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各メーカーが半導体不足で頭を悩ませ、生産計画の見直しを図っている中でGM(ゼネラルモーターズ)はトヨタから首位の座を奪いました。
GMを始めとしたアメリカ企業も台数は落ち込んでいましたが、日本を始めとしたアジア勢の落ち込みが大きかったようです。
4-6月期の販売台数はGMが首位を獲得
2022年4-6月期の自動車販売台数はGMが前年同期比15.4%減の58万2401台で首位になりました。
1-3月期首位だったトヨタは前年同期比23%減の53万1105台に落ち込んでいます。
同じく国産メーカーの日産は39%減の17万2612台とほとんどの車種が生産に打撃を受ける形になっています。
7月1日に日本自動車販売協会連合会は2022年上半期新車販売台数(軽自動車除く)は前年同期比より15.5%減の128万5760台で、2年ぶりのマイナスと発表しました。
乗用車ブランドは三菱を除いて、全てマイナスという結果になっており、中でもいすゞ自動車は47%減と最大の落ち込みになっています。
販売台数の落ち込みは解消できるのか
世界的な半導体不足などの材料不足やウクライナ侵攻による価格高騰や新型コロナウイルスによる工場停止など様々な影響が出た形になりました。
軽自動車の国内新車販売台数は6月の前年同期比0.4%減にまで回復しており、上昇の兆しが見られます。
6月の販売台数はプラスのメーカーも多くあり、ホンダは15.1%増の2万3497台、マツダは25.9%増の9306台、スズキが29.2%増の8073台、三菱に至っては126.6%増の4309台になっています。
これだけのメーカーの販売台数が増加していても全体でみると減少になっているのは、トヨタの落ち込みが原因にあります。
トヨタは25.8%減の8万7316台、レクサスに至っては34.8%減の3521台と大きく減少しています。
大きなシェアを誇るトヨタが工場停止などによって安定した生産ラインを維持できないことで販売台数を落とすことに繋がり、全体に影響を及ぼしたと言えるでしょう。
そろそろ中国が1位に?
これから、新型車の発表などで注文が集まればプラスに戻ることは可能だと思うので、原材料の高騰やコロナウイルスの増加などで混乱が大きくならないことを願います。
中国が販売台数を急速に伸ばしてきているので、もしかすると世界1位の座を明け渡す可能性もあるでしょう。
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