
- ハリアーのリセール性は抜群!売却で最初に使うべき車買取を解説 - 2023年9月20日
- 今では当たり前の装置や装備も、当時は国産車への初搭載!を紹介 - 2023年9月20日
- カルガモ走行!など、料金所での不正通行は使用者にも請求が可能に - 2023年9月18日
「車の一括査定は危険!苦情やトラブルが多く、危険だからやめたほうがいい」
ネット上の口コミや評価では、頻繁に見かけるコメントです。
筆者(たかまさ)は10回程度、車一括査定を利用した経験があります。
最近ではR3年に愛車(アコードハイブリッド)を、車一括査定(カーセンサー)を通じて実際に売却しています。
結論を言うと車一括査定には、とても満足しています。
理由は、ディーラーの下取り査定額、95万円を、35万円も上回る、130.3万円で買取ってもらうことができたからです。
心配されるようなトラブルや危険性は一切なく、実にスムーズで気持ち良く、下取りを額を遥かに上回る高値で買い取ってもらうことができました。
今では「車の一括査定はやめたほうがいい!」ではなく、「車の一括査定を使わなければ損をする!」と個人的には断言できます。
実際に車の一括査定を利用して、車を高く買取ってもたった経験のある筆者からすれば、「車の一括査定は危険!やめたほうがいい」との考えの人は以下のような人たちだと思われます。
- 電話が、とても多くなると思い込んでいる人
- 本人にトラブル癖やクレーマー的な気質がある人
- 本当は売る気がなく先ずは査定額だけ知りたいために利用した人
- 車一括査定の仕組みを理解していない人
特に、電話が多くなることをデメリットと考えている人がいるようですが、実際に筆者が一括査定を使った結果は、電話がとても多くなるような状況にはなりませんでした。
車の売却を本気で進めようとしていて、かつ1万円でも高く買取ってもらいたい業者を探しているのであれば、車の一括査定の仕組みは、これ以上のものはないと言えるほど合理的です。
このページでは、筆者の実体験をもとに、客観性を保つため「国民生活センター」に寄せられている苦情やトラブルを考察して車一括査定の有用性を解説しています。
このページを読み進めていただければ、その合理性や素晴らしさ分かり、あなたも「一括査定を使ってみよう!」と思うはずです。
最後の方には、一括査定を活用する前に読んでおくべきオススメの書籍も紹介していますので参考にしてください。
●申込直後の集中電話が発生しない!
このページの目次
- 車一括査定はやめたほうがいい?この考えは損をするかも
- 車一括査定とは?(図解)
- 車の一括査定!3つの真実
- 例えば最新の「MOTA車買取の実績ランキング」2023年9月23日(土)現在
- 高く買取ってもらうのに不可欠な3要素
- 出張査定の現場で査定中のスタッフに本音を聞いてみた
- 車一括査定を利用した際のメリットとデメリット
- 車一括査定をメールのみで進めようとするのは、やめた方が良い
- 車一括査定で気持ち良く高く買取ってもらうためのコツやポイント
- SNS上の「良い口コミ」「悪い口コミ」&筆者のコメント
- 車一括査定!よくある質問に経験者がズバット回答
- 「国民生活センター」に寄せられた中古自動車に関するトラブルや苦情の実態
- 車一括査定を活用する前に読んだほうがいいオススメの書籍
- 『車一括査定はやめたほうがいい』は全く実態を反映していない
車一括査定はやめたほうがいい?この考えは損をするかも
ここでは「損をする」=「車を安く手放す」と定義します。
車を安く手放してしまうことを防止するためには、買取り意欲の強い複数の業者の査定を受けるのが、最も合理的な方法です。
車一括査定を使えば、誰でも簡単かつ無料で、買取り意欲の強い複数の業者の査定を受けることが可能です。
よって、なるべく高く売りたいのであれば、使わないのは実にもったいないお話で、損をする確率も高くなると言わざるを得ません。
車一括査定については、筆者自身の利用体験談を記事化していますので、以下をご覧ください。
車一括査定とは?(図解)
車一括査定は「あなたの車を買取りたい」と考えている業者とのみ交渉を進めることができます。
● 車を自分で業者に持込んで買取査定を依頼した場合
● 一括査定を使って買取査定を依頼した場合
