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暑い夏が過ぎ去り秋を間近に控えていますが、秋といえば行楽や旅行など、クルマを使用して遠出する計画を練られている人も多いのではないでしょうか。
株式会社ホンダアクセスが2023年6月に、自家用車を運転することがある20歳~59歳のドライバーの中で、家族で長距離ドライブ(片道100km以上)を行ったことのある1,000人を対象にして、「家族での長距離ドライブに関する調査2023」を行いました。
調査内容も幅広く興味深い内容でしたので、今回はその内容について紹介いたします。
このページの目次
長距離ドライブに最もよく使うクルマは
最初に「保有するクルマのタイプ」についての質問では、「軽自動車」が41.5%と最も多く、「ミニバン」が38.1%、「コンパクトカー」の19.9%と続きました。
次いで、「家族との長距離ドライブに行く際に最もよく使うボディタイプ」の質問では、「ミニバン」が36.2%で最も多く、「軽自動車」が19.4%、「コンパクトカー」が14.8%で続いています。
家族での長距離ドライブには他にクルマを所有していても、大人数で乗車できるミニバンを選ぶ人が多いようです。
安全運転支援システムの搭載率や使用状況
車線維持支援システムの搭載率が高い
「長距離ドライブで使用するクルマに搭載されている安全運転支援システム」についての質問では、「車線維持支援システム」28.5%と最も多く、次いで「クルーズコントロール(ACCを除く)」の26.0%、「追従型クルーズコントロール(以下:ACC)」は15.0%と続いています。
「車線維持支援システム」は、2022年調査の23.3%を5%以上も上回り、搭載率が上昇しているようです。
使用状況は装置によって違いがある
「搭載されている安全運転支援システムをどのように使っているのか」の質問では、「クルーズコントロール」と「ACC」では、「道路状況・疲労状況次第で使う」と回答した人がそれぞれ36.6%と42.6%で最も多く、「車線維持支援システム」では「道路状況・疲労状況に関係なく使う」が45.3%と最も多い回答となりました。
ドライブ前の点検、高速道路の走行について
出発前にタイヤの点検をする人が多い
「長距離ドライブの前に行っている点検・メンテナンス」についての質問では、タイヤの空気圧の点検が45.7%と最も多く、次いで車内の清掃・片付けで32.7%、タイヤの溝やキズの点検が27.4%と続いています。
一方で「特になし」と回答した人は33.4%で、3人に1人が長距離ドライブ前に点検やメンテナンスを何も行わないようです。
高速道路の渋滞20km以上では一般道に降りる人が多い
「高速道路の電光掲示板に渋滞情報が出ていたら、どのようにすることが最も多いか」の質問では、渋滞の長さが5kmと10kmの時では、「ルート変更をせず、そのまま走行を続ける」が最も多い回答になりました。
続いて、20km・30km・40kmの渋滞距離が表示された時は、「一般道に降りて走行を続ける」を選択する人が最も多い回答となっています。
また、「渋滞の手前のSAやPAで休憩や仮眠を取る」と回答した人も、各渋滞距離で14.8%~25.9%と、少なくないようです。
渋滞時には真ん中の車線を走行する人が多い
「片側3車線の高速道路が渋滞した場合、どのように走行することが最も多いか」の質問では、「ずっと真ん中の車線を走行する」が31.5%で最も多く、「「ずっと一番左側の車線を走行する」は23.3%、「車線変更を繰り返しながら走行する」が22.9%と続いています。
渋滞中の車内はおしゃべりや会話が最も多い
「自身や家族は、渋滞中、車内でどのようにして過ごしているか」の質問では、「おしゃべり・会話」の回答が54.5%と最も多かったのですが、中には「しりとりをする」や「クイズ・なぞなぞをする」と回答をする人も少なくありませんでした。
渋滞中の家族とのコミュニケーションは、ストレス解消にもなるので、多くの人がそれぞれの考えで取られているようです。
まとめ
今回は株式会社ホンダアクセスが行った、「家族での長距離ドライブに関する調査2023」の調査結果について、紹介いたしました。
高速道路の渋滞時に一般道路に降りるかどうかは迷うところですが、渋滞距離だけでなく、渋滞を抜ける所要時間も考慮されるとよいでしょう。
秋の行楽や旅行シーズンを控えて、参考にしていただければと思います。
【参考】
● 株式会社ホンダアクセス「家族での長距離ドライブに関する調査2023」