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車一括査定を使って愛車を売却してみました!
受付→出張査定の現場→交渉→買取りまでのリアルな全記録!
- 実際に、買取業者8社に査定してもたった様子と査定結果
- 8社の査定スタッフ全員が確認していた超重要ポイント
- 高く売りたいなら「車一括査定サイト」は、ここを使うべき!
- 売却後に店頭で、どのように販売されたのか
などの情報や記録が満載です。
当ページを読めば、車一括査定の利用方法や利用価値が全てわかります!
買取後、どのように店頭で販売されたのかまでレポートしているのは、当コンテンツだけだと思います。
このページの目次
今回!車一括査定を使って売却した「たかまさ」の愛車
車種 | ホンダ アコードハイブリッドEX |
年式 | 2014年 |
走行距離 | 1万5000km |
修復歴 | なし |
所有者 | たかまさ |
車の画像 | |
その他 | レザーパック CMBS 車検なし バッテーリー切れ など |
買取業者8社の出張査定の様子と査定結果を公開
今回、全部で8業者に査定をしてもらいました。
以下、査定額が高かった順に、査定時の写真と併せて、査定額を公開します。
第1位 アデランテ:130.3万円
査定業者 | アデランテ |
査定依頼方法 | カーセンサー買取査定 |
査定額 | 1,303,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第2位 ガレージエース:124.8万円
査定業者 | ガレージエース |
査定依頼方法 | カーセンサー買取査定 |
査定額 | 1,248,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第3位 MKC:123.0万円
査定業者 | MKC |
査定依頼方法 | カーセンサー買取査定 |
査定額 | 1,230,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第4位 ネクステージ:122.0万円
査定業者 | ネクステージ |
査定依頼方法 | 個別依頼 |
査定額 | 1,220,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第5位 アップル:120.0万円
査定業者 | アップル |
査定依頼方法 | 個別依頼 |
査定額 | 1,200,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第6位 カーセブン:112.5万円
査定業者 | カーセブン |
査定依頼方法 | 個別依頼 |
査定額 | 1,125,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第7位 カーショップ ツインカム:110.0万円
査定業者 | カーショップ ツインカム |
査定依頼方法 | カーセンサー買取査定 |
査定額 | 1,100,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
第8位 ビッグモーター:104.9万円
査定業者 | ビッグモーター |
査定依頼方法 | カーセンサー買取査定 |
査定額 | 1,049,000円 |
査定スタッフ (名刺) | |
査定の様子 |
8社の査定スタッフ全員が確認していた超重要ポイント
出張査定に来てくれた8社の査定スタッフ全員が慎重に確認していたポイント(箇所)があったので、その理由と共に紹介します。
そのポイント(箇所)とは、各所のボディーパネルと接合ボルトです。以下の写真が代表的な部分(ドアのヒンジ周辺)です。
- ボルトの頭の塗装がキズついている
- ボルト周辺にボルトを回した形跡がある
- ボルト周辺の塗装に違和感がある
などの痕跡を入念にチェックしていました。こうしたボルト箇所は、ボディー周りに結構あります。
理由は、ボルト周辺に違和感があれば、ボディーパネルを交換した可能性が高いことが読み取れるからです。
例えば、ユーザーが査定申込の際に「事故歴なし」で申請していたとします。
しかし、パネル交換を実施した形跡があった場合は「このユーザーは何かを隠しているかも?」と査定スタッフは勘繰ります。
こうした心証は、高く買取ってもらうためにはマイナスポイントになってしまいます。
プロが確認すれば、直ぐにバレてしまうものなので、結局は、正直に車の状態を伝えることが、高額査定につながります。
「誠実な人物(お客様)」と現場の査定スタッフに判断してもらうことは、車の状態以上に大事なことだと全社のスタッフが異口同音に話していました。
高く売りたいなら「車一括査定サイト」は、ここを使うべき!