車一括査定は、車を本気で売りたい人にとっては、とても素晴らしい仕組みであると断言できます。
その理由は、上の図で示した通り「あなたの車を買取りたい」と考えている業者とのみ交渉を進めることができるからです。
だから、無駄な時間がなく、売り手側に有利で、かつ比較検討が簡単で、高値買取りを引き出しやすくなるのです。こうした優位性を理解せずに、「車一括査定はやめたほうがい」と考えている人が多いのが、とても残念でなりません。
1万円でも高く買取って欲しいのであれば、これ以上簡単で合理的な仕組みはないのです。
『実際に筆者(たかまさ)が一括査定を活用して高く買取ってもらった記録』や『どのシステムを使えば最高のパフォーマンスが発揮できるのか』などを知りたい人は、車一括査定リアル売却の検証記録ページをご参照ください。実際の受付の様子から、買取り業者8社の出張査定を受けて、最終的に高価買取に成功した全記録が確認できます。
車の一括査定!3つの真実
実際に一括査定を使ったことがある筆者が、体験して分かった事実・真実は以下の3つです。
- 「電話が多くかかってくる?」→ 事実と異なっていた
- 「危険!一括査定の出張査定はトラブルになりやすい?」→ そんな心配は全く必要なかった
- 「しつこい営業電話がくる?」→ そんな事実はなかった
それでは、事実をもとに各項目を詳しく解説します。
「電話が多くかかってくる?」は、事実とは全く異なっていた
筆者は、令和3年2月に「アコードハイブリッド」をカーセンサーの一括査定を活用し、高く買取ってもらうことに成功(下取りよりも35万円以上高額)しました。
また、ネットで受付を済ませた後に、かかってきた電話は、近隣に所在する買取り業者5社からのみでした。
これ以外に、自分から他の大手3社に自ら電話をし、計8社に見積もりをしてもらいました。
結局、カーセンサーの一括査定経由で電話をかけてきてくれた5社の査定額が、見事に8社中の上位を独占しました。
やはり、買う気がある業者からのみ連絡がくるカーセンサーの仕組みは秀逸です。
「危険!一括査定の出張査定はトラブルになりやすい?」そんな心配は全く必要なかった
※ 上の画像は車一括査定(カーセンサーさん)を活用して売却した「アコードハイブリッド」の外内観の写真、及び出張査定に来てくれた8業者のスタッフさんの査定現場における実際の写真です。
一括査定に限らず、最終的な査定額を確定させるには実車の確認が不可欠です。そのため、各買取業者は売り主と調整し、出張査定にて実査の状態を確認ます。
出張査定に来てくれた業者のスタッフさんは、とても紳士的で、査定に関し色々な事を話してくれました。
なかには、業界の裏事情まで教えてくださり、今後に活かせる情報として、とても貴重なアドバイスもいただけました。
正直「どこでトラブルが発生するの?」ってっ感じです。車の状態について隠し事や、嘘などをつくことなく、正直に話をすれば、トラブルなんて全く起こらないと考えます。
「しつこい営業電話がくる?」そんな事実もなかった
これも大人としての常識的な手順を踏むことで全く心配ありませんでした。
大人としての常識的な手順とは、難しいことではありません。
● キャンセルした場合などは、きちんと業者さんに速やかに連絡を入れること
● 売却先が決まったらその旨を、他の業者さんに速やかに伝えること
など、極々当たり前の手順を指しています。
売却先が決まったら、きちんと業者に連絡しましょう
筆者は、売却先を決めた時点で、他の7社に「検討した結果●●社さんに決めました。ありがとうございました。」と連絡をしました。
これは、こちらが依頼して査定に来てもらっているのですから当然の礼儀だと考えています。こうすることで、しつこい営業電話などは一切かかってきていません。
もしかすると、「しつこい営業電話がくる」と言っている人は、客としての礼儀をきちんと果たしていない人(いわゆる「お客様は神様」を勘違いしている人)なのかもしれません。
申込直後の集中電話が本当にイヤな人は、集中電話がない新システム「MOTA車買取」も選択肢に
- 受付直後に電話が多くかかってくるのは絶対にイヤ
- 翌日までに査定額を知りたい
- 比較して高く買取ってくれる業者を選びたい
と考えている人は、MOTA車買取の一択ですべて解決!
