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 ※当ページでは筆者が実際に利用もしくは取材し良質と感じたサービスを紹介(PR)しています。

トヨタのkintoは高いのがデメリット!もっと安いサブスクはあるの?

kintoは高いのがデメリット
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    トヨタの車サブスクサービスであるkintoは高すぎるのではないかと思っていることでしょう。
    サブスクサービスというと、自由度が高く安いというイメージがあります。

    しかしトヨタのkintoも他のサブスクと同じように、安く使えると思って良いのでしょうか?
    そこで、今回の記事ではトヨタのkintoは高すぎるのかについて解説します。

    この記事を読むと、kintoのメリットデメリットが明確に分かるのでぜひ最後まで見てください。

    そもそもトヨタのkintoとは?

    そもそもトヨタのkintoとは、月額定額で気軽にカーライフを楽しめる車のサブスクリプションサービスです。
    kintoには2つの種類があり、以下の違いがあります。

    1. KINTO ONE:トヨタ新車のオーナーになる
    2. KINTO for LEXUS:LEXUS新車のオーナーになる

    愛車を新車で購入する場合は、販売店ローンや銀行のマイカーローンなどを利用して支払いを行いますが、トヨタのkintoを利用すれば毎月一定額の支払いで融資を受けずとも新車を保有し続けられます。

    このようにkintoは一般には手が出しづらい新車購入を年単位のサブスクリプション(定期購入)契約を結ぶことで、リーズナブルにしたサービスといえるでしょう。

    もちろん選択できる車種はトヨタ車に限られる点は注意しなければなりません。

    トヨタのkintoは高いって本当?その他の車のサブスクと比較してみた!

    さてトヨタのkintoは高いのかどうかについて解説します。

    まず前提として、kintoはオープンエンド方式で契約することになります。
    kintoのような車のサブスクリプション契約では以下2つの方式が用意されています。

    1. オープンエンド方式:愛車のリース期間終了後に査定が行われ残価設定(※)との差額が精算される
    2. 契約満了時の精算は必要なくリース(サブスク)会社が残価に対して責任を負う

    ※残価とはサブスク契約(リース契約)時に設定する経年劣化による愛車価値の減少をあらかじめ設定差し引きして残った価値

    ちなみに残価が高く設定されていれば、月々の支払い額は低く抑えられます。
    しかし、オープンエンド方式だと残価が高く設定されていた場合精算の際に高い金額を支払う可能性がある点に注意しましょう。

    さて、車のサブスクサービスの契約形態が分かったところで、車種による比較を行っていきます。

    KINTOとの料金比較①:RIZE

    料金が一番高いグレードで比較

    3年5年7年
    KINTO48,18044,80042,350
    ピタクルプランなし43,23040,700
    カルモくん55,66043,39039,540

    トヨタRIZEで比較したところ、3年プランではKINTO優勢でしたが契約年数が上がる度にその他のサブスク会社が優勢になっています。

    7年契約だとカルモくんが一番安く、およそ2,000円程度の差です。
    7年契約は84ヶ月分になるので、2,000円×84ヶ月=17万円の差が出てしまう点に注意しましょう。

    KINTOとの料金比較②:ハリアー

    料金が一番高いグレードで比較

    3年5年7年
    KINTO72,38067,21063,360
    ピタクルプランなし65,23063,030
    カルモくん81,73068,25074,960

    ハリアーに乗る場合、一番安いのはピタクルという結果がでました。
    5年契約の段階で毎月2,000円の差がKINTOとあるため、結果的にピタクルに乗った方が12万円お得になる計算です。

    KINTOとの料金比較③:ヴォクシー

    ZS煌Ⅲで比較

    3年5年7年
    KINTO60,72056,21052,910
    ピタクルプランなし50,27052,140
    カルモくん64,86052,96054,280

    ヴォクシーの同グレードを比較したところ、一番の得意はピタクル5年という結果が出ました。

    5年契約にした場合、毎月ピタクルの方が約6,000円安いので、最終的に36万円も安く乗ることができます。
    基本的にKINTOの契約はどのような車種でも他のサブスクに比べてかなり高いという結果になりました。

    実際にKINTOの料金は高めである

    トヨタの人気車種3つで比較を行ってきましたが、実際のところKINTOはかなり高いという結果に落ち着きました。

    契約年数が長くなると、月々数千円の違いだけで数十万円の違いに発展するため、車のサブスクでコスパを重視するなら見積もり時点でKINTOはできる限り候補から外すべきでしょう。