この2つがオススメです。
以下、解説します。
時間をかけて、とことん高額査定を追求したい人は「カーセンサー」
上記の必須ロジックを最も効果的に発揮できる一括査定サイトは「カーセンサー」です。
カーセンサーの一択で問題ありません。理由は以下です。
- 大手業者はもちろんのこと、地元の中小業者を含めた約1500社が参加している
- この約1500社の参加は、数ある一括査定サイトの中で最大である
- よって、大手業者に加えて、地元の優良な中小の買取り業者とも交渉できる確率は、カーセンサーが最も高い。
- 買取り実績、販売実績、取り扱い車種を含め、最大級である
- 仮に、想定していた大手からの打診がなかった場合は、個別に電話依頼すればよい
以上により、高額査定を引き出したいのであれば、「カーセンサー」一択がベストです。
事実として、今回の検証で大手買取り業者4社、地元の買取り業者4社、合計8社からの査定を受けました。
その結果、カーセンサーを通じて連絡があった地元の買取り業者の査定額が、1位から3位までを独占しました。
当検証においては、カーセンサーを通じた車一括査定の優秀さが実証された形です。
電話数を少なくしたい人・翌日に査定結果を知りたい人は「MOTA車買取」
「MOTA車買取」の査定は、どこよりもスピーディーで翌日の18時に買取り業者の査定結果が提示されます。
提示された査定額に納得できない場合は、その時点でキャンセル(無料)が可能です。
以下、簡単に「MOTA車買取」の特徴を3つ紹介します。
- 車一括査定のデメリットとされる受付直後の集中電話がない
- 最大で20社が査定に参加!翌日18時に査定結果が分かる
- 受付は簡単かつスマート!最短45秒でOK
取り急ぎ、詳細を確認したい人は、「MOTA車買取」の公式ページをご確認ください。
実際に売却して分かった!車一括査定で最も効率的に高額査定を引き出す方法
知らなかった!複数の一括査定サイトの同時利用は不利になる
まず、現時点においては、車の一括査定サイトについては、メジャーなサイトだけでも「カーセンサー/ズバット/ナビクル/カービュー/楽天買取り、その他」など複数存在します。
一般的に、こうしたサイトを複数組み合わせて利用するのが効果的と思われがちですが、実はそれは逆効果です。
各業者はこうしたメジャーサイトには、重複して登録しているのが一般的なため、複数のサイトを活用してユーザーが申し込んだ場合は、それぞれのサイトを通じて同じ車の情報が、当該業者に伝達されることになります。
つまり、「買取り業者A」が5つのメジャーな一括査定サイトに登録していたとします。
仮に、たかまさが売却を予定する愛車「アコードハイブリッド」を、5つの一括査定サイトを使って依頼した場合は、同じ車両であるにも関わらず、「買取り業者A」には5つの一括査定サイトからの情報が同時に届くことになります。
あなたが「買取り業者A」の立場だったら、この状況をどう思いますか?
- 「手当たりしだいに査定を依頼していて、交渉がめんどくさそうだなあ。」
- 「あの業者は●円、この業者は●円、と数円単位で査定額アップを要求されそう。」
- 「契約するまでに、時間がかかりそうだなあ。」
- 「本当に、売る気があるのかなあ?今は忙しいからやめておこう。」
こんな感じの印象を持つことになります。
すなわち、複数の一括査定サイトを通じた申し込みは、業者側に一般的に良い印象を与える効果は、ほとんどありません。
逆に悪い印象を与える恐れがあり、買取りを打診してくる業者を少なくしてしまう可能性すらあるのです。
実際に、出張査定のスタッフ数名から得た活きた情報です。
では、どの一括査定サイトを活用するのが効果的なのでしょうか?
その答えは、結論で述べますね。
超重要!地元の優良業者と大手業者の競争
「全国規模で展開するメジャーな買取り業者」と「地元の中小の買取り業者」では、どちらが高額査定になりやすいとお考えでしょうか?
