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エンジンルームに猫が侵入!巻き込みにJAFが注意を喚起

エンジンルームに猫
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    クルマのエンジンルームに猫などの動物が侵入して、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)に救援要請をするケースが、年間を通して起きているそうです。

    冬場の寒い時期はエンジンの熱で暖をとるために侵入することは、ご存知の人も多いのですが、意外にも気温が高い時期の方が救援要請も多いことが判明しました。

    今回は、JAFが今年9月11日に発表した内容を元に、猫がエンジンルームに侵入する理由、侵入によるトラブルの防止策を中心に紹介いたします。

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    今年6月の救援件数は343件と1月より大幅増加

    今年の1月1日~1月31日までに、猫がエンジンルームに侵入したことによる救援要請は全国で19件、そのうち7件がエンジン始動後に発覚と、驚くほど多い数字ではありませんでした。

    ところが、今年6月1日~6月30日の1ヶ月間に、JAFが全国で救援要請を受けた件数は343件と、1月の約18倍にも達する件数となったそうです。

    猫がエンジンルームに侵入する理由は

    エンジンルームに侵入すると考えられる不具合

    猫などの動物がエンジンルームに侵入しているのを知らずに、エンジンをかけてしまうと、高温になったエンジンに触れてやけどをすることや、エンジンルーム内にあるファンベルトなどの各種ベルトに巻き込まれてしまい、猫の生命を奪ってしまう恐れもあります。

    またベルトに巻き込んでしまうと、ベルト類が切れてしまうことや、外れてしまうことも考えられそうです。

    暖かい時期でも侵入する理由とは

    猫が寒くもない6月にエンジンルームに侵入するのには、猫の出産時期と関係があると考えられるようです。

    猫は2月~4月と6月~9月に発情期を迎えて、春や秋に出産時期を迎えるといわれていますが、ちょうど6月頃は春に生まれた子猫の活動が活発になる時期となります。

    猫は暗くて狭い場所を好む習性から好奇心旺盛な子猫は、身近にあるクルマのエンジンルームを絶好の隠れ家として、利用することが多いと考えられそうです。

    また、梅雨の時期でもあることから、雨宿りの場所としてもエンジンルーム内は、ちょうどよい場所なのかもしれません。

    侵入によるトラブルを防ぐためには

    猫に人間の存在を知らせる

    侵入した猫を追い出そうと、クルマのボディを強く叩くことは、逆に猫を怯えさせてしまい、逆効果になってしまうことが考えられます。
    ボンネットやフェンダーを優しく叩く「猫バンバン」で、人間の存在を猫に知らせることが大切です。

    その際に、猫の鳴き声や動く音がエンジンルーム内から聞こえるようでしたら、ボンネットをそっと開けて猫の存在を確認してみましょう。

    猫の侵入を防ぐには

    冬場など暖をとるために侵入を防ぐには、ボディカバーを使用してクルマから出る熱を遮断することで、猫のエンジンルームへの侵入を防ぐと共に、爪によって傷つけられることを防ぐことができます。

    また、猫のエンジンルーム侵入を防ぐ方法としては、猫にとって居心地のよい環境を提供しないことが効果的です。

    猫が嫌がる木酢液(もくさくえき)や竹酢液(ちくさくえき)、市販の猫よけ剤などを、クルマの周囲にまくことも効果が期待できます。

    その他にも、猫が嫌がる超音波発生器の設置も効果はありますが、人によっては耳障りになりますので、周りの環境を考えて設置しましょう。

    侵入するのは猫以外の生き物も

    JAFによると、猫以外にヘビや鳥などがエンジンルームに侵入することもあるそうです。

    ヘビは種類によっては毒を持っていますので、見つけた時は安易に手を出さないようにしましょう。

    まとめ

    今回は猫がエンジンルームに侵入することについて、その理由や対策を紹介してきましたが、猫を不必要に驚かせることや、猫に危害を加えることは動物愛護の精神からも慎みましょう。

    猫の侵入によるトラブルを防ぐためにも、クルマに乗る前には「猫バンバン」を習慣化することを、クルマと猫の両方にダメージを与えない方法として、おすすめします。

    【参考】
    JAF(一般社団法人日本自動車連盟)「猫がクルマに入り込むポイントは“寒さ”より“子猫”JAFに要請のあったトラブル件数は6月に343件!」

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