rank_bana_img
 
   soudankai_bana_img
 ※当ページでは筆者が実際に利用もしくは取材し良質と感じたサービスの広告を掲載

車の名義変更!相続は?怠ると色々なトラブル発生の恐れ

車の名義変更のトラブル
       
筆者たかまさ
Follow me

中古車をディーラーや中古車販売店で購入した際には、お店が代行して名義変更の手続を行ってもらえますが、個人売買や親族、知り合いから譲り受けた際には、自分自身で行うか代行業者に依頼して名義変更をする必要があります。

また、親族や知り合いから譲り受けた場合には、面倒だからと名義変更を行っていないこともあるようです。

しかし、名義変更を行うことを怠っていると、思わぬトラブルが発生することもあります。

今回はクルマの名義変更を行っていない際に考えられるトラブルやデメリットと、所有者が亡くなられて相続する際の名義変更について紹介いたします。

名義変更を行わないと法律違反に

クルマの名義変更(移転登録)については、道路運送車両法第12条1項にて下記のように定められています。

「自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名もしくは名称もしくは住所または使用の本拠の位置に変更があったとき、その事由があった日から15日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない」

なお、名義変更を定められた期間内に行わなかった場合や、虚偽の名義変更を行うと50万円以下の罰金が科せられますので、厳しい罰則が科せられることになります。

名義変更が行われていない際のトラブルやデメリット

自動車税や交通違反の通知が届かない

自動車税の納税通知書や、オービスによる速度違反や駐車違反などの交通違反の通知書は、ローン購入などの所有権留保がされている場合以外は、車検証に記載されている所有者へ送付されます。

そのため、クルマの名義変更を行っていない場合は、前オーナーへ通知書が送付されてしまうので、転送してもらうことが必要です。

もし、自動車税や駐車違反反則金が未納付になっていると、支払いが完了するまで車検時に新しい検査証を発行してもらえないといった不都合が生じます。

任意保険に加入できない

一般的な自動車の任意保険は、所有者か使用者が親や配偶者、同居の親族以外は、車検証の所有者か使用者でなければ加入することができません。

そのため、友人や知人などからクルマを譲り受けた場合は、任意保険に加入するためには名義変更が必要です。

クルマの売却ができない

クルマの売却や下取りに出す場合、廃車など、所有者が変更されていない場合は手続きをすることができません。

ローンなどで購入したクルマを売却する場合も同様で、車検証の所有者欄がローン会社などになっている場合は、完済後に所有権解除と名義変更の手続きを行うことが必要です。

事故を起こした場合に前オーナーに責任が及ぶことも

名義変更を行っていないクルマで事故を起こすと、車検証の所有者に記載されている前オーナーに、起こした事故の状況によっては運行責任が及ぶことがあります。

そのため、個人間でクルマの譲渡する場合や譲り受ける場合に、受け渡しまでに名義変更ができない際は、事故によるトラブルを防ぐため、受け渡し日を記載した売買契約書などの書面を作成しておくことが必要です。

クルマの所有者が亡くなった場合

クルマを相続する場合

クルマの所有者が亡くなると、クルマも家や土地と同様に相続の対象になりますので、まずは相続人全員の共有財産となります。

そのまま相続人全員の共同名義にもできますが、遺言や遺産分割協議によって相続人を決めて特定の人が相続することが一般的です。

なお、車検証の所有者が亡くなられた人になっていれば、遺産分割協議書(軽自動車は不要)の他に所定の書類を揃えて相続人に名義変更を行うことができますが、ローンなどで購入された場合は、所有者はローン会社などになっているため、そのままでは相続することができません。

相続人はローンを完済後に、所有権解除と名義変更を行うことが必要になりますので、相続の発生時には車検証の所有者を確認しておくなどの注意が必要です。

自動車保険の名義変更も忘れずに済ませましょう

自動車保険や自賠責保険については、契約者が亡くなられても保険自体の効力は消えませんが、名義変更をしておくことが必要です。

保険の名義変更は加入している保険会社や代理店へ連絡後に、所定の書類を提出して行いますが、契約者と被保険者が同じ自動車保険では、配偶者や同居の親族であれば、そのまま割引等級を引き継いで名義変更を行うことができます。

また、自動車保険の名義変更をしておかないと、事故が発生した際に保険金が支払われないことがあることや、保険の解約もできないこともありますので、クルマの相続人が決まった際は忘れずに名義変更を行っておきましょう。

まとめ

今回は、クルマの名義変更を行っていない際に考えられるトラブルやデメリットの他、所有者が亡くなられて相続する場合について紹介いたしました。

最近ではインターネットなどでクルマの個人売買も増えていますが、名義変更に関わるトラブルも少なからず発生しています。

もちろん、親しい友人や親族、相続によるものであっても、トラブル防止のためにだけでなく法律で定められていることからも、クルマの名義変更をきちんと行っておきたいものですね。

【参考】
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)「クルマの持ち主が死亡した場合、どういう手続きが必要ですか?」

【サイト監修者】
Tomoki
Latest posts by Tomoki (see all)

    目次へ

    GO