速時にのみモーターとガソリンエンジンの両方を駆使してパワフルに走ります。
モーター用のバッテリーはエンジンによって充電されるため、電気自動車のような充電は不要です。
・HV代表車種
プリウス(トヨタ)、セレナ(日産)、フィット(ホンダ)、アクセラ(マツダ)
3-2:PHV・PHEV(プラグインハイブリットカー)
まだあまり車種がないPHV・PHEVですが、説明をするとハイブリットカーを外部充電可能にした車です。
基本的には電気自動車と同じく外部から充電をして走ります。
ですが充電が切れてしまうとハイブリットカーに切り替わり、ガソリンエンジンで走りながらバッテリーを充電します。
通常は電気自動車として走り、長距離では電気+ガソリンのハイブリッドカーとして環境に優しい走行ができます。
※PHVとPHEVはメーカーで呼び方が違うだけで、大きな差はないです。
・PHV・PHEV代表車種
プリウスPHV(トヨタ)、アウトランダーPHEV(三菱)
3-3:FCV(燃料電池自動車)
FCV(燃料電池自動車)は水素と酸素で発電しながら走る車です。
エンジンを使用しないので、二酸化炭素の排出量はもちろんゼロです。
ですがデメリットもあり、同等クラスのガソリン車やHVに比べるとなんと2〜3倍の車両価格になります。
・FCVの代表車種
MIRAI(トヨタ)、クラリティ FUEL CELL(ホンダ)
4:EV車を利用する5つのメリット
ここまでEV車を含む4つのエコカーを紹介してきました。
記事を読んでいて「こんなことできるんだ」や「もっと違うと思っていた」など様々な感想があると思います。
そこで4章ではもう一度確認するため、EV車の5つのメリットについてまとめました。
- 二酸化炭素を排出しないので地球に優しい
- 走行音や振動も少なく、スムーズに走れる
- ランニングコストが良い
- 自然災害などで停電した際に蓄電池として使える
- 補助金・減税が適用される
これでEV車(電気自動車)のいいところを制覇できます。
早速メリットを5つ見ていきましょう。
4-1:二酸化炭素を排出しないので地球に優しい
EV車(電気自動車)のメリットとして一番耳にするのが地球に優しいことですよね。
なぜ地球に優しいのかというとEV車(電気自動車)は二酸化炭素を排出しないからです。
二酸化炭素は地球温暖化の原因と言われています。
ですので二酸化炭素を排出しないEV車(電気自動車)は空気を汚すことなく環境を守ることができます。
4-2:走行音や振動も少なく、スムーズに走れる
EV車(電気自動車)のメリット2つ目は走行が静かで振動が少なく、スムーズに走れることです。
「最近出たばかりの車で安定しているのか」と思ってしまいますよね。
ガソリン車はガソリンを燃焼させるため走行時に音や振動が発生しますが、EV車(電気自動車)はバッテリーに蓄えた電気でモーターを動かしているため走行するとき快適なんです。
また走行性能はガソリン車を上回ると言われており、特に加速時にはスムーズで力強い走りをします。
4-3:ランニングコストが良い
EV車(電気自動車)のメリット3つ目は、ランニングコストがいいところです。
少し聞いたことがあるかもしれませんが、ガソリン車とEV車(電気自動車)が同じ距離を走行した場合ガソリン代よりも電気代のほうが安いです。
例を挙げるとガソリン給油1回分と充電3回分がだいたい同じ航続距離になります。
電気自動車を3回充電すると約2.430円。
ガソリンを1回給油すると約3.900円になります。
ここで1.470の差額が出てしまうため電気自動車のほうが走る際のコストはとても低いです。
4-4:自然災害などで停電した際に蓄電池として使える

Illustration of a renewable source of energy to propel the vehicle
続いて4つ目のEV車(電気自動車)のメリットですが、自然災害原因などの停電が起きた際に蓄電池として使用できます。
近年、地震や台風などの自然災害を原因とした停電が増加傾向にあります。
電気が止まってしまうと生活には欠かせない照明からスマートフォンまで使えません。
ですがEV(電気自動車)があれば車内のコンセントそして給電端子を使い家電や電子機器を災害時に活用できます。
4-5:補助金・減税が適用される
最後に紹介するEV車(電気自動車)のメリットは補助金・減税が適用できます。
最近CMなどでよく耳にしますが実際どのくらい安くなるのかわかりませんよね。
そこで例をあげますと、東京では上限70万円の補助金と5年間18500円の税金が免除され自動車税が年間6500円になります。
