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自損事故とは?実際に自損事故を起こした時の対処方3STEPで解説

【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    啓太

    「自損事故ってよく聞くけど、明確な定義がわからない。実際に字自損事故を起こしたら、どうなっちゃうの?」

    自損事故とは、運転手が単独で起こした「相手のいない事故」のことです。

    そうはいっても電柱などの公共物破損もあり明確な自損事故がわかりませんよね。
    そこで、本記事では自損事故から実際に事故を起こした時の対処法まで詳しく知りたい方に以下の内容をお届けしています。

    • 自損事故とは
    • 【3STEP解説】自損事故を起こしたした時の対処法
    • 自損事故に適用される保険一覧
    • 【早見表】自損事故傷害保険の金額一覧
    • 事故車の売却は?中古車買取店
    • 【安心】事故車を買取査定できる人気サイト3選

    この記事を読むことで自損事故を起こしてしまった時に迅速かつ正しい対処をすることができます。

    ぜひ、最後まで御覧ください。

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    1:自損事故とは

    自損事故とは運転者が単独で起こした「相手のいない事故」のことを指します。

    例えば、自損事故の例として以下のような物が挙げられます。

    • 運転操作を誤り、電柱に衝突
    • 山道でカーブを曲がりきれず、崖の下に転落
    • 自宅の駐車場に停めようとして、誤って堀に衝突

    このように相手がいなく自分自身の傷害や物の損壊が自損事故になります。

    2:【3STEP解説】自損事故を起こした時の対処法

    「自損事故なら、警察に言わなくて良い」と考える方もいますが、間違いになります。
    相手がいない事故といっても関係各所への報告は怠ってはいけません。

    自損事故を起こしたらまず行うべきことは以下の3STEPになります。

    【STEP1】:危険防止措置

    【STEP2】:必ず警察に連絡

    【STEP3】:病院に行く

    正しい対処法を知っておけば被害を抑えることができます。

    最小限に抑えるためにも早速ステップ1から見ていきましょう。

    【STEP1】:危険防止措置

    まずは危険防止措置を行いましょう。

    道路交通法72条では、交通事故を起こした際に危険防止措置として、負傷者を救護し道路上の危険を防止するなどの措置を取ることが義務付けられています。
    自損事故では負傷者はいなくても、道路上に物が散らばっているなど通行が危険な状態の場合は、片付けや他の自動車の誘導をしたりするなどの対策を取らなければいけません。

    危険防止措置を怠った場合には、危険防止措置違反として「一年以下の懲役」または「10万円以下の罰金」の罰則が課される可能性があります。

    また、運転免許の違反点数で、物損事故の場合危険防止等措置義務違反の5点が加算されます。

    【STEP2】:必ず警察に連絡

    次は警察への連絡です

    自損事故は「交通事故」なので、警察への報告が必須になります。

    警察に電話で伝えるべき内容は以下の5つです。

    • 交通事故を起こした日時と場所
    • 死傷者の人数と負傷者の怪我の程度
    • 損壊した物と損壊の程度
    • 交通事故に関わる車両
    • 交通事故に対して取った措置

    自損事故は、損害賠償責任が発生しますが、警察に報告を行えば処罰の対象とならず、運転免許の違反点数の加算もありません。

    また警察への報告を怠ると道路交通法72条の警察への報告義務違反では「3ヶ月以下の懲役」または「5万円以下の罰金」の罰則が課せられます。その他にも自動車保険の申請に必要な「交通事故証明書」が発行できないため保険の適用もできません。
    自損事故を起こした際は速やかに警察へ連絡を入れましょう。

    【STEP3】:病院に行く

    自損事故により、明らかに怪我を負った場合だけではなく、痛みなどの自覚症状がない場合にも、念のため病院の受診をしましょう。
    交通事故は自覚症状がない場合でも、衝突による衝撃で脳内出血などの目が見えない箇所を痛めている可能性があります。

    また、後から痛みなどの症状が出てきた時に病院へ行っても事故から受診までの日数が空いていると、交通事故との因果関係が認められにくくなり、補償対象外になる可能性もあるため速やかに診察を受けましょう。

    3:自損事故に適用される保険一覧

    任意で加入する自動車保険と加入が義務付けられている自賠責保険への適用が可能かどうかを以下の表でまとめました。

    保険の種類

    自分の怪我同乗者の怪我自分の車他人の所有物自分の所有物

    任意

    加入

    人身傷害保険

    搭乗者傷害保険

    対人賠償保険

    車両保険

    対物賠償保険

    自損事故保険

    自宅・車庫等修理費用補償特約

    強制

    加入

    自賠責保険

    自賠責保険は、自動車事故による被害者を救済することを目的とした保険です

    そのため、自損事故による運転者自身の死亡や怪我、運転者の自動車、他人の所有物などに対する損害に対する損害に備えるには、民間の自動車保険への加入が必須です

    また自損事故の怪我や損害に対する保険をケースごとに解説していきます。
    早速1つ目から見ていきましょう。

    3−1:自分のけが

    自損事故で自分が怪我をした場合に対象となるのは、民間の自動車保険のみです。

    自分の怪我に対する保険には、以下3つの種類の保険が挙げられます。

    【適用保険】

    • 人身傷害保険
    • 搭乗者傷害保険
    • 自損事故保険

    自損事故保険は、自損事故で人身傷害保険の適用対象とならなかった場合に、運転者の死傷に対する補償が支払われるという保険です。

    3−2:同乗者のけが

    自損事故による同乗者の怪我は、自賠責保険を含む以下4つの保険が適用の対象となります。

    【適用保険】

    • 自賠責保険
    • 人身傷害保険
    • 搭乗者傷害保険
    • 対人賠償保険(記名非保険者と運転者の家族を除く)