MOTAの車一括査定は、査定額が上位の3社からしか電話が来ません
申込に必要な情報の入力は、わずか「45秒」で超簡単!
この優れた査定システムを早く体験してみたい人は、先ずはMOTAの公式ページをご確認ください。
例えば最新の「MOTA車買取の実績ランキング」2023年9月23日(土)現在
人気車種の買取相場や査定額の目安として、「MOTA車買取」の公式ページには、日々の「MOTA車買取 価格相場・実績ランキング」が掲載されています。
以下は、公式ページの当該部分のスクリーンショット(2023年9月23日(土))です。
※ 上記スクリーンショットのタップ(クリック)でランキングが掲載されている「MOTA車買取」公式ページに行けます。
高く買取ってもらうのに不可欠な3要素
車を、なるべく高く買取ってもらうために不可欠な要素は以下の3つです。
この3つを適切に理解している人が本当に少ないです。
- 複数の業者に査定してもらう
- 買取り意欲の強い業者に査定してもらう
- 持込査定ではなく出張査定をしてもらう
そもそも業者間で競り合わなければ買値は上がりません。
そもそも買取意欲の低い業者にとっては、相場よりも高い査定を出す理由がありません。
持込査定は、業者のホームグランドで査定をしていることになり、業者のペースに巻き込まれやすく高値買取りは期待薄です。
自分(売り手)が主導権を握りやすい出張査定(アウェイ)が有利です。
すなわち、単に複数の業者に査定してもらうのではなく、買取り意欲の強い業者から出張査定してもらうのが極めて重要です。
これは、当然ですね。
ほとんど買取り意欲のない複数の業者から査定を受けているにも関わらず、相場より高い査定額を期待するのは的外れと言わざるを得ません。
こうした現実的な問題を、簡単に解決してしまうのが、車の一括査定の優れた点です。
出張査定の現場で査定中のスタッフに本音を聞いてみた
出張査定の現場で、各買取業者の査定スタッフ8名(ビッグモーター、アップル、カーセブン、ネクステージ、他:上の画像参照)に、なるべく高く買取りしてもらうためのコツや売主としての心構えを聞いてみました。
ほぼ全ての査定士が話していた共通事項3項目を以下に紹介します。
● 車を掃除し、脱臭もしておく
車を売却する前に、内外装をきれいに清掃し、車内の臭いなども可能な限り取り除いておくことが大切です。中古車買取業者は、車の状態を確認して査定額を決めるため、車のきれいさによって査定士の心証が異なってきます。
● 整備履歴を準備する
車の整備履歴を準備しておくことで、中古車買取業者が車の状態を確認しやすくなります。整備履歴がきちんと残されている車は、信頼性が高いので高額査定につながります。
● 車両情報を把握しておく
女性の方に多い傾向があるのですが、愛車のグレードや装備品やオプションやなどの情報を把握していないと交渉がスムーズに進まないケースがあります。特に、オプションは査定額に上乗せできるチャンスです。車両情報を正確に伝えることで、査定額アップが期待できます。
以上になります。
どれも、その気があれば難しいことではないので、愛車をなるべく高く売りたい人は、抜けがないように事前に準備しておきましょう。
車一括査定を利用した際のメリットとデメリット
車一括査定のメリット5選
車の一括査定を活用するメリットは、以下の5点です。
- 無料で活用できること
- 複数の買取業者から効率的に査定が受けられること
- あなたの車を買いたいと考えている業者と交渉できること
- 査定額の比較検討が容易であること
- 競争原理もあって交渉次第では高額査定が期待できること
すなわち、あなたが時間をかけて店舗に車を持ち込む必要が一切なく、かつ極めて合理的に複数の買取業者からの査定を受けることが可能で、かつ比較検討ができます。
