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トヨタ、フォルクスワーゲンの関連工場が稼働停止に

トヨタの工場が停止
       
筆者たかまさ
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自動車業界は新型コロナウイルスによる買い控えや半導体不足によって大打撃を食らっていました。

一時は感染状況が落ち着いていましたがオミクロン株の影響により感染が拡がっています。

中国でも影響は大きく、中国天津にあるトヨタとフォルクスワーゲン関連工場も稼働停止をしています。

一汽豊田汽車(一汽トヨタ)関連工場など中国天津で稼働停止

中国でもオミクロン株は猛威を奮っており、自動車関連工場が集中している中国の天津市でも感染が拡大しています。

トヨタ自動車と中国第一汽車集団の合併企業である一汽豊田汽車(一汽トヨタ)関連工場が10日に操業が止まっています。

トヨタ側は「スタッフ全員がPCR検査を受けた影響で稼働停止したが、できるだけ早く生産開始する予定だ」と発言しました。

同じ天津市にあるフォルクスワーゲン傘下の大衆汽車自動変速器との合併会社一汽大衆の天津工場が10日から稼働停止しており、PCR検査を行っています。

中国国内でシェア1位を獲得しているフォルクスワーゲンにとって大きな損失になるでしょう。

ダイハツやスズキなども稼働停止に

トヨタは19日にも新型コロナウイルスの感染により、愛知県豊田市堤工場の生産ラインを一部停止しています

また、ダイハツも17日に従業員31人が感染した影響で中津市や福岡県久留米市の工場で稼働停止をしています。

スズキは12月に感染拡大の影響による部品不足で国内工場の稼働停止を行っていました。

こうした工場の稼働停止などの要素が重なって納期遅れが引き起こされてしまい、新車購入を控えてしまうケースも多く出てくるでしょう。

工場では検温や消毒、従業員の間隔が近い場所では仕切りを置く、フェイスシールドの着用を義務付けるなどの対策を行っていました。

電気自動車などに補助金が出るようになり、各メーカーも新型発表で競い合っている中での工場停止は業界の盛り上がりに水を差すことになります。

信用格付けの大手フィッチ・レーティングスの子会社であるフィッチ・ソリューションズのリポートでは世界の自動車生産回復は2023年までかかると予想されています。

欲しい車でも納期が1年かかっては選択肢にならないかも

新型コロナウイルスの影響とは言え、出来るだけ早く生産ラインが安定できるようになってほしいですね。

「ほしかったモデルがあるけど、納期に1年もかかるため別のモデルにした」というケースは多いので、妥協しない車選びができるようになることを期待しましょう。


【サイト監修者】
Tomoki
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