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車のオイル!種類や役割、交換時期など意外と知らない豆知識

車のオイル交換と種類
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    ガソリン車やディーゼル車はもちろん、PHEV(プラグインハイブリッド)車もエンジンを搭載しているので、エンジンオイルは使われています。

    脱化石燃料が叫ばれている昨今ですが、エンジンを搭載している車は2021年現在で自動車全登録台数の98%と、まだまだエンジンオイルを必要とする車がほとんどです。

    エンジンオイルは潤滑油とも呼ばれていますが、車のエンジンを心臓に例えると、エンジンオイルは血液にあたるともいえるでしょう。

    エンジンオイルが少ない状態や極度に劣化している状態が続くと、エンジンも本来の能力を出せないだけでなく、最悪の場合はエンジンの焼付きなど重大なトラブルに見舞われる可能性もあります。

    今回はエンジンを搭載している車になくてはならない、エンジンオイルの豆知識を中心に紹介いたします。

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    エンジンオイルの役割は潤滑だけではありません

    エンジンオイルの役割はいくつかありますので、ここでは主なものを紹介していきましょう。

    エンジン内部の潤滑

    エンジン内部の金属部が擦れ合う時の摩擦を軽減して、各金属部の摩耗を軽減させる作用があります。

    エンジンオイルの役割として、一般的に最も知られているものです。

    シリンダー内部の密封

    ピストンとシリンダーは完全には密封されているわけではなく、ごくわずかな隙間がありますが、エンジンオイルはその隙間を埋める重要な作用をしています。

    防錆効果

    金属の表面をオイルの被膜(ひまく)によって、空気や水分をシャットアウトすることで、金属部のサビを防いでいます。

    清浄効果

    エンジン内の金属部から出る細かいスラッジなどは、オイルとともにオイルフィルターを通して濾(こ)されて除去されています。

    冷却効果

    エンジン内部の燃焼や摩擦により発生した熱は、エンジンオイルが各部を回ることにより吸収されます。

    その後エンジンオイルがオイルパンに戻った際に、吸収された熱は冷却されて、エンジン自体を冷やす作用もあるのです。

    エンジンオイルの種類

    エンジンオイルは大きく分けると3つの種類に分類されますが、ここでそれぞれの特徴を紹介していきます。

    化学合成オイル

    ナフサ系の石油製品や天然ガスなどの上質な原料を使用しており、高度な精製や化学処理をすることで分子量を揃えて、不純物を可能な限り取り除いた高純度なエンジンオイルです。

    寒い時期でもエンジンの始動性に優れ、耐熱性が高いためオイル自体の耐久性も高く酸化にも強い、また燃費も良いという長所をもっています。

    ただしエンジンオイルの中では価格も高めですので、月の走行距離が多いなど頻繁にオイル交換をされる方にとっては、お財布にやさしいとはいえませんが、エンジンの高回転域を使う高性能車には向いているオイルです。

    鉱物油

    原油を蒸留して精製されたオイルで、一般的によく使われているエンジンオイルです。

    不純物は取り除いてありますが、分子量は化学合成オイルに比べて均質ではなく、さまざまな添加剤を加えることで安定した性能をもたせています。

    化学合成オイルに比べて耐熱性や酸化に劣るため、オイル自体の耐久性は低くなること、寒い時期の始動性が劣ること、オイル交換の頻度は多くなることが短所です。

    ただし価格は安いので、あまり距離を乗られない方から一般的な車の使用をされる方まで、幅広く対応できるオイルだといえるでしょう。

    部分合成油

    化学合成オイルと鉱物油を混合させたオイルですが、ベースは鉱物油になります(化学合成オイルの配合比は20%以上)。

    化学合成オイルを加えることで、鉱物油の短所となるオイルの酸化を抑え、寒い時期の始動性を改善していることが特徴です。

    価格的にも化学合成オイルよりは安価になりますので、月の走行距離が多い方や高速道路をよく使われる方におすすめのオイルだといえます。

    意外に知られていないエンジンオイルの豆知識

    ディーゼル車にはディーゼル車専用のエンジンオイルを使いましょう

    ディーゼルエンジンの燃料である軽油には「硫黄分」が含まれていますので、燃焼時には「硫黄酸化物」が生成して、エンジン内部には強い酸が発生してしまい、エンジン内部を腐食させる恐れがあるのです。

    酸による腐食やオイルの劣化を防ぐため、ディーゼル車専用のエンジンオイルには、この強い酸を中和させるためのアルカリ成分が添加剤として多く加えられています。

    そのため、ディーゼル車にはディーゼル車専用のエンジンオイルがおすすめです。
    最近ではガソリン車・ディーゼル車共用のオイルも発売されていますので、こちらを使うこともよいでしょう。

    エンジンオイルの交換時期は?

    メーカーや車種によって交換時期は様々ですが、一般的には走行距離3000km~5000km前後または6ヶ月~1年ごとが多いようです。

    ただし車の使用状況によっても大きく左右されますので、悪路走行が多い方や短距離走行(1回の走行で8km以下)が多い方は、オイルの劣化も早くなりますので、交換時期も短くなります。

    また化学合成オイル使用がメーカーで指定されている車では、走行距離25,000kmごとの交換でよいとされているメーカーもあるようです。

    オイル粘度はメーカーや車種指定のものを使いましょう

    エンジンオイルの缶には、粘度が表示されています。

    5W-30などの数字とアルファベットで表示されていますが、W左側の数字が低温時、W右側の数字はエンジンが温まった状態での粘度です。

    メーカーや車種によって車種によってエンジンオイル粘度の指定がありますので、エンジンの性能を引き出すためにも指定された粘度のオイルを使いましょう。

    車のオイル!種類や役割のまとめ

    今回はエンジンオイルの種類や豆知識を中心に、紹介させていただきました。

    エンジンオイルはエンジンにとって潤滑油としてだけではなく、重要な役割を担っているものであることがお解りいただけたかと思います。

    エンジンの性能を維持するためにも、エンジンオイルの量や汚れなどの日常点検はこまめに行いたいものです。

    この記事をオイル交換の際に、少しでもご参考にしていただければと思います。


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