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このような状況になっている場合に、まずはどのような対応をすれば良いのでしょうか?
修理をするべきなのか、それともそのまま放置して乗り続けても良いのか悩むところでしょう。
車が故障した際にまずやるべきことと、今後の対処法についてお伝えしていきます。
このページの目次
車が走行中に故障したらどうすれば良い?最初にするべきこと
なかなかあることではありませんが、走行中にいきなり車が止まってしまった場合の対処法についてまずお伝えします。
路上で故障してしまった場合は、非常に危険なため、これからお伝えする4つのことをまずは行うようにしてください。
三角表示板や発煙筒で故障を知らせる
一般道路や高速道路に関わらず、走行中に停止してしまった場合にはまず、後続車に停止していることを知らせ追突事故に巻き込まれないようにする必要があります。
車に備え付けられている三角表示板や発煙筒を、故障車の後方かつ後続車がすぐに分かる場所に設置してください。
車外に出る際には、後方から車が来ていないことを必ず確認しましょう。
発煙筒を着火させる際には、キャップの摩擦面と本体の先端部分の摩擦面をマッチのように擦り合わせるイメージで着火します。
また、高速道路上で故障してしまった場合は、三角表示板の設置が義務になっているので、設置することを忘れないでください。
設置しなかった場合は、罰金や減点の対象になってしまいます。
状況によっては警察に電話する
停止してしまった場所が交通量の多い場合には、最寄りの交番や警察署に連絡して交通整理をしてもらいましょう。
どうすればいいのかわからず混乱している状態であれば、なおさら警察を呼んで、安全な状況を確保しましょう。
ただし高速道路上の場合は、警察官が到着する前に次の3つの原則を必ず守らなければなりません。
高速道路における緊急時の3原則
- 路上に立ってはいけない
- 車内に残ってはいけない
- 安全な場所に避難する
上記の3原則を必ず守った上で、タイミングを見て発煙筒や三角表示板の設置を行い、警察官の到着を待ちましょう。
JAFに加入しているなら連絡をする
JAFは365日、24時間緊急時の対応をしてくれるサービスなので、JAFに加入している場合には、安全確保が完了した時点で連絡をしましょう。
JAFを呼ぶ方法としては電話やアプリ、FAXといった方法がありますが、緊急時には電話が一番状況を伝えやすく、早く進められます。
JAFへの緊急時の連絡先は以下の通りです。
・ロードサービス救援コール:0570-00-8139
・短縮ダイヤル:#8139
JAFのサービスは会員ではない場合でも利用することができますが、1回ごとに1万円以上の利用料金がかかるのでお気をつけください。
加入しているロードサービスがあれば連絡する
JAFの会員でなくても、ほとんどの人が加入している保険の特約に、レッカーサービスの無料手配がついていることが多いです。
あなたが加入している保険の内容から、レッカーサービスの補償範囲、無料で対応してくれるトラブルの内容を確認して保険会社に連絡をしましょう。
保険の範囲内でのトラブルであれば、次回更新で保険料が上乗せされるようなことはありません。
車が故障した!?動かない原因と対処法はこれ!
ここまでは、緊急時の対処法についてお伝えしてきました。
ここからは本題の、家から出る時に故障してしまった場合についてお伝えします。
車の故障は様々な原因が考えられますが、中でもよくある原因とその対処法についてお伝えしていきます。
ガソリンがなくなっている
まず動かない原因として、ガソリンが切れていることに気が付いていない場合がよくあります。
「普段からチェックしているからガソリン切れのわけがない」と思うかもしれませんが、燃料計が故障していることも可能性としては捨てきれません。
例えば、ガソリンを入れたのに燃料計が増えない、ガソリンを入れてもエンプティランプが点滅する、そのような場合には故障を疑いましょう。
上記のような症状が見られた場合には、気づかないうちにガス欠になってしまうこともあるので、早めにディーラーや整備工場に見てもらうことがおすすめです。
また、ガス欠の場合は自宅にガソリンを届けてくれる場合もあるため、近くのガソリンスタンドに電話をしてみるようにしましょう。
バッテリーが上がっている
愛車が突然動かなくなる理由としてもっとも多いものは、「バッテリーが上がってしまった」という理由です。
電気の使いすぎやエアコン、ライトを消し忘れてそのままにしてしまった、そもそもバッテリーの寿命といった原因が考えられます。
バッテリー上がりかどうかを確認する際のポイントとしては、エンジンをかける際のキュルキュル音が聞こえないという点です。
