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車や道路、交通にまつわる日本初!を紹介。エッ、そうだったんだ~

車や道路の日本初
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    日本でクルマが初めて走ったのは1898年のことで、築地から上野まで走行したといわれています。

    もちろん当時は国産車など存在していませんので、フランスから輸入された「パナール・ルバッソール」が走行したそうです。

    このように日本でクルマが走り始めて125年になりますが、日本では道路や道路設備、交通法規などの交通インフラが、近年に至るまでに整備されてきました。

    その中には、日本に初めてお目見えした時期があまり知られていないものも、少なからずあるようです。

    そこで今回は、交通にまつわる日本初を紹介いたします。

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    日本の高速道路が誕生したのは1963年

    現代では日本全土に張り巡らされている高速道路網ですが、高速道路が日本に誕生したのは、東海道新幹線開通の1年前となる1963年7月に開通した名神高速道路の栗東IC~尼崎IC間(71.7km)です。

    その2年後の1965年7月には小牧IC~西宮IC間(193.9km)が全通しましたが、一方の東名高速道路の東京IC~小牧IC間(193.9km)が全通したのは、名神高速道路が全通した4年後の1969年5月になります。

    実は首都高速道路が開通したのは名神高速道路の開通よりも半年以上も早く、1962年12月に京橋IC~芝浦IC間(4.5km)が部分開通したのですが、首都高速道路は高速道路ではなく自動車専用道路の区分になりますので、やはり名神高速道路が日本初の高速道路とされているそうです。

    また、名神高速道路の部分開通とほぼ同時に、大津SA(サービスエリア)も設置されており、日本初のSAとされています。

    身近な道路設備の日本初

    電気式信号機の誕生は90年以上前

    日本に初めて信号機が誕生したのは1919年9月、東京の上野広小路交差点に設置された、止まれと進めのみで、2段階木製回転式の手動式のものでした。

    現代のような電気式自動信号機が日本に誕生したのは、その11年後の1930年に東京の日比谷交差点に設置されたものになります。

    この信号機はアメリカから輸入されたもので、現代と同じ赤・青・黃色の3色でしたが、赤から青に切り替わるときも黄色が点灯されていたそうです。

    日本初の歩道橋は交通戦争がきっかけで誕生

    日本初の歩道橋は1963年に大阪駅西口郵便局前に設置されたものとの説がありましたが、それよりも4年前の1959年6月に愛知県西枇杷島町(現在は清須市)に日本初の歩道橋が設置されていました。

    この歩道橋は国道22号線をまたぐもので、当時は交通戦争と呼ばれるほど交通事故が多く、近隣の学校に通う子どもたちを交通事故から守るために設置された学童専用のものです。

    また、日本初の横断歩道は1920年に東京で誕生と歴史は古いのですが、その目的は当時走っていた市電の線路を横切るためのものでした。

    日本のスクランブル交差点は熊本県が発祥

    青信号で人があらゆる方向から行き交うスクランブル交差点といえば、渋谷駅前を思い浮かべる人が多いかも知れません。

    渋谷のスクランブル交差点が誕生したのは1973年ですが、その5年前の1968年に熊本県熊本市で日本初のスクランブル交差点が誕生しています。

    熊本市の子飼(こかい)交差点に設置されたものですが、商店街に面していることから交通量が多いことから設置され、渋滞の緩和と交通事故防止に大きな成果があったそうです。

    運転免許証の日本初ほか

    日本初の運転免許証はバスの運転免許

    日本で初めて運転免許証が発行されたのは、1903年の愛知県で発行された乗合自動車(バス)ドライバーへの運転許可証です。

    当時はクルマがほとんど走っていませんでしたが、同年3月に開催された博覧会にアメリカ製のクルマが出展されると、国内でも乗合自動車を使用した営業運転出願の機運が高まりました。

    そこで愛知県が「乗合自動車営業取締規則」を設け、ドライバーに許可証を発行したことが始まりといわれています。

    日本初の女性ドライバーは1917年に誕生

    現代では女性がクルマを運転することはごく普通のことですが、日本で初めての女性ドライバーとなったのは、今から106年前の1917年9月27日のこと、栃木県の渡辺はまさん(当時23歳)でした。

    そのことから9月27日は、「女性ドライバーの日」として記念日に制定されています。

    日本初の消防自動車はベンツのポンプ車

    火災の際にはサイレンを鳴らして現場に駆けつける消防車ですが、日本に初めて消防車が誕生したのは1911年のことでした。

    当時の大阪府消防課が導入したベンツ製のガソリンエンジン式ポンプ車ですが、9.8馬力のエンジンを搭載して最高時速15マイル(約24km)で火災現場に駆けつける、当時では最新タイプのものです。

    それまでは手押しポンプや蒸気ポンプを馬などでひいていたので、当時としては画期的なことだったようです。

    まとめ

    今回は交通にまつわる日本初として、高速道路や道路設備、運転免許証に関するものを中心に紹介いたしました。

    現代では当たり前のように存在する信号機や歩道橋などですが、それぞれの歴史があり、誕生への時代背景もあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

    今回は日本初の紹介でしたが、世界の交通の歴史を調べることも、面白いかもしれませんね。

    【参考】
    子どもしつもんコーナー/大阪府警本部

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