車一括査定のデメリット5選
車の一括査定を活用するデメリットは、以下の5点に絞られると考えます。
- 人気が高い車は買取業者からの電話が多くなる可能性があること
- メールやその他のやり取りが煩雑になること
- 多くの業者に個人情報が渡ってしまうこと
- 交渉が苦手な人には向いていないこと
- 不人気車や地域によっては査定する業者が現れない可能性があること
すなわち、多くの人が「電話やメールの連絡が多くなりなるので”ウザイ”」と考えているのではないでしょうか?
しかし、筆者(たかまさ)は、本気で高く買取って欲しいと考えている人にとっては、連絡が多くなることはむしろメリットだと考えています。
理由は、業者は「はやく車を買取りたい!」と考えているから連絡をしてくるのです。無駄話をするために連絡して来るのではありません。買いたいと思っている業者からのみ連絡が来るのですから、これ以上、効率的で時間短縮につながる進め方はありません。
事実!筆者は、買取業者の登録が最大級のカーセンサーの一括査定を活用して、8社からの査定を受けましたが、申し込みから査定、売却先の確定までを実質2日間で済ますことができとても助かりました。
また、多くの業者に個人情報が渡ってしまうことが心配な人は、査定額の上位3社(最大)までしか、個人情報が通知されない一括査定システムを提供している「MOTA車買取」を活用するのが良いでしょう。
車一括査定をメールのみで進めようとするのは、やめた方が良い
優良な「車買取り業者」であるほど「なるべく高く買取ってお客様とwinwinの取引をしたい」と考えているのが本音です。
なぜなら、高く買取ることで多くの車を仕入れて、その車をなるべく早く売ることで、回転率を高めた方が、事業としての収益は向上するからです。
業者は車を買取ると、その車を展示や保管しておくためのスペースが必要になります。当然、このスペースは、買取った車が売却されるまで必要になります。
どの業者も無限に保管や展示のスペースがあるわけではないので、買取った車が売れなければ、不良在庫が増え次の車を仕入れるためのスペースが少なくなってしまいます。
すなわち、買取りから売却までの回転を速くすることが、収益向上の大原則になっているのです。
だからこそ、上手く回っている優良な業者であるほど、なるべく高く買取って仕入れを多くし、なるべく安く売って、回転速度を高める方法に徹しています。
よって、高く買取ってくれる可能性が高い優良業者ほど、「本気で売るつもりのないお客」や「買取額や査定額だけを知ろうとしているお客」などを相手にしている時間はないのです。
「査定をメールのみで進めようとする人」は、出張査定の調整などにも時間がかかってしまい、「そもそも売る気があるの?」と判断される恐れがあり、高く買取ってくれる優良な買取り業者が積極的に話を進める可能性が低くなります。
つまり、「車一括査定をメールのみで進めたい人」は、業者側も本気になる可能性が低いため、自ずと高く買取ってもらえる可能性も低くなるということです。
車一括査定で気持ち良く高く買取ってもらうためのコツやポイント
車一括査定であっても、やはり実際の査定については、人対人の交渉を抜きにして進めることはできません。
よって、効果的に活用するためには、ちょっとしたコツやポイントがあります。
重要ポイント!業者に疑われたら高価買取は無理
業者は買取りのプロです。客の話し方や態度を観察して、その本気度を測っています。
本気で売ろうとしていることが伝われば、業者も「他社が見積もる前に早く買取ってしまおう」と考えます。
高く買取ってもらうためには、一括査定を活用した、複数の業者からの査定は必須です。
しかしながら、これは客側の誠実な対応が大前提になっていることをお忘れなく!