もし、「全国規模で展開するメジャーな買取り業者」と考えているのなら、それは間違いです。
どちらの査定が高くなるのかは、売却する車種や、買取のタイミングや時期、交渉手腕によって異なってくるからです。
事実、今回のリアル検証(8社の出張査定)では、大手メジャー業者の査定額が最も低く、上位3位までが地元の中小の買取り業者になりました。
すなわち、高額査定を引き出すうえで重要なのは、「大手買取り業者」と「地元の中小業者」の双方から、バランスよく査定をしてもらうのが必須になります。
では、どうすればバランスよく査定してもらえるのでしょうか?
その答えは、結論で述べますね。
知らないと損!査定の方法が各業者の査定額に大きく影響
出張査定が有利でオススメ
買取り額を見積もってもらうためには、車を実際に見てもらっての査定が必要です。
この時に、持ち込みと出張の選択が可能ですが、高額査定を狙うのであれば「出張査定」がオススメです。
理由は、以下です。
- 店舗での持ち込み査定は、ユーザーにとっては状況としてアウェイでの交渉になり、どうしても業者のペースに巻き込まれやすく、意図せず契約してしまうリスクが高くなる。
- 複数業者の査定が前提なので、日常の保管場所(職場の駐車場など)まで業者に来てもらえる出張査定の方が、移動時間やガソリン代等を含め断然お得。
- 車検切れや、バッテーリー切れ、などであっても出張査定なら全く問題ない。
- ほとんどの業者は、出張査定費は無料である。(要確認)
すなわち、複数業者による査定が前提であれば、出張査定が断然有利で、持ち込み査定のメリットは、ほとんどありません。
同じ時間に同時に集まってもらっての競争査定はやめた方が得策
複数の買取り業者に出張査定をしてもらう場合、ユーザーによっては「同じ時間に集まってもらって、同時に査定して競争してもらった方が高くなる」と考える人も少なくないようですが、この方法は得策ではありません。
理由は
- 優良業者ほど同時の競争査定は嫌がります。これは、現場での業者間競争が必要以上に激しくなる恐れがあり、予想外の高額で査定してしまうリスクが高いからです。
- 特に、地元の中小買取り業者の関係は、全てにおいて良好な関係が存在するとは限らないため、「●●業者が来るなら辞退します」とされる恐れがあります。
- 複数業者が同時に査定すると、それだけ査定する目が増えることになり、悪評価箇所が想定外にピックアップされ、同時に共有されてしまい、評価ダウンにつながるリスクがある。
同時競争査定をする場合は、エチケットとして事前にその旨を伝える必要があります。
同時競争査定そのものを嫌がる業者もあるため、上項を含め同時競争査定には、際立ったメリットはありません。
ただし、しっかりと準備して「ワン速方式」を計画的に実施するのであれば、現場での競争査定(入札方式)は、効果的な方法といえます。
ワン速方式については以下の記事を参考にしてください。
査定額はその場で聞かずに後日に一斉連絡してもらう
複数業者に出張査定をしてもらっても、その場で査定額を聞き出すのは、やめた方が得策です。
理由は、どの業者も、最初に確定した査定額を告げるのは、その後の業者の査定の基準にされてしまうため避けたがるからです。
これは業者の立場からすれば当然ですね。
例えば、最初に来た業者が「100万円」と査定したとします。
次の業者には「先程の業者は100万円でしたよ」と伝えれば、欲しい場合は「101万円」と査定したくなるのが人です。
要するに、これを繰り返されては、最初に査定額を提示した業者は、契約できる見込みがほとんどありません。
こうした状況で、無理に査定額の提示をお願いしても、いい返事が返ってくる訳がありません。
業者側も、全ての業者がフェアに査定させてもらえることを願っているのですから…。
よって、査定額の提示については、最終業者の査定が終わる翌日などに、一斉に連絡を入れてもらうのが得策です。
そして、交渉は買う意欲が高いと思われる上位数社の業者に絞り込んで進めるのが効果的です。
こうすることで、その後の交渉や契約に関しても信頼感が生まれて、お互いに気持ちの良い商談ができるでしょう。
