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車の塗装やボディカラーは何色が人気!色と事故率の関係は

車の色と事故率
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    街で見かける車のボディカラーも、大型家電と同様にホワイトが大多数を占めていた時期もありましたが、現代ではさまざまな色の車が見かけられます。

    みなさんが車を購入する時、ボディカラーの選択も楽しみのひとつではないでしょうか?

    清潔感があるホワイトやシルバーに鮮やかなレッド、重厚感があるブラックなど、考えるだけでも楽しいものです。

    ニュージーランドの大学による調査によれば、ボディーカラーと事故率には、何らかの関係があるとの結果がでているようです。

    また色だけではなく、ソリッドカラーやメタリック、マイカなど、塗装の種類でも選択肢がいくつかあります。

    今回は多様化しているボディカラーや塗装について、人気のボディカラーや塗装の種類による違いなど豆知識を紹介させていただきます。

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    ボディカラーの人気、日本ではパールホワイトがトップ

    アメリカのペイントメーカーであるアクサルタ社が、2021年に売れた車のボディカラーについての調査結果を発表しました。

    色系統別にみると、日本ではホワイト系が37%トップで、続いてブラック系の19%、シルバー系が11%、ブルー系9%、グレー系6%となっています。

    やはり現代でもホワイト系が人気ですが、ホワイト系の中でもパールホワイトの人気が高く全体の27%を占めており、以前は人気が絶大であったソリッドホワイトは全体の10%を占めるのみでした。

    次に世界的な傾向をみてみますと、ホワイト系が35%、ブラック系とグレー系が19%ずつ、シルバー系が9%、ブルー系が8%と、日本に比べてグレー系の人気の高いことがわかります。

    また、ホワイト系の中でもソリッドホワイトが全体の21%と人気が高く、パールホワイトの14%よりも多い結果となりました。

    この調査からもわかるように、日本に限らずホワイト系のボディカラーは、世界でも人気があるようです。

    車の塗装は大きくわけて3種類あります

    車の塗装は、ソリッド塗装、メタリック塗装、パール塗装の3種類がありますが、その違いを紹介させていただきます。

    ソリッド塗装

    昔からあるホワイトやブラック、レッドなど、単色での塗装がソリッド塗装です。

    以前はトップコート(塗装表面部)にクリア塗装を施していないものがほとんどでしたが、最近ではメタリック塗装同様にクリア塗装を施した2層コートのものが増えています。

    メタリック塗装やパール塗装に比べて、耐久性が高く補修がしやすいことが特徴です。

    メタリック塗装

    シルバーメタリックやガンメタリックに代表される塗装で、塗料の中にアルミの粉が混ざっており、太陽光や照明に反射してキラキラと輝くことが大きな特徴です。

    アルミの粉が空気に触れると酸化してしまうため、酸化防止をするためにトップコートにはクリア塗装がされています。

    また、塗装表面のクリア層を傷つけないために、ワックスやコンパウンドなどもメタリック車用のものを使用することが必要です。

    パール(マイカ)塗装

    パールホワイトやパールブラックなどに代表される塗装で、塗料の中にマイカ(雲母)片が混ぜられています。

    メーカーによってはマイカの名称でも呼ばれますが、マイカは英語で雲母のことです。

    半透明な層が何層にも重なっているため、光の当たり具合によって独特な輝きがあり、高級感はメタリックを上回るといえます。

    そのままではマイカ片で塗装面がざらついてしまうため、メタリック塗装同様にクリア塗装が施されているので、ワックスやコンパウンドなどもメタリック車用のものを使用することが必要です。

    ボディカラーによって車内温度も変わる

    こちらでは、ボディカラーの豆知識をいくつか紹介させていただきます。

    真夏の車内温度、ホワイトとブラックの差は5℃

    JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が真夏の炎天下(気温35℃)で行った実験では、実験開始4時間後にはホワイトのボディカラーの車は車内温度が52℃、ブラックの車は57℃と5℃の差が発生することがわかりました。

    また同実験では、実験開始後の温度上昇もブラックの車は他の色に比べて急激に上がることが判明しています。

    事故率が低いボディカラーはシルバー

    ニュージーランドのオークランド大学などでの研究結果によると、事故率がもっとも低いボディカラーはシルバーでした。

    事故率が低い理由として、太陽光や照明を反射するので遠くからでも視認されやすいことなどが考えられます。

    逆に事故率が高かったボディカラーは、夜間に視認しにくいブラックではなく意外にもブルーでした。

    ブルーには心をリラックスさせる効果があり緊張感を和らげてしまうこと、実際よりも距離が遠くにみえてしまう視覚的効果があることなどが、理由として考えられています。

    人気のボディーカラーのまとめ

    今回は人気のボディカラーや塗装の種類による違いなどを中心に、豆知識を紹介させていただきました。

    車を選択する際にはボディカラーも、大きなファクターになることもあります。「希望色がないので、この車種の購入は見送った」などの話も聞くことがあります。

    その一方で一般的にボディカラーはリセールバリューにも、大きな影響をおよぼすことも多いようです。

    ホワイト系やブラック系の車は、一般的にリセールバリューが高くなると言われています。

    車を購入する際にボディカラーは悩むところですが、自分がお気に入りの色を選ぶことが一番の選択肢ではないでしょうか。
    【参考】アクサルタ社日本法人公式ホームページ

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