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新型コロナウイルスによる行動制限もなくなった今年のお盆休みは、多くの人が帰省やレジャーなどで車を利用して移動することから、考えられることは高速道路の激しい渋滞の発生です。
NEXCO各社では、7月14日に「お盆期間の高速道路における渋滞予測について【全国版】 」を発表して、高速道路の渋滞予測と利用日や通行時間帯変更による分散利用を呼びかけています。
今回は、NEXCOが発表した渋滞予測をもとに、2023年お盆休みの高速道路渋滞について紹介いたします。
このページの目次
今年のお盆休みは6日間
お盆休みの期間は例年であれば、8月13日から8月16の4日間とされていますが、今年は、国民の祝日「山の日」8月11日が金曜日であることから、8月16日の水曜日にかけて、6日間の休みを取得する人が多いと考えられます。
そのため、8月11日(金)から8月13日(日)にかけては、下り線を中心に帰省による渋滞が発生して、8月13日(日)から8月15日(火)にかけてはUターンラッシュによる上り線の渋滞が発生すると、NEXCOでは予測しているそうです。
また、お盆休みが始まる前日の8月10日にも、各高速道路で下り線を中心に渋滞が予測されるため、仕事などで高速道路を利用する際には、注意が必要だといえます。
各高速道路のとくに激しい渋滞の予測
お盆休み前半の大渋滞は8月11日に集中
NEXCOの発表では帰省ラッシュが集中する8月11日には、10時頃をピークとして東北自動車道下り線の矢板北PA付近を先頭に45km、6時頃をピークとして東名高速道路下り線の秦野中井IC付近を先頭に45km、同じく6時頃ピークとして中央自動車道下り線の相模湖IC付近を先頭に45kmの激しい渋滞が予測されています。
11日から12日にかけては、その他にも30kmを超える渋滞が各地の高速道路で予測されているので、通行する前には渋滞情報などで確認が必須でしょう。
お盆休み後半は13日と14日に激しい渋滞が発生
お盆休みも後半の13日以降には、Uターンラッシュが始まり、各高速道路の上り線下り線の両方で激しい渋滞が発生するようです。
Uターンラッシュ初日の13日では、東北自動車道下り線の羽生PA 付近で9時頃をピークとして40kmの渋滞、東名高速道路上り線の綾瀬バス停付近を先頭に45kmの渋滞、関越自動車道上り線高坂SA付近を先頭に40kmの渋滞が予測されています。
翌日の8月14日では、17時頃をピークに関越自動車道上り線高坂SA付近を先頭に35kmの渋滞、18時頃をピークに東北自動車道上り線の加須IC付近を先頭に30kmの渋滞と、かなり激しい渋滞が発生しそうです。
その他にも、13日と14日の両日は、各地の高速道路で30kmを超える渋滞が予測されています。
渋滞を防ぐために気をつけたいこと
上り坂などでの速度低下が渋滞発生の原因に
自然渋滞が発生する場所は、上り坂やトンネル入口付近などの速度が低下しやすい場所に多く見られます。
とくに上り坂やザグ部(下り坂から上り坂に変わるV字部分)では、スピードメーターを確認して、必要に応じてアクセルの踏み込みをすることが必要です。
車間距離をあけて、ブレーキを不必要に踏まない
前車との車間距離が少ないと前車が少しの減速をするだけでも、ブレーキを踏んでしまいがちです。
特に下り坂ではフットブレーキを多用することになってしまいますので、車間距離は十分にとることが必要だといえるでしょう。
不必要なブレーキランプ点灯は、後続車にも次々と連鎖してしまうことから、後方にいくほど速度も落ちて渋滞を発生させる原因となります。
また急な車線変更も、後続車にブレーキを踏ませることになりますので、注意が必要です。
まとめ
今回は、NEXCO3社が発表したお盆休みの渋滞発生予測を紹介いたしました。
昨年のお盆休みで30km以上の渋滞は10回であったのに対して、今年は23回の発生が予測されています。
渋滞を通過する時間は通常の3倍以上かかることも多いので、事前に渋滞情報の確認することと、時間的な余裕をもってドライブの計画をすることが必要でしょう。
【参考】
● NEXCO西日本「お盆期間の高速道路における渋滞予測について【全国版】