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MOTA車買取は交渉可能な業者数に制限?そのデメリットの回避策は

MOTAデメリット回避
       
筆者たかまさ
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「MOTA車買取」は、車一括査定の受付後に発生する買取業者からの電話集中を回避し、交渉可能な買取業者を制限することで、他の車一括査定サービスとの差別化を図っています。

では、これによるデメリットはあるのでしょうか?

このページでは、「交渉可能な買取業者が制限されてしまうデメリット」にフォーカスして回避策を解説します。

「MOTA車買取」の全般的なメリット・デメリットについて知りたい人は、以下の記事で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。

MOTA車買取は交渉可能な業者が制限される

MOTA車買取は交渉可能な業者が制限
「MOTA車買取」では、一括査定の受付直後から最大で20社の査定が開始され、翌日の18時には、各業者の査定結果が管理ページで確認することができます。

そして、原則として査定結果の上位3位までの買取業者と最終的な交渉が始まります。

すなわち、基本的な流れとしては、上位の3社までとしか査定額の最終交渉ができないシステムになっています。

こうした流れ(システム)があって、結果として、受付直後の電話集中が回避され、全般を通じて買取業者からの電話などを可能な限り少なくしています。

MOTA車買取の仕組は一部の人はデメリットになる

「MOTA車買取」は、原則として査定額の高い3社としか交渉できない仕組みになっています。

よって、なるべく多くの買取業者と交渉して、1円でも高く買取ってもらうことを切望している人にとっては、こうした制限はデメリットといえるでしょう。

これは、極端なケースで考えると理解しやすいと思います。

例えば、MOTA車買取を活用し、あなたの車に20社の査定が入ったとします。しかし、原則に従えば上位の3社としか交渉できないことになります。

普通に考えれば、4位、5位の業者とも交渉してみたいと感じる人も少なくないはずです。

つまり、「MOTA車買取」は最大で20社が査定に参加できますが、仮に20社が参加したとしても、上位の3社としか交渉できない仕組みになっています。

可能な限り多くの業者と交渉してみたい人にとっては、この仕組みはデメリットになると言わざるを得ません。

MOTA車買取にはデメリットの回避策がある

ご安心ください!
「MOTA車買取」には、こうしたデメリットの回避策が用意されています。

つまり、あなた(車の売手)が望めば、3位以下の4位、5位、6位・・の買取業者とも交渉が可能です。

方法は簡単です、管理画面やメール等で査定額が確認できるので、気になる査定額の業者には自ら連絡すれば良いだけです。

これについては、ルール違反でも利用規約違反でもありません。
MOTA車買取にて、公式に認められている手段なので心配する必要は全くありません。

気になる業者とは交渉するのが得策

「MOTA車買取」では、気になる業者があれば積極的に交渉するべきです。

例えば、以下のような査定結果になった場合です。

  1. A社:330万円
  2. B社:328万円
  3. C社:323万円
  4. D社:320万円
  5. E社:319万円
  6. F社:295万円
  7. G社:280万円

こうしたケースでは、査定額が拮抗している5位のE社まで交渉の対象にするのが得策です。

一方、以下のようなケースなら標準的な仕様の3位のC社までの交渉で問題なさそうです。

  1. A社:330万円
  2. B社:328万円
  3. C社:323万円
  4. D社:290万円
  5. E社:285万円
  6. F社:280万円
  7. G社:275万円

つまり、管理画面で各社の査定額が比較検討できるのですから、その金額の状況に応じて検討するのが簡単かつ合理的です。

複数の買取業者との交渉を上手に進めるポイントと心得

初めての交渉で価格を明かさない方が良い

買取の標準価格を前もって知っているからと言って、交渉の初めにすぐに希望額を明らかにするのは、時として得策ではありません。

最初から自分の望む価格を出すと、それより低い価格での取引を避ける意志が伝わるので、良いと考える方もいるかもしれません。

しかし、その希望価格よりも高い査定が可能な場合でも、すでに希望価格を告げてしまっていると、業者はその上の価格を提案することが少なくなります。

車買取業者としては、利益を最大化するために、できるだけ低い価格で取引をしたいと考えるものです。

もし相手が既に希望額に満足していると判断されると、それ以上の査定額が期待できる場面でも、提案されることは少なくなるため、損をしてしまうリスクが高まります。

車の魅力を整理して強調しよう

事前に車の良さや特徴をリストアップし、それを査定士に伝えるのは、とてもに有効です。

車を大切にメンテナンスしてきた経緯や、丁寧な取り扱いは、査定士にも好評価の要因となるでしょう。

たとえば、定期的な整備や洗車で車を安全かつ綺麗に保ってきた、気に入った車種で長らく利用しているなど、見た目だけでなく運用面でも伝える価値のあるポイントは数多く存在します。

車の魅力をアピールすることで、査定士はその車が手間ひまかけて大切にされてきたことを認識するでしょう。これが、より良い査定価格への道となる可能性があります。

複数の業者への査定依頼を隠さない

多くの人々が車の査定を受ける際、一つの業者だけではなく、複数の業者に依頼するのが普通です。買取業者も、自分たちだけでなく、他の企業にも相見積もりを求めていることを予想しています。

査定を1社だけに頼んでいると伝えることで好感を持たれると考えるかもしれませんが、それによって高査定を得るとは限りません。

逆に、他の業者からも査定を受けていると伝えることで、業者間の競争を促すことができるため、査定額が高くなることも考えられます。

業者同士の競合を利用する戦略は、有効な買取交渉の方法の一つです。

プレッシャーに屈しないで慎重に決断を

契約前の大切なポイントは、焦ってその場での決定を避けることです。

査定スタッフは熟練の交渉人で、即座に決断をするよう促す話術を持っています。

例えば、「今すぐ決めれば特別価格で買取ります」といったアプローチをしてきます。「このチャンスを逃すと価格は下がる」との言葉に、気持ちが急ぎたくなることもあるでしょう。

