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タイヤの空気圧は燃費に大きく影響!バーストの原因にも

タイヤの空気圧は燃費の影響
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    車を安全に運行するために、タイヤの空気圧は自動車メーカーによって車種やタイヤサイズごとに指定されています。

    タイヤに使われているゴムには目に見えない隙間があいているので、バルブや組付けに問題がなくても、時間経過とともに中の空気が抜けていくのです。

    そのために月1回は、タイヤの空気圧チェックが必要とされています。

    JAF(一般社団法人日本自動車連盟)では過去に、タイヤの空気圧が燃費に及ぼす影響についてユーザーテストを行いました。

    今回はこのテスト結果の紹介とともに、タイヤの空気圧がメーカー指定値よりも多すぎる場合の影響、少なすぎる場合の影響について紹介させていただきます。

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    タイヤの指定空気圧はここで確認できます

    JAFによるとタイヤのパンクやバーストなどのトラブルによる出動要請は、2021年度で40万件を超えて、出動要請理由のおよそ18.6%を占めています。

    特に、高速道路では多く、全体のおよそ38.9%と出動理由のトップになっています。

    タイヤトラブルに巻き込まれないためにも、タイヤ空気圧のチェックを自分で行いたいものですが、メーカーによる指定空気圧が記載されている場所が紹介しましょう。

    車の指定空気圧は、運転席を開けるとドアの金属部分またはセンターピラー側にシールなどで記載されていますが、タイヤのサイズごとに指定空気圧は違いますので、現在履いているタイヤサイズのものを確認することが必要です。

    また、タイヤに空気を入れる際に気をつけたいこととして、タイヤが冷えた状態で空気圧をはかる必要があります。

    走行して熱くなったタイヤでは、中の空気が膨張(ぼうちょう)して正確に測れないためです。

    空気圧低下の影響が実験で明らかに

    こちらでは、2021年10月にJAFが普通乗用車を使って行った実験について、空気圧低下による燃費への影響を紹介していきます。

    タイヤ空気圧が燃費にあたえる影響について

    今回のJAFの実験では同一車種3台を使って、タイヤ空気圧が適正な車、適正から30%減の車、60%減の車をテストコースで、それぞれ燃費を測定しました。

    それぞれ40分ずつの走行を3回繰り返した結果、空気圧が適正な車では平均13.0km/Lを記録しました。

    続いて、適正から30%減の車では平均12.4km/L(適正より4.6%悪化)、適正から60%減の車では平均11.4km/L(適正より12.3%悪化)と、タイヤの空気圧が適正より低いほど燃費に与える影響が大きいことが判明しています。

    この実験結果の燃費をもとに試算してみると、1年間に15,000km走行するとガソリン価格を165円(1Lあたり)と仮定して、空気圧が適正な車では年間190,410円となりました。

    また適正から30%減の車では199,650円(9,240円アップ)、適性から60%減の車では217,140円(26,730円アップ)となり、家計に響くほどの差が発生することがわかります。

    タイヤの転がり抵抗にも大きな差が発生

    タイヤの転がり抵抗は車の燃費に大きな影響を与えますが、前述の燃費に対する実験と同時に下り坂から平坦路になるコースを使用して、惰性走行距離の実験が行われました。

    その結果、空気圧が適正な車では90.1mの距離を惰性で走行したのに対して、適正から30%減の車では83.5m、適性から60%減の車では62.2mと大幅に惰性走行できる距離が減少しています。

    この実験により、タイヤの空気圧が適性より少ない車ほど、タイヤの変形が大きくなり転がり抵抗が増加していることがわかりました。

    タイヤの空気圧が思わぬトラブルの引き金になることも

    低い空気圧はバーストの原因にもなります

    タイヤの空気圧が適正値より低いままで走行すると、燃費の以外にもさまざまなデメリットが発生します

    低い空気圧のタイヤで高速走行をすると、タイヤが波立ち変形してしまうことが、「スタンディングウェーブ現象」です。

    タイヤの温度が急上昇してバーストやパンクを引き起こす危険が高まり、事故の要因となることも考えられるでしょう。

    その他にも、タイヤが路面をグリップする力が弱まりスリップする危険性、タイヤの偏摩耗により寿命の低下など、多くのデメリットが考えられます。

    空気圧が高すぎても偏摩耗の原因になります

    タイヤの空気圧が高すぎても、多くの障害が発生します。

    空気圧が高すぎると、タイヤ接地面のセンター付近ばかりが摩耗してしまい、偏摩耗をしてしまうことが多いようです。

    また、路面の突起物を乗り越える際に衝撃を吸収することができずに、タイヤが破損してしまう可能性も考えられます。

    その他にも、クッション性が低下することによって、乗り心地が悪くなってしまうこともデメリットのひとつです。

    タイヤの空気圧確認は安全運転に直結

    今回はJAFが行ったタイヤの空気圧が低い場合に燃費などに与える影響と、タイヤの空気圧がメーカー指定値よりも少なすぎる場合の影響に加えて、多すぎる場合の影響について紹介させていただきました。

    タイヤは車の動力や制動力を路面に伝える、大切な役割をしています。

    安全性や経済性を考えると月に一度は、タイヤの空気圧チェックを行って、メーカー指定値をキープしておく必要があるといえるでしょう。
    【参考】JAF(一般社団法人日本自動車連盟)「タイヤの空気圧不足、燃費への影響は?(JAFユーザーテスト)」


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