車種やお住いの自治体によって条件が異なるため一度確認してみたほうがいいかもしれません。
また下記記事ではEV(電気自動車)の補助金に関するお得な内容が紹介されていますのでよろしければ本記事と併せてご覧ください。
5:EV車を利用する3つのデメリット
4章ではEV車(電気自動車)のメリットを5つ紹介しました。
もちろんEV車(電気自動車)はメリットだけではなくデメリットも3つ存在します。
- 販売価格が比較的高額
- 家での充電に時間がかかる
- 充電場所を探す手間がかかる
デメリットも確認しておけばEV車の知識をGETしたも同然です。
早速デメリットも確認していきましょう。
5-1:販売価格が比較的高額
最初に挙げるデメリットはEV(電気自動車)の販売価格が高いところです。
ガソリン車と比較すると高い傾向にあります。
EV(電気自動車)の価格の高さから購入に不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
ですが、メリットのひとつとして挙げたように、補助金・減税の活用は可能です。
今一度気になる車種をピックアップしてお住まいの地域を検索してみるといいかもしれません。
5-2:家での充電に時間がかかる
2つ目のデメリットは、家での充電に時間がかかります。
家で使う充電設備は100vまたは200vのものであるためフルで充電するには7時間から15時間程度必要です。
急速充電の場合は、80%の状態まで充電するのに20〜30分ほどですが、それでもガソリン車の給油と比べると時間がかかってしまいます。
5-3:充電場所を探す手間がかかる
最後のデメリットはきっとあなたも心配している、車を充電する場所についてです。
充電場所の数も拡大されているとはいえ、ガソリンスタンドの数に比べると圧倒的に少なく、充電場所を探す手間がかかってしまいます。
外出する際には、スマートフォンのアプリなどで充電スタンドを事前に調べるといいでしょう。
6:一挙解決!EV車にまつわる4つの疑問
ここまででEV(電気自動車)について解説してきましたがまだ疑問を持っていらっしゃる方もいると思います。
そこで皆さんが疑問に思うことを4つまとめてみました。ので回答含めて紹介したいと思います。
- どこで充電できるの?
- 実際の航続距離は?
- EVを中古で買っても大丈夫?
- 充電する料金は?
回答含めて紹介していきます。
6-1:どこで充電できるの?
EV(電気自動車)の充電は、充電スポットもしくは自宅に設置した充電器で行います。
今までは「充電スポットが少ない」という不安を持っている方も多くいましたが、実は2018年の時点で29.971基にも登ります。現在はサイトやスマートフォンのアプリなどで検索ができます。
6-2:実際の航続距離は?
EV(電気自動車)は「長い距離を走れないのでは?」と思われがちですよね。
車種によって異なりますが約200〜600Kmの走行ができます。ガソリン車は平均600kmです。
ですので購入する車種によりますがEV(電気自動車)とガソリン車の航続距離は大きな違いはないです。
6-3:EVを中古で買っても大丈夫?
EV(電気自動車)ですが中古で購入する際に確認すべきポイントがあります。
それはバッテリーの状態です。バッテリーが劣化していると走行性能が落ちます。
年式が、古いものであったり走行距離が20万kmを超えているとバッテリーが劣化している可能性が高いです。
購入を検討する際は5年落ち以内で走行距離が10万km未満の車両がオススメです。
また下記記事では、中古車を安く買う方法を紹介していますのでよろしければ本記事と併せてご覧ください。
参考記事:お得にGET!中古車を安く買うために知っておきたい3つの方法
6-4:充電する料金は?
一回充電するのにどのくらいかかるのかとても気になりますよね。
そこで例として電気自動車のリーフ(日産)で計算をしてみるとフル充電するのに約1000円かかります。
1000円で322kmの走行が可能です。
ガソリン車に1000円入れたときと比較すると約182kmの差があり電気自動車のほうが多く走ることがわかります。
まとめ
本記事ではEV(電気自動車)について以下6つの内容を解説しました。
- EVとは
- EV(電気自動車)とガソリン車の違い
- エコカー全種との違い
- EV(電気自動車)のメリット
- EV(電気自動車のデメリット
- EV車にまつわる疑問
今回の記事がEVについて気になっている方のお役に立つと嬉しいです。
また車を購入する際、検討する材料になればと思います。