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車酔い・乗り物酔いはなぜ起きる?その原因と対策、治し方を紹介

乗り物酔いの原因と対策
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    『家族が運転する車で楽しいドライブのはずが、車酔いで楽しいどころか苦痛で終わってしまった。』

    そのような経験をしてしまうと、ドライブへ出かけるのも不安になってしまいます。

    また、ハンドルを握っている時は車酔いをしなくても、他の人に乗せてもらうと車酔いをしてしまう人も少なくはないようです。

    車酔いをする人でも車に乗れば必ず起きるわけではなく、ある条件にあてはまった時に車酔いが起きることが多いようです。

    車酔いを克服してドライブを楽しむためには、車酔いの原因を知って対策をしておくと心理的にも安心でしょう。

    そこで今回は、車酔いが起きる体のメカニズムや車酔いを引き起こす原因、対策について紹介いたします。

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    車酔いが起きるメカニズム

    人間の体には空間において重力の方向に対してバランスを取ろうとする平衡感覚が存在しますが、この平衡感覚は内耳の奥にある三半規管と耳石器によってつかさどられています。

    その仕組みは、三半規管の中にあるリンパ液や耳石器の中にある平衡砂が、体の位置や揺れなどを感知して脳に伝えるのです。

    ところが、乗車中には走行中の振動による縦揺れや曲がるときの横揺れ、ブレーキや加速による前後の揺れなどの不規則な動きによって、脳に入る情報が過剰になってしまうことや、視覚による情報とのズレが生じてしまうことが起こってしまいます。

    そのために脳が混乱してしまうことが原因になり、自律神経が乱れてしまうことから、吐き気や冷や汗、頭痛といった不快な症状を引き起こしてしまうことが車酔いの起こるメカニズムです。

    なお、4歳から12歳くらいまでの子どもに車酔いが多い原因としては、脳が発達途上であることから刺激に対して、敏感に反応してしまうことが原因になります。

    車酔いを引き起こす原因について

    体調が悪いときや空腹・満腹時

    寝不足や疲れが溜まっているときや風邪をひいているときなどは、自律神経も乱れてしまうことから、いつもは車酔いしない人でも車酔いしてしまうことがありますので注意が必要です。

    また、空腹時や満腹時には、走行中の揺れにより胃腸も揺れ動くことから、吐き気がすることや嘔吐(おうと)をしてしまうこともあります。

    車内での読書やスマホなどの画面に集中する

    車の振動によって本や画面が揺れ動くために、一点を長い時間にわたって見つめていると、眼は不規則に動く文字や画像を追うことで平衡感覚に狂いが生じてしまい、車酔いが発生する原因となることがあります。

    急がつく運転動作も発生の原因になります

    急加速や急ブレーキ、急ハンドルなど急のつく運転動作は、ドライバー自身は揺れを予測できるために、無意識に体を安定させようとしますが、とくに後部座席の乗員は急な運転動作を視覚的に予測することが難しいのです。

    そのために、突然の大きな揺れへの対処ができないことから、脳が混乱してしまうことで自律神経に乱れが生じて、車酔いが発生する原因となってしまいます。

    山道などカーブが多い場所での走行では、ブレーキとアクセルを繰り返す回数も多く、体が左右に揺れることも多いので、車酔いが発生しやすい条件が揃っているといえるでしょう。

    車内の臭いも車酔いの原因に

    最近の車は気密性が高いため窓ガラスをすべて閉めていると、車内の空気は入れ替わりにくいようです。

    タバコの臭いや香水の匂いといったものだけでなく、新車独特の匂いやエアコンの臭い、ペットの臭いなども、車酔いの原因になることがあります。

    心理的なものが原因になることも

    一度でもひどい車酔いを経験するとトラウマになってしまい、また車酔いするかもしれないと不安になってしまうものですが、この不安感はストレスとなることから自律神経に乱れを生じさせて、車酔いを引き起こしてしまうこともあります。

    車酔いの対策や治し方は?

    助手席など前方がみえる座席に座る

    助手席など前方がみえる座席に座ることによって、車の動きを察知できることができることによって、平衡感覚と視覚による情報のずれを少なくすることができます。

    また、前方の遠くをみることで、視覚にはいる景色も単調になることから、自律神経の乱れを抑えることができますので、車酔いを起こしやすい人は助手席に座るとよいでしょう。

    ときどき窓を開けて換気をする

    車内の臭いが車酔いの原因になることも多いことから、ときどき窓を開けて外のフレッシュな空気を取り入れるとよいでしょう。

    窓を開けるかわりにエアコンの外気導入を使ってもよいのですが、エアコンフィルターが汚れていると、逆に臭いの原因を作り出していることもあります。

    また休憩を多めにとって、外に出て体を少し動かすことも効果的です。

    酔い止めの薬を服用する

    車酔いを起こしやすい人は、乗車する前に酔い止めの薬を服用しておくとよいでしょう。

    酔い止めの薬には自律神経を整える作用や、吐き気を抑える作用などがあります。

    また薬を服用することで安心でき、心理的原因での車酔いを防ぐ効果も期待できそうです。

    まとめ

    今回は車酔いが起きる体のメカニズムや車酔いを引き起こす原因、対策について紹介いたしました。

    車酔いに限らず乗り物酔いは実際に起きてしまうと、不快で苦しいものです。

    ドライバーも車酔いを起こしやすい人を乗せる時には、いつも以上に急のつく運転動作をしないように気をつけることや、車内の臭いを発生する原因を除去するなどの気配りをしたいものです。

    【参考】
    チューリッヒ保険会社「乗り物酔い・車酔い対策と治す対処法(薬・ツボ)。原因は三半規管?」
    乗り物酔いの原因とは?|アネロン【エスエス製薬】

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