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居眠りや、ながら運転の不注意による交通事故のニュースを聞くと自動運転や交通事故防止の技術が上がって対策されてほしいと思うことは多いです。
テスラ社のオートパイロットは同じ車線内でハンドル操作やアクセル・ブレーキ操作を自動で行うことができます。
加えて、国産自動車メーカーのホンダは自動運転の実証実験を9月中に行うと発表しています。
そして、研究がさらに加速しそうなサービスの発表がありました。
「RoboTest®」の新しいサービスとは
9月21日に自動運転やロボット開発を研究している株式会社ZMPは走行データ計測ソリューション「RoboTest®」の新しいサービスの提供を発表しました。
RoboTest®は自動運転や運転支援システムの研究に必要なデータ計測車両、運転手やデータ処理を支援するサービスで世界中の様々な道路でデータを収集してきた実績があります。
しかし、専門分野である眠気や感情などの生態データは測定が難しく、搭乗者のアンケートとズレが生じることが多かったです。
新しいサービスでは感情認識AIのトップ企業であるAffectiva(アフェクティバ)社の日本正規代理店であるCACと連携して車内向けの「Automotive AI」を作成しました。
このAIによってカメラや車両情報などのデータだけでなく、眠気・感情データのまで計測することが可能で、走行中の車内でのデータ計測でも精度の高い分析結果が期待できるようになりました。
新しいサービスの要である感情型AI
新しいサービスの要になっているAffectiva社の感情認識AIは世界90か国以上から収集された990万人以上の顔画像データを使って分析を行っていますね。
世界でも教育や医療の現場、アプリやゲーム、マーケティング・リサーチなどのさまざまな業界で活用されているサービスです。
RoboTest®が培ってきた経験と業界の最先端技術との連携によってさらにデータ計測が正確になったようですね。
今まで測定することが難しかった眠気や感情まで計測できるようになるのは事故防止技術として大きなポイントになるでしょう。
また、走行データ、眠気・感情データ分析を5日間行うためには500万円(税抜き)からになっているようです。
まとめ:AIの代行運転も夢物語ではない
道路状況やハンドル操作までは可能と思っていましたが感情まで測定できるようになっているのは技術の進歩を感じますね。
自動運転技術が進んで長距離運転や仕事後の疲れたときはAIが代行運転して家まで届けてくれる、そんなSF映画みたいなことがすぐそばまで来ているようでワクワクしますね。