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車のエコドライブ!燃費を良くする運転も方法によっては迷惑運転に

車のエコドライブ方法
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    世界的な原油高に円安も加わり、燃料価格の高騰と不安定さが長期化しています。

    9月に入って、やや落ち着きを取り戻している感もありますが、ウクライナ情勢に伴い再高騰の可能性もあります。

    政府による燃料価格激変緩和補助金の金額も引き上げられましたが、予断を許さない状況と言えるでしょう。

    加えて、地球温暖化の原因となるCO2など温室効果ガス排出量の削減も、世界的に叫ばれています。

    そのような中でエコドライブによって燃料消費や環境への悪影響を少しでも抑えようと思われるドライバーも、多いのではないでしょうか?

    しかし、エコドライブも方法によっては、効果がないだけでなく、他車の迷惑になることや危険な目に遭うこともあります。

    実際に事故につながったケースもありますので、今回はエコドライブの方法と迷惑で危険なエコドライブの方法について、紹介させていただきます。

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    エコドライブのメリット

    エコドライブの実践には大きく分けると、次のようなメリットがあると考えられています。

    1. 燃費の向上により、燃料代の節約ができる
    2. CO2など温室効果ガスの排出量を抑え、地球温暖化の防止につながる
    3. 急加速や急停止をしない運転を心がけることで、交通事故防止も期待できる

    例えば燃料の節約では、エコドライブで燃費を5%向上することができれば、通常時10km/リットルの車で年間1万km走行すると、50リットル弱の節約が可能な計算になります。

    エコドライブの方法はさまざまです

    こちらでは日常のカーライフの中で、エコドライブを実践する方法を紹介させていただきます。

    急のつく動作は避けることがエコドライブの基本です

    急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、急がつく動作は燃費を悪化させる原因となってしまいます。

    もちろん、危険を避けるための急ブレーキや急ハンドルはやむを得ませんが、普段の運転では急がつく動作を避けることが、エコドライブの基本といえるでしょう。

    特に車は停止している状態からの発進時には、一定の速度で走行している時よりも多くの燃料を消費します。

    発進時は緩やかにアクセルを踏み、車が少し動きだしてからアクセルを踏み込み加速をすることで、燃費の向上につながります。

    車間距離は適切にとりましょう

    前車との車間距離があいていないと、前車のちょっとした減速でもブレーキを踏むことになってしまい、再び加速が必要になってしまいます。

    無駄な加速や減速を減らすためにも、速度や周りの状態にあった適切な車間距離をとることが必要です。

    無駄な荷物は車から降ろしましょう

    座席やトランクに普段は必要でない物を降ろすことも、エコドライブのひとつの方法です。

    国土交通省のデーターによると、100kgの荷物を載せているだけで、燃費が3%悪化するといわれています。

    ゴルフバッグやレジャー用品など、つい載せたままにしがちですが、必要がなければ降ろしておくとよいでしょう。

    エアコンの設定温度は国産車なら25℃がおすすめです

    カーエアコンの冷房使用時の燃費悪化への影響は少なくありませんが、猛暑の日にエコドライブのためにスイッチを切ることは生命の危険につながりますので無理な話です。

    オートエアコンの設定温度が低すぎると、コンプレッサーが常時作動するため燃費の悪化を招きます。

    国内の大手カーエアコンメーカーが効率的な設定温度を推奨していますが、国産車の場合は25℃、輸入車では22℃が燃費の悪化が少ないそうです。

    間違ったエコドライブは他車の迷惑や事故の原因になります

    エコドライブも方法を間違えると、渋滞の原因や他車の迷惑になることや、事故や故障の原因になることがありますので、こちらで紹介させていただきます。

    下り坂でエンジンを切っての走行は極めて危険

    エンジンを停止させてしまうと、エンジンブレーキが効かないことはもちろん、パワーステアリングが効かなくなることや、ブレーキもアシストがなくなるために非常に重くなり効かなくなってしまいます。

    下り坂でエンジンを切ってしまう行為は、たいへん危険ですのでやめましょう。

    またNレンジのままでの走行も、エンジンブレーキが利用できないだけでなく、動力が遮断されるため動きが不安定になってしまいますので危険です。

    現代の車では減速時にアクセルをオフにすれば、エンジンへの燃料供給が止まり燃料の消費がなくなりますので、下り坂ではエンジンブレーキを使用しながら走行することがエコドライブにつながります。

    ノロノロ運転は他車に迷惑なだけでなく、あおり運転の引き金にもなります

    信号が変わって走りはじめても加速しないで低速なままでの走行、右左折する際に曲がる交差点までの距離が十分にあるのに、必要以上に手前からブレーキを踏みノロノロ運転、このような運転は渋滞の原因にもなることがあり、他車にもたいへん迷惑な運転です。

    また、後続車のドライバーがイライラすることで、あおり運転の引き金になってしまうことも考えられます。

    エコドライブをする時には周りの交通状況を考えて、独りよがりな運転をしない心掛けも大切です。

    車のエコドライブのまとめ

    今回は燃費の向上を目的にエコドライブをする際の方法や、迷惑で危険な方法について紹介させていただきました。

    燃料価格が長期化している昨今だけに、燃費を向上させたい思いは、ドライバーの誰にでもあるかと思われます。

    ただし、自分だけエコドライブができても、他の車にとっては迷惑な運転や危険な運転などは慎まなくてはいけません。

    周囲の交通の流れを乱さない、スマートなエコドライブを心掛けていきたいものです。

    最後まで記事をお読みいただきまして、ありがとうございました。

    【参考】経済産業省「エコドライブ10のすすめ」を改訂しました

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