売る気がないなら車一括査定は使うべきではない
まず、「本気で車を売ろうとしていない人」は「車の一括査定」を使うのをやめた方が良いです。
理由は、一括査定の仕組み上、あなたの車を「本気で買いたい」と考えている業者からしか連絡が来ないことになっているからです。
すなわち、「本気で、高く買取ってもらいたい」と考えているユーザーにとっては、最高のパフォーマンスが発揮できるシステムです
一方、「何となく車を売りたい」「冷やかし程度に、単に自分の車の査定額を知りたい」と考えているユーザーが活用するようなシステムではありません。
結局、実車を確認しなければ、買取り額は絶対に決まらない
なかには冷やかしで「自分の車の査定額を知りたい」と考えて、車の一括査定を活用するユーザーもいます。
こうした客は、業者からすれば「全くお金にならない低質客」です。
たかまさも、冷やかしで一括査定サイトを使用するのは、大反対です。
なぜなら、実車を現場でしっかりと確認しなければ、売却対象車両の正確な査定は不可能だからです。
自ら持ち込むのであれば話は別ですが、出張査定のアポまでしておいて、実は「査定額だけ知りたい」とするのは、業者スタッフの時間を奴隷のように使っていると言わざるを得ません。
「客だから何しても良い」とする考えは、業者のパフォーマンスを最大限に引き出すことができず、結局は客自身が損することになります。
一括査定を「危険」と考えている人の特徴
危険と考えている人は、何をもって危険と考えているのでしょうか?
人によって異なると思いますが、電話などが掛かってくることを「色々と面倒で危険」と考えている人も多いでしょう。
仮に、電話が掛かってくるのが嫌であるなら、自分の足で、時間を使って各業者を回れば良いでしょう。しかし、これでは時間がかかるだけでなく、相場より高値で買取りしてもらう業者を見つけるのは極めて困難です。
なぜなら、そもそも車を持ち込んだ先の業者は、あなたの車が欲しいと思っているとは限らないからです。
一方、車の一括査定を活用すれば「あなたの車が欲しい」とする業者でなければ、あなたに連絡して来ません。最初のこの選別は、効率的な交渉を進めるうえで、とても重要です。
車の一括査定を利用する際の注意事項
間違った使い方や失礼な使い方をするとトラブルの原因になります。
以下の人は、自分のためにも、業者のためにもなりません。誰のためにもならないので「車の一括査定」を利用すべきではありません。
- そもそも売る気が全くない人
- 車の買取り相場だけを知ろうとしている人
- 実車を見せずに査定をしてもらいたい人
- 何かを隠して売ろうとしている人
- 絶対に電話は不可と考えている人
上記のどれかに当てはまる場合は、これに関わる人の時間を無駄にする行為であり、かつ意思疎通のすれ違い等によりトラブルに発展する可能性が高いので「車一括査定」の仕組みを使うべきではありません。
悪徳業者(危険な業者)かどうかは連絡が来た時に確認ができる
色々とお伝えいたしましたが、それでも心配な人もいるでしょう。
こうした人は、業者から査定調整の連絡が来た段階で「JADRI」に加盟している業者かを確認すれば、優良な買取業者(危険ではない業者)であるかどうかが交渉前に判断可能です。
「JADRI(日本自動車流通研究所)」とは、簡単に申しますと優良な中古車販売事業者だけが加盟できる団体です。
JADRIに加盟する条件はとても厳しい審査項目があり、真っ当に事業を営んでいなければ加盟できません。
入会するためには以下の6項目の基準や審査があります。
- 紹介による入会
- 設立5年以上の法人
- 原則展示場保有、展示場無い所は協議事項
- 過去5年以内に、メーター戻し摘発、各媒体の出稿停止されてない
- 店頭、雑誌、WEBで修理歴表示など、自公協の指示通りの表示を遵守している
- 開示を定められた開示事項について開示すること(買取契約書など)
すなわち、少なくとも5年間は真っ当に事業を営んできた実績がなければ加入できません。
JADRIに加盟している業者かどうかを確認すれば、トラブルになる確率は、ほぼ「ゼロ」といっても過言ではないでしょう。
SNS上の「良い口コミ」「悪い口コミ」&筆者のコメント