他にも、ライトや電気部品が点かない場合にはバッテリー上がりを疑いましょう。
対処法としては、バッテリーが正常な他の車からブースターケーブルを使って電気を分けてもらう方法、他の車がない場合にはジャンプスターターを使う方法などが挙げられます。
ただし、上記はあくまでも応急処置ですので、バッテリーは3年前後で交換する必要があると覚えておきましょう。
セルモーターが故障している
バッテリー残量があるにも関わらず、エンジン始動時のキュルキュル音がしない場合にはセルモーターが故障している可能性があります。
一般的には10万キロ~15万キロ程度で寿命がくるとされていますが、意外と知られていないので注意が必要です。
故障の症状としては、キーを回してもカチッと音がするだけか、無音であることが多く、バッテリー上りと似た症状になります。
バッテリー残量があるにもかかわらず、まったくの無音であればセルモーターが疑わしいでしょう。
対処法としては、原始的に感じますが、セルモーター本体を棒で叩きながらキーを回すと動くことがあります。
ただし、こちらもあくまでも応急措置なので、エンジンがかかったとしてもディーラーや整備工場で見てもらうようにしてください。
エンジンが故障している
エンジン本体は車の心臓部とも言えますが、オーバーヒートを起こしてしまうことにより、故障してしまうことがあります。
もしも、走行中にボンネットから煙が出ている、何か異臭を感じるといった際には速やかにエンジンを停止させましょう。
エンジンがオーバーヒートを起こしてしまう原因としては以下が考えられます。
- ラジエータの故障によりエンジンが冷やされない
- 経年劣化によるエンジンオイルの漏れ
上記がオーバーヒートを起こしてしまう原因ですが、一度エンジンを痛めてしまうと手遅れな場合が多く、修理費がとても高額になります。
そのため、無理にエンジンをかけるのではなく、ロードサービスに車そのものを運んでもらうようにしましょう。
車が故障したら、修理にかかる時間や費用はどれくらいになるのか?
ここまで、代表的な故障の原因をお伝えしてきました。
では、実際にディーラーに車を持っていき修理をしてもらうとなると、具体的にどれほどの修理費用がかかり、何日くらいで愛車が戻ってくるのかは気になるところです。
代表的な故障とその修理費用や期間についてお伝えしていきます。
セルモーターの交換
セルモーターが不調な時には、応急処置の方法があることをお伝えしましたが、あくまでもその場しのぎなので今後、エンジンがかからなくなることは十分あり得ます。
不調を感じたらすぐに修理工場に持っていきましょう。
交換費用の目安としては以下の通りです。
セルモーター | 部品代 | 工賃 |
純正品 | 30,000~50,000円 | 3,000~15,000円程 |
リビルド品 | 10,000~20,000円 | 5,000円~ |
車種により手間は変わりますが、一般的に交換時間は30分~1時間半ほどです。
セルモーター故障の際に、ディーラーへ持っていくべきか整備工場へ持っていくべきか悩んでしまいますが、値段で考えるとリビルド品を使う整備工場の方が安く済みます。
バッテリー交換
バッテリー交換にかかる費用は主に以下の項目に分けられます。
- バッテリーの本体代金
- 交換の工賃
- 古いバッテリーの廃棄代金
それぞれの代金の目安としては以下の通りです。
バッテリー本体代金 | 4,000~40,000円程度 |
交換の工賃 | 1,000~3.500円程度 |
古いバッテリーの廃棄代金 | 無料~3,000円程度 |
上記のように、値段に大きな幅があるのはバッテリーの種類や交換する車種による違いです。
また、普通車よりもハイブリッド車の方が工賃が高く、外車ではさらに割高になる可能性があります。
交換にかかる時間は約10分~15分程度ですが、カー用品店などで交換する場合は混雑状況により前後するので事前に確認しておきましょう。
エンジンの修理
故障の進行具合や車種により異なりますが、エンジンが故障した場合の修理費用はとても高くなるケースがほとんどです。
故障が進行していると、一度エンジンを分解してから点検や洗浄、必要に応じてパーツの交換、その後組み立てとなるオーバーホールを行うため大がかりになります。
ただし、オーバーホールは費用も時間もかかるので、新品や中古品のエンジンに乗せ換えてしまうほうが早く安上がりなケースもあるので、お店の方と相談するのが良いでしょう。
修理費用の目安としては以下の通りです。
オーバーホール | 200,000~1,000,000円程度 |
エンジン交換 | 200,000~ |
どちらの方法でもかなり高額な費用になるので、エンジンが故障したら愛車の乗り換えを検討することがほとんどです。
車が故障したら修理をする?買い替える?判断基準はこれ!
