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MOTA車買取では、各業者の査定において、その最低価格(下限額)も提示され、業者は原則としてその最低額を超えた減額をして買取をしてはいけない取引規約が存在します。
すなわち、業者側の勝手な都合で提示された下限額を超えて査定額が減額されることはありません。
この規約は2023年4月12日に、運用母体である株式会社MOTAから、公式にリリースされています。
筆者も「MOTA車買取」を利用した経験があり、その安定性と信頼性は確認済みです。
以下、詳細を解説しますが、とにかく早くMOTA車買取の公式ページを確認してみたい人は下のボタンからどうぞ!
このページの目次
MOTA車買取の査定額は下がる時がある?
MOTA車買取の一括査定では下限額も提示されそれ以上で買取されます。
よって、売主側が査定に影響する「重大事項」を故意に隠していたような場合でない限り、査定の透明性は確保されているので安心です。
MOTA車買取のオンライン査定では、買取額の下限額も示され、原則として下限額以上で買取する規約(2023年4月12日付)が存在します。つまり、下限値を超えた減額は原則としてできません。
当規約については、株式会社MOTAから正式にリリースされています。
すなわち、オンラインでの受付時に、車の状態について正直に情報提供すれば、その後の契約前の最終的な現車査定にて、想定外に大きく減額されることがないため安心です。
入札下限金額以下での買取の禁止(第5条1項&3項)
詳細:ユーザー(売主)が登録した売却対象車両の情報と査定した実車に大きな相違が無いにも拘わらず、加盟店都合で減額することを禁止する。原則入札金額の下限金額以上で買取りするものとする。
MOTA車買取の査定結果の管理画面(マイページ)を公開!
以下が管理画面(マイページ)の「査定結果」表示です。
当画像は筆者が、MOTA車買取の社員さんにマイページの画像提供を直接依頼し、ご提供いただいたものです。
どの業者がどれくらいの査定額を提示してくれているのかが一目瞭然なので、比較検討がとても簡単かつ合理的です。
また、ページ中ほどには「更なる高値売却のコツ!!」とするコンテンツが用意されていて、とても売手に優しい構成になっています。
ご覧の通り、各社査定額の下限額(最低額)の比較も簡単なので、どの業者との交渉を優先すべきかの検討も容易です。
すなわち、上項で解説した通り、原則として、ここで示されている各業者の査定額の下限額が、買取額の底値ということになり、安心して取引ができます。
マイページへのログイン方法は『MOTA車買取は当日中(最短3時間)に最大20社の査定額が分かる』に画像付きで詳しく解説しましたので、ぜひ読んでみてください。
MOTA車買取には査定額が業者都合で変更されない安心感がある
車(中古車)の査定については、オンラインでの一括査定や店舗への持込査定、出張査定に限らず、最終的な契約時に最初の査定額から大幅に減額されトラブルになってしまうケースがあります。
もちろん、売り手側が査定額に影響する重大な情報を意図的に伝えていなかったり、隠していたりした場合は、当初の査定額よりも減額されることは仕方がない事であり、不適切な対応とはいえません。
しかし、それ以外の要件(業者の業務上の都合など)で買取額が減額されてしまっては、最初の査定を根拠に交渉を進めてきた意味がありません。
こうしたトラブルや減額の予防策として、MOTA車買取は、上項で紹介した規約を新たに設定しました。
この規約により、交渉を進めるべき業者選びの明確な基準が定まり、売り手側が正直に情報を伝えていれば、最初に提示された下限額を下回る心配がなくなるため、安心安全な取引が可能になります。
車の売却を何回か経験したことがある人なら、お察しはつくともいますが、買取額の下限が担保されている状況下での交渉は、そうでない場合に比べて精神的な安定感に雲泥の差があります。
買取査定額が下限を超えて変更されるケースとは
買取額が、当初のオンライン査定の下限額を超えしまうケースは、基本的には「査定に直接影響する重大事項」がオンライン査定時には共有できていなかった場合に限られます。
主な理由は、以下になります。
隠れたダメージや不具合の発見
オンライン査定だけでは分からない隠れたダメージや不具合が現車確認の際に発覚することがあります。
外観上は綺麗であっても、過去の事故での修復歴や、部品の劣化、隠れた水没歴などは初回の査定では見落としがちです。
例えば、塗装の下にあるボディの歪みや、エンジンやトランスミッションの内部の問題などは、専門的な機器や詳細な検査をしないと分からないこともあります。