SNS上の代表的な口コミに対し、取材や実際の利用を通じて車一括査定を知り尽くしている筆者がコメントします。
良い口コミ
2023年1月12日
ディーラーの買取価格で78万円と言われていた車。
一括査定を活用したところ115万円まで査定額がUPしたらしい。
査定業者との段取などで手間が掛かるけど…
新古車みたいな感じで店頭販売出来るような状態であれば一括査定の方が良いのかも?
— げん|経営の言語化をサポート (@alt_study_) January 12, 2023
筆者は、何回も車を買い替えています。その度に「ディーラーの下取り」と「業者の買取り」を比較検討していますが、「下取り」が「買取り」よりも高かったことは一度もありません。なるべく高く売りたいのであれば、一括査定を使って正解だと思います。
2017年4月21日
車一括査定を申し込み。
電話は掛かってくること覚悟してたからどうってこと無かった
1社目:19万 しつこかったけど断り下取りと変わらなかったため
↓
2社目:40万
3社目:25万
4社目:42万
結果的に下取りよりも30万近く高く売れたよ!ラッキー— liqocn (@liq_ocn) April 21, 2017
複数の業者の査定額を簡単に比較しながら交渉できるのが一括査定の魅力ですね。正しく、一括査定の良さが表れた売却だと感じます。
悪い口コミ
2023年5月25日
車一括査定は本当にやめた方がいい。
査定を申し込んだ直後に鬼のように携帯が鳴って、無視していると丸一日鳴りっぱなしになる。
調べたら一括登録に登録している業者さんは、査定申込者1件に対してフィーを払ってるので、無駄にならないように意地でも連絡し続ける。#車一括査定— Camp Mazzy (@Camp_Mazzy) May 25, 2023
電話が多くかかってくるのは人気車種の証です。とは言うものの、やっぱり受付直後に電話が多くなるのはイヤって人は「MOTA車買取」がオススメです。申込直後に業者からの集中電話が発生しないシステムを導入しています。
2023年5月18日
車 一括査定 やめた ほうが いい
がどうして変換候補に出てくるか身をもってわかったよ
むちゃくちゃ電話くる。
朝8時から。
仕事中仕方なく飛行機モードにした。— かねさん (@kanemur) May 18, 2023
その他の口コミ
2023年5月20日
車一括査定して色んな所から電話来るけどビックモーターだけ対応クソだわ笑
ここでは確実に売らねぇよ笑笑
そのやり方だと他社さんも金額出さないと思いますとか言うから別にこっちは売っても売らなくてもいいので金額言わないなら売らないだけなんでいいです🖐笑
したら急に対応変えて来るあたり草笑— ゆってぃ@NISMO (@otaym888) May 20, 2023
接客態度を含め、色々な部分を比較検討できるのが、車一括査定の良いところだと思います。筆者は何回も一括査定を利用して車を売却していますが、事業規模と買取価格は全く関係ないことが分かっています。むしろ中小の業者の方が高く買取ってくれる傾向があります。
車一括査定!よくある質問に経験者がズバット回答
Q1:なぜ「車の一括査定」は、高く買取ってもらえるのに、やめたほうがいいって言われるの
A:繰り返し上記で解説しているとおり、車を高く買取ってもらうためには、あなたの車を積極的に買い取りたいと考えている複数の業者から査定を受け、比較検討し、その後の交渉につなげるのが、最も合理的です。
これを、簡単かつ無料で実現できるのが「車の一括査定」です。真面目に、車を売りたいと考えているのであれば、これ以上、効率的な仕組みは無いと言っても過言ではありません。
恐らく「車の一括査定は、やめたほうがいい」と言っている人は、本気で車を高く売りたい(高く買取ってもらいたい)と考えておらず、かつ交渉の場に臨もうとも考えていない人だと考えます。
業者も本気で買取り交渉を進めて来るので、「愛車の現在の査定価格を知りたいだけ」など、中途半端な姿勢で使うと面倒なことになるでしょう。
このような中途半端な姿勢は、買取り業者に対してはとても失礼で身勝手な行為だと思います。
Q2:車一括査定はトラブルが多く危険!って本当なの?