    コスパ重視のサブスク選定であれば、以下2つのサブスク会社を検討すると良いです。

    1. 【ピタクル】
    2. 【カルモくん】

    仮にあなたが上質なサービスなどを求めるのであれば、【KINTO】での契約をおすすめします。

    ただ、ヴォクシーの例があるように5年間で36万円もの差が出てくると、年に1回分の旅行代金(5年間で毎年7万円使えると想定)に匹敵するため、家族や恋人との上質な時間を過ごすことを意識するのなら避けたほうが無難です。

    トヨタのkintoは高い!そもそもサブスクとローンで買うのはどっちがお得?

    kinto料金比較表1
    kinto料金比較表2
    人気車種のRIZE(グレードX)をKINTO、現金一括、銀行ローンと比較してみると上記の結果が算出されました。

    車のサブスクはや定額で利用できますが、買い取りができないので最終的には返却しなければならない点には注意してください。

    KINTOでの月額使用料金は完全な掛け捨てになってしまうので、サブスクを検討するのであれば先ほどお伝えした、カルモくんかピタクルがおすすめです。

    さらにカルモくんはリース期間が終わっても、残価を支払えば車を購入できるので、慣れた愛車を使い続けられる点が優れています。

    トヨタのkintoは高いけどメリットもある!

    ここまでトヨタの【KINTO】は高いということをお伝えしてきましたが、高いからこそのメリットもいくつかあります。
    具体的には4つが挙げられます。

    1. 任意保険が基本料金に含まれる
    2. 中途解約でも解約金が不要な場合がある
    3. 若い世代でもグレードの高い車に乗れる
    4. 数年おきに車を乗り換えるのに向いている

    それでは、より詳しく解説していきます。

    任意保険が基本料金に含まれる

    KINTOの車サブスクサービスには任意保険が基本料金に含まれています。
    そのため毎月別途保険料を保険会社に納める必要がありません。

    任意保険の平均金額は、年齢によって異なってきますが需要のある20代前半で車両保険ありの場合だと1ヶ月あたり1万3,498円です。
    この金額が基本料金に含まれていると考えると、他のサブスクサービスよりも高いのも納得です。

    中途解約でも解約金が不要な場合がある

    基本的に車のサブスクサービスはリース契約となるので途中解約はできません。

    しかし、kintoは解約金不要プランが用意されていますし、特別な事情がある場合には中途解約金が不要なケースが定められています。
    具体的には以下の通りです。

    1. 死亡
    2. 免許返納
    3. 海外転勤

    新卒で入社した会社で海外転勤があった場合には、愛車の使用が困難として無料で解約が可能となっています。

    若い世代でもグレードの高い車に乗れる

    kintoやカルモくんなどの車サブスクサービスでは、月額料金がその他の購入方法と比べて数万円低いのが当たり前です。

    この理由は、ローン返済や分割手数料が取られないからです。
    そのため若い世代でもグレードの高い車に乗車できるので、QOL(クオリティオブライフ)を上げることができます。

    数年おきに車を乗り換えるのに向いている

    トヨタkintoの比較表で具体的にお伝えしましたが、kintoは最初3年間の月額費用が低いため車を何度も乗り換えたい人に向いています。

    そのため色々な車に乗りたかったり、新車並みにきれいな車に乗りたかったりする場合にはメリットがたくさんあるサブスクサービスといえます。

    ただし、コスパを意識するのであれば、その他のサブスクを利用した方が良いでしょう。

    トヨタのkintoのデメリット6選!

    続いてはトヨタのkintoの優れていない点やデメリットをお伝えしていきます。

    1 保険等級の引き継ぎがない

    トヨタのkintoでは月額基本料金に任意保険料金が含まれるので、保険等級の引き継ぎがない点に注意してください。

    そのためあなたがゴールド免許で、元々任意保険が安い値段で加入できるのにkintoを利用すると高い任意保険に加入しなければならない状態がある点には注意しなければいけません。

    2 走行距離に制限がある

    kintoの他にサブスクサービスでは走行距離に制限があることがほとんどです。

    なぜなら、残価設定がされており想定以上の走行距離を走ってしまうと、車の残存する価値がすぐになくなってしまうからです。
    そのため、長距離ドライブをしたい場合には使いにくいいサービスと言えます。