ここまでは、愛車が故障してしまった際にかかる主な費用について紹介しました。
しかし、愛車の年式や走行距離によってはせっかく直したのに別の場所が壊れたということもよく起こります。
そのような場合は、愛車を買取に出して、新しい車を買う方が良いという場合もあります。
ここではどのような場合に愛車の乗り換えを考えるべきか、一方でどのような場合は修理をして乗り続けた方が良いかについてお伝えしていきます。
修理して乗り続けた方が良いケース
万が一、大きなトラブルがあったとしても修理して乗り続けた方が良い場合は次の2つのケースです。
- 愛車の年式がまだ新しく、走行距離も少ない
- ローン残高がたくさん残っている
こちらの場合には、故障箇所の修理をすれば問題なく走れる可能性が高く、乗り換えを検討するのはまだ早いと言えるでしょう。
ローン残高があまりない場合には、売却した金額で完済することも可能ですが、売却しても完済できない場合には乗り続けた方が賢明です。
また、現在の愛車に愛着が強い場合、手放すと後に後悔する可能性があります
修理が続いたとしても手元にあるだけで満足感を感じれるのであれば、持ち続ける方が良いでしょう。
買い替えを選んだ方がお得なケース
一方で、修理を続けるよりも、買い替えた方が良いケースは次のような場合です。
- 愛車の年式が古く、走行距離もかなり多い
- 修理費用が数十万円以上と高額
- 事故などで骨組み部分(シャシーなど)が損傷した
- 水没などにより、走行が不可能
- 車検時の部品交換代金が高額
上記の場合には、修理しても他の部品が故障する可能性があり、場合によっては修理しても走行に支障が出ることもあるので買い替えを検討するべきでしょう。
基本的には、車が古くなったもしくは、修理箇所が多くなりそうな場合は買い替えた方がお得になります。
そもそも車が故障したまま売れる?
仮に今の愛車を買い替えるとなった場合、廃車にするしかないかなと思うことがほとんどです。
しかし、故障の内容によってはきちんと売却できる可能性があります。
どのようにして売却できるのかについてお伝えしていきます。
故障の程度や内容によって査定先を考える
故障した車でも、簡単な故障であれば通常の買取業者でも買い取ってくれる可能性が高いです。
例えば、バッテリーの寿命やタイヤのパンクであれば、少し手を加えれば動くようになります。
この場合は、通常の買取額よりも下がりますが、売却はできますので、カーセンサーの一括査定にて査定をしてもらってください。
一方で、エンジンが壊れて動かない、事故でフロントガラスが粉々になってしまったなどといった重度の故障の場合は、廃車や事故車の買い取りを専門にしている「カービューの事故車・廃車買取り」に依頼するのが賢明です。
重度の故障の場合、通常の買取業者であれば買取拒否されることもありますが、「カービューの事故車・廃車買取り」はどのような状態の車であっても値段を付けてくれます。
「カービューの事故車・廃車買取り」は他店で断られた車でもOK
ここで気になるのは、一般の買取業者では値段が付かない車でもなぜ「カービューの事故車・廃車買取り」は買い取ってくれるのかということでしょう。
主な理由として、独自の販売ルートやサービス網を形成していることにあります。
日本では買い手がつかない故障車でも、日本の車は優れているため、パーツなども海外での需要が高いので、重度の故障車や不動車、事故車であっても需要は高いのです。
カービューの廃車査定は、そのような海外の需要と日本の供給をつないでいるため、廃車であっても値段を付けた買取を可能にします。
そのため決して違法な方法で何かをするのではないので、安心して売却先として「カービューの事故車・廃車買取り」もご検討いただければと思います。
まとめ
今回は、もしも車が故障したらどのような対処法をしたらいいのかを中心に紹介しました。
道路を運転中に故障してしまった場合は次の3つをすぐに行ってください。
- 三角表示板や発煙筒で故障を知らせる
- 警察を呼ぶ
- JAFや加入しているロードサービスに連絡する。
一方で、すでに自宅で故障してしまったり調子が悪かったりする場合は、修理の箇所と費用を考えて、修理をするべきか買い替えするべきかを考えていただければと思います。
また、重度の故障で廃車にするしかないという場合は、廃車にする前に「カービューの事故車・廃車買取り」に相談することで、値段が付く可能性が高いので、こちらから相談してみてください。