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中古車を購入する際のひとつの基準として「認定中古車」たる名称があります。
しかしながら、認定中古車と聞いてもイマイチぴんとこない人も多いのではないでしょうか?
そこで、「認定中古車には、どんなメリットがあるのか」「そもそも認定中古車とは、どういった車なのか」を解説します。
当ページを読んでいただければ、認定中古車には、色々なメリットがあることが認識できるはずです。今後における優良な中古車選びの基礎になることは間違いありません。
このページの目次
認定中古車とは一定基準をクリアした優良な中古車のこと
認定中古車とは、中立的(第三者的)な立場の機関や団体が優良と認定した中古自動車のことを指しています。
査定鑑定機関の
- JAAA(日本自動車鑑定協会)
- JAAI(一般財団法人自動車査定協会)
- 株式会社AIS
などが定めたの一定の品質基準に合格した中古車を優良中古車と認定します。
例えば、GooはJAAAに鑑定依頼して認定を受けた中古車を「Goo鑑定」として表記します。
カーセンサーや一部のディーラーは自社に査定士を設け、各査定、鑑定機関と同じ様な基準を検査し合格した場合に「○○○認定中古車」として販売します。
一般の中古車販売店は、在庫車の中から認定を受けたい車両を選び査定、鑑定依頼をします。こうして「認定中古車」がディーラーや販売店に並ぶわけです。
認定中古車を購入するメリットは保証の充実
認定中古車と一般中古車の大きな違いは保証です。
各販売店やディーラーでは「年式」「走行距離」「修復歴の有無」など基準を満たした中古車を認定中古車として「整備」「修理」を行い、規定の期間や走行距離まで故障などのに対する保証が付帯します。
あくまで中古車なので新車並みの保証とはいきませんが、通常の中古車を購入した場合の保証に比べると保証内容は充実しています。
ズバット車販売は安心の全車保証付き!
例えばズバット車販売やトヨタの場合はこういった保証内容です。
- 安心の全車保証付き
- 国産車最長10年保証も可能
- 輸入車は最長5年保証も可能(
- 全国約5.000箇所で保証修理可能
- 約60項目・5.000部品が保証対象
- 最長3年間の延長保証
車は、機械なので新車でも中古車でも「必ず壊れます」。問題なのは、壊れた時に何が出来るか、何をして貰えるかという点です。
そういった、万が一の場合に備えてしっかりとした保証がついている認定中古車は一般中古車よりも安心できるメリットがあります。
認定中古車のデメリットは?
同じ車種の同仕様の中古車に比べ、認定中古車は総じて高額になります。
高くなる理由は、厳密な追跡管理のもと、品質が保証されているため、どうしてもその分の経費等が発生するため、割高になってしまいます。
価格だけ比べると、「少し高い!」と感じてしまうものですが、その分メンテナンスがしっかりしているので、安心感があり、決して割高とはいえないでしょう。
認定中古車の内容はディーラーが充実
前述したとおり、認定中古車はディーラー、中古車販売店ともに用意していますが、ディーラーの方が保証内容が充実している傾向があります。
認定を受ける基準や方法に大きな差はありませんが、ディーラーほど整備が徹底されていないのが現状です。
ディーラーのように、認定を受けた中古車を更に整備・修理して販売している中古車販売店はごく一部と考えても良いと思います。
購入後の納車前点検も記録簿を添付できるような点検を実施している中古車販売店は多くはないです。
どうしてこのような現状になっているかというと、大きな理由に「費用の問題」があります。
ディーラーは自社で保証を付けますが、中古車販売店の場合、保証会社を通しての保証になる為、その費用がかかります。
また認定を受ける際も、指定・認定整備工場にて記録簿も作るため、その費用もかかります。
よって、ディーラーほど手厚く整備や修理に費用をかけられないのです。
ですから、結果として中古車販売店よりもディーラーの認定中古車の方が徹底した整備を行っている場合が多くなっています。
認定中古車は買取でも有利なのか?
認定中古車は以前に比べ、ずいぶんと普及しました。その浸透により中古車の買取価格も以前に比べ値崩れしにくくなりました。
特に如実にそれが現れたのは外国車、いわゆる外車です。
外車といえば、非常に買取価格の急落することで有名でした。特に中古車で買った外車などはその傾向が強く出ました。
しかし、今は外国車メーカーの中古車認定車制度はとても手厚く、このおかげもあって外車の買取額は以前に比べ、買取額の推移が緩やかになりました。
これは認定中古車制度の大きな功績です。
では、認定中古車は買取にも有利に働くのかというのが気になるところですね。
元々は認定中古車であったことは、買取り時には評価の対象にもなる場合があるのですが、それ以上に現状の車両の状態が最優先されます。
すなわち、元が認定中古車だからといって、現状の車両のマイナス評価がプラスになることはありません。
その理由は、買取の場合は査定時の状態を評価しているのであって、購入した時に認定中古車だとしても購入後の扱いやメンテナンス状況が悪ければ買取査定に有利とは言えません。
ただし付帯されていた保証サービスを上手に使い継続的に整備修理されていて、オイル交換等を始め、各種メンテナンスがきちんと実施された記録があれば、認定中古車であったメリットは充分にあるので買取り時には高額査定に繋がる可能性があります。
これは、購入時に認定中古車を受けていない車両にも言えることで、逆に購入した時は故障箇所、修理箇所があったとしてもきちんと修理整備されていてメンテナンスも十分に行われていれば評価されます。
購入する際、認定を受けていない中古車より必ず高額になります。当然の事ですね、車両の状態も保証され購入後も保証されるわけですから。
ですから日頃のメンテナスや保証サービスを使って整備修理をされて購入時の中古認定を受けた状態を出来るだけ保っていれば最大限、認定中古車のメリットを買取に生かせると思います。