    3 中途解約に違約金がかかる

    万が一家庭の事情やその他の事情などで中途解約をしなければいけない場合には、違約金がかかることがほとんどです。

    たしかに特別な状況においては解約違約金を支払わなくてもいいのですが、仕事を失ってしまって維持費を支払えなくなったといった場合でも違約金を支払わなければなりません。

    最低契約年数である3年というのは短いようで意外と長いので、契約前に十分注意して吟味する必要があります。

    4 カスタマイズなどの自由度がない

    kintoはペットの持ち込みや車内での喫煙などはすべて禁止されています。
    そのためカスタマイズの自由度がないのも車サブスクサービスのデメリットと言えます。

    購入すれば所有権があなたに移るので何をしても大丈夫ですが、基本的にサブスクサービスではカスタマイズの自由度はないと考えておきましょう。

    5 車のサブスクはメリットとの比較がとても大事!

    またkintoのデメリットとして、比較検討をしなければならない事項がとても多いです。

    なぜなら、kintoのサービスは車の購入のためにお金を支払っているわけではなく、使用に対して料金を払っているからです。

    そのため、使用料として支払っておいて問題がないのか、もしくは購入してしまった方がお得なのかをしっかりと比較する必要があります。

    6 資産にお金を払えないからもったいない

    先ほどの項目をさらに詳しく説明すると、kintoは愛車を利用することに対してお金を払うので資産価値が全く増えません。
    愛車を購入すれば動産として万が一の場合に現金に変えることができます。

    しかし、kintoではリース契約が終わった愛車を買い取るオプションは存在していません。

    そのため、いわば掛け捨ての状態で料金を支払わなければならないので、車を所有したい、少しでも車を売って結果的に安く車を買ったことにしたいという考えであれば、車のサブスクはおすすめできません。

    トヨタのkintoの実際の口コミや評判はどうなの?

    実際にツイッターを調査して、トヨタのkintoはどのような口コミ・評判が広がっているのかを確認していきます。

    kintoは絶対高い


    kintoの評判として多かったのが高いという意見でした。
    引用したツイートでは、任意保険をかけて車検費用を積み立てた方がずっと安くなるのにとの意見が出されていました。

    kintoのサブスクは買うより高くつく


    他のサブスクサービスと比べても自由度が少ない車のサブスクは、費用対効果がイマイチなのではないかという意見です。
    車の費用を安く済ませるなら、できる限りコスパのいいサービスを選びたいところです。

    kintoでは高級車レクサスを借りられる


    kintoでは高級車レクサスを借りられるプランもあります。
    しかし確認したところ、月額十数万円からとなっておりサブスクを検討するよりも購入した方がお得です。

    たしかにローンを組むと金利も発生しますが、高級車であれば資産価値も高くなるため掛け捨てではなく、所有権取得のためにお金を支払うべきです。

    トヨタのkintoは高すぎるから他の車サブスクがおすすめな理由

    ここまで様々な側面でトヨタのkintoを分析してきましたが、結論としては若い世代には高すぎるという結果に落ち着いています。
    しかも、買い取りオプションもないので愛車の使用料金だけに、お金を掛けていいのかという点も疑問です。

    もし、あなたが車が必要で今からでもサブスクサービスを利用したいのであれば、【ピタクル】【カルモくん】を利用しましょう。

    これらのサービスであれば、契約料金が安く抑えられて、必要であれば車の買い取りもできるので、コスパ良くカーライフを楽しむことができます。

    まとめ:トヨタkintoは高額だからコスパがいいのはカルモくん!

    今回の記事ではトヨタkintoは高すぎるかどうか詳しく解説してきました。

    結論としては、kintoの車サブスクサービスはとても高く、特に若い世代がリース契約を結んでしまうと大きな負担となります。
    そのため、コスパを求めて車を利用するならカルモくんを利用してみましょう。

    ピタクルも相見積もり先としては有用ですが、買い取りサービスオプションが公式HP内で公言されていないので、車種によっては利用できない可能性も高いです。

    これらの結果から、先ずは【カルモくん】で車を探してみましょう。
    それでも、どうしてもほしい車がなければ、次に【ピタクル】、最後に【KINTO】という順番で検討するのがおすすめです。

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