このような隠れたダメージや不具合が後から発覚した場合、査定額の下方修正が行われることが一般的です。
書類や情報の不備・誤り
オンライン査定する際、車の年式、グレード、装備、オプション、車検の残り期間、事故歴などの情報はとても重要です。
当然、これらの情報に誤りや不備があると、査定額に大きな影響を及ぼす可能性があります。
例えば、実際には事故を起こして修理した経歴があるのに、事故歴なしと伝えてしまった場合や、オプション装備があると説明したが、実際には装備されていなかったというような場合には、再査定が必要となり、初回のオンライン査定額と大きく異なることが考えられます。
車内臭の状態
オンラインだけでの査定では、絶対に確認できないのが車内の臭いです。
ペット臭やタバコ臭などが染み付いているなど、使用感や手入れの状態によっても査定額は変動することが考えられます。
自分が日常的に使っている車の臭いは、自分自身ではなかなか気が付かないものです。
例えば、ファミリー層の使用が期待されている車種(ミニバンなど)の車内に、強いタバコ臭が残っていると、大幅に減額される可能性があります。
理由は、言うまでもないですね。タバコの臭いがする車に、幼い子供を乗せたいと思う親はいないはずです。
改造やカスタマイズの状態
車に改造やカスタマイズが施されている場合、それが査定額に影響を与えることがあります。
特に、車の性能や安全性を低下させるような不適切な改造が行われていた場合や、公道走行が認められないような改造が施されている場合には、査定額が大きく下がることが考えられます。
逆に、市場で需要があるような適切なカスタマイズが施されている場合には、査定額が上がることもあります。
ただし、改造やカスタマイズの有無、質によって査定額の変動は業者によって異なることがあるため、注意が必要です。
市場価格の変動
中古車の市場は流動的であり、その価格は多くの要因によって変動します。
季節性(例: 4WD車は冬に需要が高まる)、経済状況、新型車の発表や人気の車種、その他の外部環境の変化などが影響します。
初回のオンライ査定から実際の売却までに時間がかかると、その間に市場価格が変動することがあります。
このような変動により、最初の査定額との乖離が生じることがあります。
特に、新型車の発売や大きな経済的な変動が起きた場合、査定額の変動が大きくなる可能性が考えられます。
よって、売却を希望するのであれば、可能な限り早く売るのが鉄則です。
実は筆者も過去に査定額を減額されたことがある
筆者は、過去に「プリウス」を売却した時に、オンラインの査定額から少々ですが減額された経験があります。
この減額の理由は「所有者も気が付いていなかった部品の劣化」です。納得できる減額なので、その場で同意しています。
その劣化とは、以下の画像の「アンテナ」部分です。
このアンテナは通常は倒されていて、筆者自身も立て運転した記憶がありません。
そこで、現車確認の時に査定スタッフから「念のためアンテナを立ててみてください」といわれ、言われるがままに立てたところ、根元から「ポキッ」っと、見事に折れてしまったのです。
筆者も査定スタッフも、ほぼ同時に「エッ」と声を出したのを今でも覚えています。
直ぐに、査定スタッフと共に断面を確認したところ根元部分の樹脂がかなり劣化していて、折れる寸前の状態であったのが分かりました。
分かっていれば、オンライン査定時に伝えていたのですが、全く操作したことのない部分だったので確認不足でした。
その場で数千円の減額提示があり、当然これには同意しました。
MOTA車買取のメリット・デメリットについて
MOTA車買取のサービス内容の詳細とメリット・デメリットについては、筆者が実際に取材し考察した記事があるので、以下のコンテンツをご参照ください。
まとめ
以上、『MOTA車買取は安心!一括査定で提示された下限額以上で買取』について解説しました。
MOTA車買取は、もっぱら「業者からの電話が少ない」ことに、フォーカスされてしまいがちですが、提示される査定額についても、とても信頼性が高いことがご理解いただけたと思います。
MOTA車買取を利用すれば、直ぐに実感できると思われますが、買取額の最低額が認識できている安心感・安定感は、交渉そのものを有利に進める原動力になります。
加えて、自分の車の情報を正直に的確に伝えることの重要性も実感できるでしょう。
そして、正直で誠実は交渉は、売り手、買い手、双方の利益となり、実りの多い取引になることでしょう。
車を高く安心して売却したいのなら「MOTA車買取」の活用をオススメします。