    自賠責保険では、自損事故によるものであっても自動車の名義人以外の同乗者が怪我をした場合には補償の対象になります。

    3−3:自分の車

    自損事故による自分の自動車の破損が補償の対象となるのは車両保険のみです。
    自賠責保険では、保証されません。

    車両保険に入っていても、自損事故は補償の対象外というケースもあるため、加入している保険を確認しましょう。

    3−4:他人の所有物

    自損事故では他人の所有物を破損した場合に補償の対象となるのは対物賠償保険のみです。
    自賠責保険は、補償の対象になりません。

    対物賠償保険は、自動車事故によって他人の自動車や建物、ガードレール、電柱といった物に損害を与えた場合に保証する保険になるので自損事故も対象になります。

    3−5:自分の所有物

    対物賠償保険では、自分が所有する物の破損は、補償の対象外です。

    車両保険に自宅・車庫等修理費用補償特約を付帯しておくと自損事故によって自宅や車庫を破損した場合にも、補償を受けることができます

    4:自損事故傷害保険の金額一覧

    自損事故傷害保険は、対人賠償とは違い、補償できる保険金額の上限が決まっています
    自損事故保険の保険金額は以下の表になります。

    死亡時

    1500万円

    後遺障害保険金

    50〜2,000万円

    介護費用保険金

    200〜350万円

    医療保険金

    6,000円/入院1日あたり

    4,000円/通院1日あたり

    自賠責保険は「人身障害補償保険」と補償の範囲が被っていることの多い保険です。
    仮に人身傷害補償をつけている場合はあまり活用できません。

    一方、自賠責保険と「搭乗者傷害保険」を比べると、こちらも似ている領域があり、この2つは別々に請求できます。

    単独で事故を起こしてしまった時は、まず保険会社に連絡をしましょう。

    5:事故車の売却するなら中古車買取店

    事故車は修理するか廃車にするかの2択と思われている方も多いですが実は売却することが可能です。

    売却先について詳しく解説しているので見ていきましょう。

    5−1:事故車を扱う中古車買取店を探す

    事故車を1番高く買い取ってくれるのは、事故車を専門的に扱う中古車買取店です。

    今では買取業者だけでなく一括査定サイトでも事故車の買取をしています。
    6章で事故車買取可能な人気一括査定サイトを3つ紹介しているので気になる方はそちらも御覧ください。

    5−2:値段がつかない場合は廃車専門店

    中古買取店でも車の破損がひどく値段がつかない場合があります。

    その時は廃車専門店を活用しましょう。

    廃車専門店では車種や破損具合によりますが0〜10万円ほどで買取をしてくれます。
    廃車する前に一度ネットで検索しお手持ちの車を確認してみましょう。

    また下記記事では廃車寸前の車を高く売るコツも紹介しているのでよろしければ今記事と併せてご覧ください。

    参考記事:車を売るなら廃車でも問題なし!売れる3つの理由と買取相場一覧表

    6:【安心】事故車を買取査定できる人気サイト3選

    最後に紹介するのは安心して事故車一括査定を依頼できる人気の高いサイトです。

    サイトは以下3つになります。

    • カーセンサー
    • ナビクル
    • ズバット車買取比較

    それぞれのサイトに特徴があるので1つずつ見ていきましょう。

    6-1:カーセンサー

    一括査定

    カーセンサーは、買取業者との提携数が1,000社を超えている大規模な一括査定サイトです。

    最大同時査定数も30社と多く、高価買取が狙いやすいです。
    少しでも事故車の買取額を高くしたい方は、カーセンサーの利用がおすすめです。

    6-2:ナビクル

    ナビクル

    ナビクルは買取業者の提携数が55社と先程紹介したカーセンサーと比べると規模が小さくなります。

    ただナビクルは、信頼した業者のみと連携を結んでおり、最大同時査定数も10社と少ない分査定結果を早く知ることができるというメリットがあります。

    6-3:ズバット車買取比較

    ズバット車買取比較

    ズバット車買取比較は買取業者の提携数が200社を超えており最大査定数10社とバランスの良いサイトです。

    ズバット車買取比較の強みは、カスタマーサポートを年中無休で行っている点で、いつでもわからないことを聞くことができるメリットがあります。

    また下記記事では一括査定売却までの流れついて詳しく解説しているのでよろしければ本記事と併せて御覧ください。
    参考記事:【車の買取】一括査定はおすすめサイト5選で!売却までの流れも紹介

    まとめ

    本記事では自損事故について以下の内容を解説しました。

    • 自損事故とは
    • 【3STEP解説】自損事故を起こしたした時の対処法
    • 自損事故に適用される保険一覧
    • 【早見表】自損事故傷害保険の金額一覧
    • 事故車の売却は?中古車買取店
    • 【安心】事故車を買取査定できる人気サイト3選

    事故はいつ起こるかわかりません。

    自損事故を起こしてしまった際は落ち着いて迅速かつ適正な対処をしましょう
    そうすれば事故の被害を最小限に抑えることができます。

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