A:査定業者のなかには全国展開している上場企業も複数あり、これに競合するかたちで、各市区町村ごとに地元密着型の優良な中小の業者が査定に参加して来ます。
こうした状況下、仮にトラブルを頻発させるような業者があったとしても生き残れるはずもなく、加盟店として登録できるはずもありません。
意思疎通のすれ違いや、互いの理解不足などで、偶発的なトラブルが発生する可能性はあります。しかしながら、こうしたトラブルは、車の査定に限られたのもではありません。
実際に、筆者たかまさも一括査定を活用していますが、トラブルなど1度もなく、毎回快適な取引です。
Q3:査定申込直後から電話が多くて対応が面倒って本当なの?
A:たかまさは、複数回の車買い替えで、車一括査定(主にカーセンサーさん)を利用していますが、申込直後から電話が多くなって、困ってしまう状況になったことは、1度もありません。
電話がかかってくることもありましたが、申請する段階で、どこの業者から電話がかかってくるのかが、web上で確認できるので、違和感などなく、怖くもなく、全く問題ありませんでした。
推測ですが、人気がある車種で市場価値が高く、多くの業者が「ぜひ、買い取りたい」と思うような車種の場合は、電話が多くなる状況も想定されます。
しかし、こうした状況は、むしろ「高く売れる可能性が極めて高い車種」ともいえますので、チャンスと捉えるべきでしょう。
Q4:地方だと対応してくれる業者が少ないの?
A:全国展開している上場企業級の買取業者は、地方であっても対応可能と思われます。
一方、そもそも買取業者や中古車販売店が少ない地方や地域などでは、必然的に地元の加盟業者も少なくります。
こうした理由によって、主要な都市部よりも地方の方が対応可能な業者が少なくなる可能性はあります。
しかしながら、車種によっては、越境してでも欲しがる業者があるのも確かです。
高く買取ってもらいたいのであれば、先ずは、査定申請するのが得策と考えます。
Q5:複数の一括査定サイトを使った方が高く売れるの?
A:複数の一括査定サイトのサービスを同時に使用するのは、絶対にやめた方が良いです。1つのサービスに絞って、交渉を進めた方が高く売れる可能性が高いです。
ほとんどの業者が、複数の一括査定サービスに重複して加盟しています。
複数のサービスを同時に使用した場合は、あなたの車の情報が同じ業者に多数届くことになります。
これは、あなた(車を売る側)にとってマイナスの要素になってしまいます。
その理由は、以下のコンテンツで解説しましたので、ご参照ください。
● 画像記録!車一括査定を実際に使ってみた
Q6:「車の一括査定」は、なぜ高く買取ってもらえるの?