しかし、誠意のある優良な買取業者は、提示した査定額を数日間は維持してくれるのが一般的です。

現場での急ぎの決断を求めるのは、他の業者に取られたくないという査定スタッフの戦術のひとつであることを理解しましょう。

そのため、当初の計画の通りに各業者からの査定をしっかりと完了させることが大切です。

買取を望む強い意志を伝える

買取(売却)を希望する真剣な気持ちを査定スタッフに示すことは、効果的な交渉のポイントの一つです。

ただ単に、冷やかし程度に査定額を知りたいというだけの売り手に対しては、標準的な価格が提示されることも考えられます。

しかし、真剣に車を売りたいという姿勢を見せることで、査定スタッフもその意志を重視し、より良い価格を出す可能性が高まります。

例えば、車の引き取り日や新しい車の購入予定日や車種などを具体的に話すことで、査定スタッフとのコミュニケーションがスムーズになり良好な関係が構築できるでしょう。

売却のタイミングを明確に伝える

交渉の際、希望する売却の具体的なタイミングを明示することが重要です。

この情報を共有すれば、買取業者も詳しい査定価格を出しやすくなり、価格の見直しや上乗せの交渉もスムーズに進められます。

更に、もし売却を少し早めることができる場合の買取価格も確認してみると良いでしょう。

このように、複数のシナリオでの買取価格を業者から出させることがポイントです。

多くの買取業者は早期の取引を好む傾向があるため、早めの売却を前提とすることで、より有利な条件を引き出せる可能性が高まります。

交渉の技術は経験を積むことで磨かれる

交渉のスキルは一夜にして身につくものではありません。
最初は緊張感が先行し、車の魅力をうまく表現できなかったり、査定スタッフとのコミュニケーションがスムーズにいかないことも考えられます。

最初は、どれくらいの査定額が出るのか、どんなことが質問されるのかなど、交渉を進めてみないと分からないことも多いため不安になるのは仕方ありません。

しかし、査定スタッフとの交渉のスキルは、経験を重ねることで間違いなく向上します。
もし初めての交渉がうまく進まなかったとしても、それを次回の教訓として活かしましょう。

査定スタッフは大まかに言って、

  1. 話好きで距離を縮めようとする融和タイプ
  2. 無駄なく淡々と仕事をこなすタイプ

の2つに分けられます。

話好きな査定スタッフには、車に関するエピソードや体験談で気を許すと、関係が深まる可能性があります。

一方、淡々と仕事をこなす査定スタッフには、回りくどい話などはせずに、車を売却する強い意向を前面に出すことで、実のある交渉ができるでしょう。

買取業者との交渉で絶対にやってはダメなこと

相手を尊重せずに高圧な態度をとる

査定スタッフとの交渉の中で、高飛車な態度をとる人がいます。そのような交渉は良い結果を生むものではありません。

査定スタッフも一人の人間として感情を持ち合わせています。
客だからと言って、高圧的な態度での交渉は、査定スタッフからの好意的なサービスを期待することが難しくなります。

必ずしも親しげに接する必要はありませんが、分別のある大人としての基本的な礼節をもって接することが大切です。

その上で、大切に乗ってきた車を手放すという真摯な想いを査定スタッフに伝えることが信頼関係を構築するうえで何よりも大切です。

不具合や過去の修理を隠さない

査定において、不正確な情報や不真実を伝えるのは厳禁です。
査定スタッフは自動車の専門家であり、不正確な情報はすぐに見抜かれることが多いのです。また、一度査定が終わった後でも、情報が不正確であった場合には評価額の変動が考えられます。

たとえば、車の過去の修理や事故歴は、多くの人が伝えたくない情報であるかもしれません。特に、車体の大きな修理が対象となる修復歴は、査定の大きなポイントとなります。

査定スタッフはこの修復歴を非常に重視し、その確認方法も詳しく知っています。したがって、修復歴があるにも関わらずそれを隠そうとしても、見逃されることはほぼありません。

同様に、故障やその他の問題についても、率直に伝えることが得策です。
これにより、査定スタッフとの信頼関係が築かれ、より良質な評価が受けられる可能性が高まります。

他業者の査定額を偽って交渉する

他の業者の査定額を偽って交渉を進めるのは絶対にやめましょう。

業者同士で情報交換している可能性もあり、万が一、異なった査定額を伝えて、それを材料にして交渉を有利に進めようとするのがバレでしまった場合は、信頼関係は地に落ちます。

また、ある程度、相場は決まっているので、偽って無理難題な希望額を伝えることは、むしろ交渉を進める上でマイナスになるので慎みましょう。

まとめ

「MOTA車買取」においては、「交渉可能な業者を制限(査定額の上位3社まで)して電話をなるべく減らす」ことで差別化を図っているので、「電話が多くなるのは絶対イヤ」と考えている人にとっては、この差別化は大きなメリットがあります。

一方、なるべく多くの業者と交渉して1円でも高く査定し買取ってもらいたいと考えている人にとっては、上記の差別化に伴い、交渉できる業者が制限されるのはデメリットと言えるでしょう。

しかし、「MOTA車買取」は、このデメリットの回避策が用意されていて、売手が望めば交渉業者の数に制限はありません。

よって、結論としては一見すると一部の人とってはデメリットと言えますが、その回避策は用意されていて、デメリットにはならないと言えるでしょう。

【サイト監修者】
Tomoki
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