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近年、脱炭素化に向けて電気自動車への注目が高まっている。欧米や中国では積極的に電気自動車が展開されています。
日本は電気自動車の分野では他国のメーカーに比べて出遅れていたがトヨタのバッテリーEVに関する説明会で世界に向けてトヨタの覚悟を発表しました。
トヨタが電気自動車16種を発表
トヨタ自動車は12月14日に電気自動車未来戦略発表会で電気自動車16車種を公開しました。
バリエーションも豊かなでコンパクトカー、SUV、セダン、スポーツカーなど個性あふれるラインナップになっています。
トヨタの高級ブランドである「レクサス」も2035年までにはすべてのカテゴリーで電気自動車にすることも発表しました。
そして、電池関連の投資を2兆円に増額することも発表し、2030年のバッテリーEVのグローバル販売台数を年間350万台まで伸ばすことを目標にしています。
トヨタのEV戦略は成功するのか
トヨタはこれまで電気自動車に関する発表が少なかったですが、今回の17車種同時発表に向けての戦略だったことがわかります。
ここまで、多くの車種を公開することはとても珍しいので水面下で綿密な準備をしてきたのでしょう。
バッテリー開発だけでなく、トヨタ店舗に電気自動車の急速充電スポットの設置などインフラ面の整備も念頭に入れています。
トヨタ自動車の豊田章男社長は「2030年までに30車種」、「2035年までには欧米、中国に販売される車両は100%電気自動車にする」など電気自動車分野への進出を発表しました。
脱炭素化に向けての動きを進めていく一方で性能面や走る楽しさへのこだわりも見せています。
公開された映像の中で「レクサスはクルマ屋だからこそできる性能」という言葉もあり、走る楽しさへの追求にもこだわっています。
スポーツタイプである「SPORT EV」を公開しており、イエローの車体にクーペタイプで2シーターに見えるスタイリッシュなシルエットはEVに興味がなかった層にも注目を集めています。
そして、現在も発売されているガソリン車をないがしらにするわけではなくお客様の選択肢を増やしていくため、インフラが整わない地域もあることから全方位的な展開は続けていく見解を示しました。
EV関連は日本の産業発展の鍵
今回の発表でトヨタの今後どのような動きを見せていくのか非常に楽しみになりました。
令和3年度補正予算案で電気自動車の購入やインフラ整備に関する補助金が出たことと合わせて、日本の電気自動車分野が活気づくといいですね。