A:あなたの車を高く買取ってもらうためには、あなたの車を「買いたい」と考えている複数の業者に競って査定してもらうのが最も合理的な方法です。
この方法をサービスとして無料提供しているのが「車の一括査定」です。だから、高く買取ってもらえるのです。
「国民生活センター」に寄せられた中古自動車に関するトラブルや苦情の実態
ここで筆者の実体験とは別に、客観性を保つため、独立機関「国民生活センター」に寄せられている相談の実態を調査・確認し考察してみましょう。
中古車に関する相談件数の推移
下の画像は、「中古自動車(各種相談の件数や傾向)国民生活センター」ページのキャプチャです。
概ね、年間7000件程度で推移しているのが分かります。
ネット通販全般のクレームのように、増加傾向にある状況ではないようです。
最近の具体的なトラブル・苦情の内容
以下は、「国民生活センター」の同ページから「最近の事例」を引用したものです。
ネットオークションで事業者から車を落札した。自宅に運転して帰るまでに2回故障した。返品したいが、事業者が受け付けず不満だ。 ネットで購入した中古車が納車から1カ月でエンストを起こした。販売業者に修理代を求めたい。
大手中古車買取店で国産車を約500万円で買い取ってもらったが、代金が振り込まれた後に、修復歴を理由に100万円の返金を求められた。車を売却するために中古車査定サイトに自分の車を登録したところ、複数社から連絡があり、うち1社と査定後に契約した。契約後に「修復歴があるので査定金額を払えない」と言われ不満だ。 中古車販売サイトで「修復歴なし」と書かれた中古車を購入した。車を引き取った後、屋根に不自然な傷があることに気づき、ディーラーに見せたところ、事故車ではないかと言われた。
傾向から分かるのは、ネットオークションやネットを通じた車両購入のトラブルが多いのが分かります。
査定に関する苦情も確認できますが、内容的には、査定をもとに購入した後のトラブルではなく、交渉中の意思疎通不足が原因と推測できます。
よって、中古車に関する苦情は、ネットを通じた購入の際に発生するケースが多いようで、実車を確認してのリアル取引が不可欠となる一括査定については、一括査定の仕組みやシステムに関するトラブルではなく、商談中における各業者との意思疎通不足が原因となる事案と推測できます。
逆に、本件から推測できることは、対面での取引を介さないネットに頼ったオークションのような売買は、個人的には控えた方が良いように感じます。
車一括査定を活用する前に読んだほうがいいオススメの書籍
以下に紹介する2冊の書籍は、車一括査定を活用する前に読んでおくのがオススメです。
書かれている内容を理解することで、車一括査定の利便性と効果を最大限にすることが期待できます。
【車を高く売るための教科書】 ●オススメの理由 以下の項目について分かりやすい解説があります。 ・下取りと買取りの違い ・売却する前の注意点 ・最適な売るタイミング ・高く買取ってもらうための交渉術 |
【知らずに買うと損をする。中古車選びの裏の裏!】 ●オススメの理由 以下の項目について分かりやすい解説があります。 ・買う側の視点が理解できる ・高く売るための留意点が逆算できる ・業界の裏話が分かる |
『車一括査定はやめたほうがいい』は全く実態を反映していない
以上、お伝えした通り、「車一括査定」については、売り手側には、ほとんど損をするリスクがありません。
実際に車一括査定を複数回、活用している筆者自身の体験や経験に照らす限りでは、
『車一括査定はやめたほうがいい』
とする考えや噂は、実態を全く反映していないと言わざるを得ません。
特に、短期間で効率的に、最も高く買取ってもらえる業者を探す手段としては、極めて合理的な方法です。
なぜなら、「あなたの車を、是非、買いたい」と考えていて、かつ登録されている業者からのみ連絡が来る仕組みだからです。
しかも、全て無料なのですから、活用しない理由が見当たりません。
仮に複数の事業者から査定をしてもらっても、買う気のない業者による査定では、ほとんど意味がなく高額査定も見込めないのは説明するまでもありません。
本気で、愛車を高く売りたいと考えている人は、是非、ご活用ください。