このように、各業者を尊重し進めることで、結果として業者から高く評価されることにつながります。
こうした関係を構築することは、本当に大切です。
実際の車一括査定の申込手順
以下、カーセンサーの車一括査定の受付手順です。
必要最小限の情報しか入力しませんので、実に簡単です。
入力が必要なページは、実質2ページです。
- カーセンサー買取トップページ
- 詳細入力ページ
- 入力情報確認ページ
- 査定依頼完了ページ
郵便番号を入力すると、地域の応じた買取り業者が表示されます。
今回は、以下の6社が表示されているのが分かります。
● 株式会社MKC
● アデランテ
● カーショップツインカム
● 昭和メタル
● garage ACE
● ビッグモーター
なぜか、「昭和メタル」社からは、最後まで連絡がありませんでした。
他の5社については、申込日の17時までに連絡がきました。
大手は「ビッグモーター」さんのみでした。
よって、「アップル」「カーセブン」「ネクステージ」さんには、個別に電話で依頼しました。
入力した情報の確認ページです。
ここでも、ピックアップされた6社が表示されているのが分かります。
最後は、査定依頼完了ページが表示されます。
これで、一括査定のための手続きは完了です。
とても簡単です。
車の一括査定を実際にやってみて分かったこと
以上、実際に車を売却して検証した「車一括査定」のご紹介でした。
結局、大手買取り業者4社、地元の買取り業者4社、合計8社からの査定を受けました。
結果は、買取り額の上位3社は、カーセンサーを通じて連絡があった地元の買取り業者が独占しました。
今回に限っては、カーセンサーを通じた一括査定の優秀さが実証された形です。
実際にやってみて知り得た最大の収穫は「査定額の高低に、事業規模の大小は、全く関係がない」ということです。
もちろん、売却先は最も高い査定額を提示してくれた「アデランテ」さんに、130.3万円で買取ってもらいました。
数日後に引き取り日を調整し、査定現場となった駐車場にて契約書(下の画像の左側)を交わし、仮のナンバーが設置され、スタッフによる陸送になりました。
その4日後には、指定した銀行口座に、130.3万円(下の画像の右側)が振り込まれ、車一括査定サイトを活用した一連の流れが完結です。
総括すると、自己満足かも知れませんが、とても気持ちの良い取引ができました。
買取られた車がショップで販売されたのを確認
たまたま閲覧していたアデランテのショップサイトで、たかまさが売却した「アコードハイブリッド」が販売されているのが確認できました。
嬉しいことに、翌日には売り手がついたようで「SOLD OUT」になっていました。
販売ページのスクリーンショットを掲載します。
「130.3万円」で買取られた車が、車両本体価格「134.8万円」で販売されていました。
とても良心的な業者だと感じました。
アデランテさんに買取ってもらって、アコードハイブリッドも、きっと喜んでいることでしょう。
まとめ:車一括査定を活用して本当に良かった!
今回は、「カーセンサー」さんの一括査定を活用しました。筆者としてはメリットしか感じませんでした。
一括査定は、受付後に電話が多くなることをデメリットとされがちですが、筆者にとっては買いたい業者のみから電話が掛かってくることは、メリットでしかありませんでした。
売りたい車があるに、買いたい業者からの電話がデメリットとする人がいるのか?最後まで理解できませんでした。
最初から最後まで、とても気持ちの良い、取引ができました。
そして最後に、売却後に、しつこく電話連絡をしてくるような業者は1社もなかったことを付け加えておきます。
仮に一括査定を使わなくても、車を売却する際は必ず査定が必要になり、その際は買取業者を相手に進めることになります。
そして、なるべく高く売りたい人は、別の業者にも査定をお願いする流れになるでしょう。
つまり、結局のところ、やっていることは一括査定と同じです。どちらの方が、楽で簡単なのかは、一括査定といえるのは間違いなさそうです。