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子どもの誕生を機に車の買い替えを考える家庭は少なくないようですが、どのような車種を選択されるのでしょう。
このような疑問に答えるべく、ソニー損害保険会社が2023年2月17日~2月21日の5日間、18歳~49歳の3歳未満の子どもがいる既婚者の中で、週1回以上プライベートで自身か配偶者が運転をする自家用車所有者を対象に、「3歳未満児の子育て家庭のカーライフ実態調査」をインターネットによって行い、1000名の有効回答を得ました。
今回は、その調査結果について紹介いたします。
このページの目次
妊娠・誕生を機に車を購入する人が多いようです
第一子の妊娠・誕生を機に車の購入や買い替えをしたかの質問では、「購入した(妊娠・誕生以前は車を非所有)」が17.3%、「「買い替えをした」は22.2%、「買い増しをした」が2.1%と、何らかの形で車を購入した家庭が41.6%となり、「購入していない(以前からある車に乗っている)」は58.4%と60%には満たない結果となりました。
また地域別でみてみると、都市部では「購入した(妊娠・誕生以前は車を非所有)」が30.5%と地方の14.5%よりも16%も多いことから、都市部では子どもの妊娠・誕生を機に車を初めて購入する家庭が多いことがわかります。
車内が広いスライドドア搭載の車が選ばれる
ミニバンタイプに人気集中!
第一子の妊娠・誕生を機に車を購入した416名に、購入した車の車名を質問したところ、N-BOX(ホンダ)が30名で最も多い回答となりました。
次に多かったのがヴォクシー(トヨタ)とセレナ(日産)のそれぞれ26名で、以下はタント(ダイハツ)の20名、アルファード(トヨタ)の19名と続いています。
いずれもスライドドアを搭載したミニバンタイプが上位を占めており、販売台数が多く燃費も良いヤリス(トヨタ)やノート(日産)などのコンパクトカーは、上位10位には入りませんでした。
購入時に重視した点は子どもに関することが上位
第一子の妊娠・誕生を機に車を購入した416名に対して、車を購入する時に重視した点を質問したところ、「子どもを乗せ降ろししやすい」が40.1%と最も高く、次いで「ベビーカー・荷物を積み降ろししやすい」の34.9%、「チャイルドシートを取り付けやすい」が30.3%と続いています。
以上のことから子ども乗せて買い物へ出かける時の、使い勝手の良さが選択時に重視されているようです。
子どもの誕生で運転やドライブはどう変わる?
スピードを出さないなど安全運転への配慮が上位
第一子の妊娠・誕生前から自家用車を持っていた827名に、運転・ドライブに関する変化を質問したところ、「スピードを出さなくなった」が34.1%と最も多い回答となりました。
続いて「駐車場所を選ぶようになった(施設出入り口の近くなど)」が33.7%、以下は「急のつく動作(急発進や急なハンドルなど)をしなくなった」が28.8%「ドライブ中の休憩回数が増えた」の22.5%、「エアコン調整をこまめにするようになった」が21.5%で続いています。
また男女別では「駐車場所を選ぶようになった」は、女性で41.3%と全回答で最も多かったのに対して、男性では25.7%と男女間での差がもっとも大きくみられました。
子どもとのドライブで困りごとは?
子どもとのドライブでどのようなことに困っているかを質問したところ、「子どものぐずり」が39.0%と最も多く、次いで「子どもの様子が気になる」の34.2%、「おむつ交換の場所・タイミング」が30.3%と続いています。
また「子どものチャイルドシート嫌い」も18.2%と、チャイルドシートの使用を子どもが嫌がることで困っている人も多いことが判明しました。
まとめ
今回はソニー損害保険株式会社が行った、子育て家庭のカーライフに関する調査結果を紹介いたしました。
子どもの誕生はライフイベントの中でも重要なものとして位置づけされています。
今回の調査結果からも、多くの人にとって子どもの誕生は日常生活だけでなくカーライフにも変化が発生する、大きな転機として考えられているといえるでしょう。
【参考】
● ソニー損害保険株式会社「2023年3歳未満児の子育て家庭のカーライフ実態調査」