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車を利用する手段として、以前は新車か中古車を購入する人が圧倒的に多かったのですが、昨今ではレンタカーやカーリース、カーシェアリング、サブスク(サブスクリプションサービス)などを利用する人も増えてきました。
また、新車を購入する理由も、新型車に乗りたい、最新の技術や機能を求めたいなどの理由が多かったのですが、時代の移り変わりとともに変化しているようです。
今回は2022年7月に「株式会社J.D. パワージャパン」が行った、「車の保有や利用に関するアンケート調査」の結果を中心に紹介させていただきます。
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このページの目次
今後検討する車の保有や利用方法は新車購入が半数以上
「車の保有や利用の仕方について」のアンケートでは、2021年調査時と同じく51%の人が新車購入を選択しました。
2番目に多いのは中古車購入の32%で、新車購入と合わせると83%の人が車を購入することを選択しています。
以下、レンタカーの利用が15%、カーシェアリングの利用が6%、カーリースを利用しての保有が5%と続き、最近注目されているサブスクの利用は4%の結果となりました。
これらの結果からも、現代では車を利用する人の4人に1人は、保有にこだわっていないことがわかります。
新車購入の検討理由は安全・安心を重視
新車購入の検討理由について
「今後、新車購入を検討すると思うのはどのような理由ですか(複数回答可)」の質問については、35%の人が「安全機能を装備した車に乗りたい」の回答を選択しました。
このことから、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置など、最新の安全装備に対する関心の高さがうかがえます。
次に多かったのが、「正規ディーラーでサービスを受けたい」の30%でしたが、こちらは質の高いサービスや、正規ディーラーならではの安心感を求める人が多いことを反映しているようです。
以下は、「こだわりのモデルに乗りたい」が23%、「購入費用をおさえたい」が22%、「新品志向だから」が22%と続き、「新車にステータスを感じる」は14%、「納期の早さ」は5%と少数派になりました。
若年層では「こだわりのモデルに乗りたい」が上位に
次に、年齢別で新車購入の検討理由をみてみると、20歳~34歳の若年層では「こだわりのモデルに乗りたい」への回答が多く、26%の人が選択しています。
逆に「購入費用をおさえたい」は35歳~44歳のミドル層や45歳~59歳のプレシニア層、60歳~69歳のシニア層で多く、若年層では19%の選択に対して、22%~24%の人が選択しました。
また、「安全機能を装備した車に乗りたい」の選択は34%~36%と、全年齢層を通して1番多くなっています。
中古車購入の検討理由は費用面のウエイトが高い結果に
中古車購入の検討理由について
「今後、中古車購入を検討すると思うのはどのような理由ですか(複数回答可)」についての質問については、「購入費用を抑えたい」を選択した人が72%と、およそ4人に3人が選択しています。
次に多かったのが「新車だと手の届かない車を選べる」で29%の人が選択しており、1番多かった「購入費用を抑えたい」と合わせて、中古車購入のメリットでもある費用に関する面を挙げる人が多い結果となりました。
以下は、「こだわりのモデルに乗りたい」と「納期の早さ」が16%、「最新技術・機能にこだわりがない」が14%と続いています。
年齢層別の検討理由について
年齢層別に検討理由をみてみると、「納期の早さ」はミドル層では選択する人が20%と多く、逆に若年層では12%と選択する人も減っています。
また、「こだわりのモデルに乗りたい」は若年層とミドル層に多く、いずれも20%の人が選択しました。
なお、いずれの年齢層でも「購入費用を抑えたい」が1番多い選択となっており、プレシニア層では77%と全年齢層の中で1番多くの人が選択しています。
車の安全性は今後も重視される
今回は、「車の保有や利用に関するアンケート調査」の結果を中心に紹介させていただきました。
新車購入では安全・安心を求める人が多く、中古車購入では費用面でのメリットを求める人多いことが、おわかりいただけたかと思います。
この記事がみなさまの車購入や利用について、少しでも参考になれば幸いでございます。
【参考】株式会社J.D. パワージャパン「車の保有や利用に関するアンケート調査」