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サービスエリアも事故や違反に注意!一方通行?歩行者優先なの

サービスエリアも事故や違反に注意
       
筆者たかまさ
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秋の行楽シーズンは、高速道路を利用して遠方に出掛けることも多いのではないでしょうか?

SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)を含めた高速道路には、普段から高速道路を利用しているドライバーでも、あまり知られていないルールやマナーがあります。

また、中には知らなかったばかりに、交通違反になってしまうもの、事故を誘発するものなどもあるようです。

今回は、高速道路のあまり知られていない、ルールやマナーの豆知識を紹介いたします。

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高速道路上は例外を除いて原則として駐停車禁止

高速道路のバス停に停車しているクルマを見かけることがありますが、道路交通法によって、例外を除き高速道路上でのクルマの駐停車は禁止されています。

高速道路上でクルマの駐停車が許されるのは、下記の場合のみです。

  1. 警察官の指示や危険防止のために一時停止するとき
  2. 事故や故障などのために十分の幅がある路側帯や路肩、非常駐車帯への駐停車
  3. 料金を支払うための停車
  4. SAやPAの駐車スペースへの駐車

なお、バス停への停車は駐停車違反になるだけでなく、「一般車進入禁止」の標識がある場合は、進入禁止違反にもなります。

また、非常駐車帯への停車についても、スマホやカーナビなどの操作のための停車は駐停車違反になりますので気をつけましょう。

思わぬことが事故につながり違反になることも

故障などで停車する際は三角表示板などが必須

発炎筒は車検時にも車載がチェックされるので問題ないかと思われますが、三角表示板は車検の項目にも入っていないことから、車載していないドライバーも少なくないようです。

しかし、車載が義務化されていない三角表示板など停止表示器材ですが、事故や故障などで高速道路上に停車する際には、発炎筒の使用と共にクルマの後方に表示しないと「故障車両表示義務違反」になってしまい、反則金と違反点数が科せられてしまいます。

高速道路を走行する前には、クルマに三角表示板が搭載されているかを確認して、搭載されていない場合にはカー用品店などで購入しましょう。

自分が停止していることを後続車に、いち早く知らせることは、追突事故防止の大原則です。

高速道路上でのガス欠も違反に

うっかり給油することを忘れて高速道路上でガス欠、実はこれも交通違反になってしまいます。

ガス欠は故障と同じように考えてしまいがちですが、ドライバーが気をつけていれば防げるものです。

ドライバーが高速道路に進入する前に必要な点検を怠ったことから、「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」に該当してしまい、反則金と違反点数が科せられますので、高速道路を利用する前に燃料の量は必ず確認しておきましょう。

当然、ガス欠になれば路上に停止せざるを得ないので、笑い事では済まされず、極めて危険であることは容易に想像できますね。

追い越される際にスピードを上げる

たまに見かけることがありますが、追い越し車線を走行していると走行車線のクルマが抜かせないように速度を上げるドライバーがいるようです。

道路交通法第27条では、「後続車に追いつかれた場合は、左に寄せて道を譲る」また、「追い越されている間は加速しない」と定められていますので、これも交通違反となり反則金と違反点数が科せられます。

こうしたお互いの行為が原因となって、あおり運転に発展し、事故につながり、とても危険であることは言うまでもありません。

SAやPAのルールとマナー

SAやPA内は歩行者優先ではない

高速道路は自動車専用道路で歩行者は通行ができませんが、SAやPA内では施設を利用するために、クルマから降りた歩行者が通行することは許されています

ただし、道路法でSAやPA内は高速道路の扱いになっていることから、歩行者優先ではありません。

歩行者が横断する際には、走行中のクルマをやり過ごしてから、横断することが必要になりますが、例外として歩行者の横断用にカラーリングされている部分では、歩行者優先となり、横断しようとする歩行者がいる時、クルマは停止する必要があります。

SAやPA内は一方通行ですので逆走事故に要注意

SAやPA内でも道路交通法が適用になりますので、一方通行や速度制限を守ることが必要です。

もし、駐車スペースを行き過ぎてしまった場合、周回路があるSAやPA以外では、そのまま本線に出て次のSAやPAに向かうことが必要です。

一方通行を逆走することで、正面衝突の恐れや、うっかり入り口から逆走で本線に入ってしまうこともあるようなので、逆走は絶対に避けましょう。

充電以外の目的で充電スペースに停めない

近年増加しているEV車は充電をしないと走行させることができませんが、残念ながらSAやPAの充電スペースには限りがあります。

充電スペースが空いているからと、ガソリン車が駐車してしまうと、充電を必要とするEV車が利用することができません。

また、EV車でも充電が完了した後は、すみやかに一般の駐車スペースに移動するなどして、充電スペースを次のクルマのために空けましょう。

まとめ

今回は高速道路のルールやマナーの豆知識を紹介いたしましたが、交通違反と知らずにルールやマナーに違反しているドライバーは少なくないようです。

なお、最近ではSAやPAの大型車駐車スペースに、乗用車が駐車しているために大型車が駐車できないことも問題化されています。

また、高速道路では本線上だけでなく、SAやPA内での事故も少なくないようです。

ドライバーにとっては速くて便利な高速道路ですが、ルールとマナーを守って安全に通行したいものです。

【参考】
NEXCO中日本「高速道路マナーガイド」

【サイト監修者】
Tomoki
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