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今では当たり前の装置や装備も、当時は国産車への初搭載!を紹介

国産車に初搭載
       
筆者たかまさ
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現代のクルマには軽自動車から高級車まで、安全装置や便利な装備など数多くの装置や装備が搭載されていますが、これらはクルマの進化ともに、開発されて実用化してきました。

また、搭載された装置や装備の中には現代のクルマでは当たり前なものも数多くありますが、国産車に初めて搭載されたときには、すべてが画期的なものとして受け入れられたわけでなく、当初はあまり受け入れられなかったものもあります。

今回は、現代では当たり前になっている装置や装備について、国産車への初搭載された際のエピソードなどを紹介いたします。

国産車初のターボエンジン乗用車は日産が発売

ターボエンジン
市販の乗用車のエンジンに、世界でターボを初めて搭載したのは1973年のBMW2002ターボですが、国産車では1979年10月に登場した日産の高級車セドリックとその姉妹車のグロリアに搭載されました。

当時は排ガス規制や第2次オイルショックの影響で、ハイパワー車に対して社会的にも風当たりが強い時代でしたが、排気エネルギーを再利用してエンジンの効率をアップさせるといった名目で、当時の運輸省から認可を取得して発売にこぎつけたそうです。

そのエンジンは、直列2Lの6気筒にターボを付けることで、ベースエンジンの130馬力から145馬力へとパワーアップして、当時発売されていた2.8Lエンジン搭載車と同等のパワーを得ています。

その後、ターボは次々と他のクルマにも普及しましたが、当時は現代の燃費向上のためのターボではなく、ハイパワーを得るためのものが主流でした。

この便利装備の登場にも、こんなエピソードがあった

国産初の両側スライドドア搭載車の人気はイマイチでした

両側スライドドア
現代のミニバンでは当たり前の装備になっているスライドドアですが、1964年にダットサン・キャブライト・ライトバンに初めて採用され、その後はトヨタ・ハイエース(初代)やマツダ・ボンゴ(初代)など1BOXカーを中心に採用されていました。

その後、1982年に登場した日産プレーリー(初代)は、2BOXの乗用車タイプにセンターピラーをなくした両側スライドドアという、当時としては画期的な装備で発売されましたが、販売的には大成功とはいえなかったようです。

センターピラーをなくして広い開口部が魅力でしたが、当時の技術では十分なボディ剛性を得ることができなかったことが不評で、2代目はセンターピラーが付いた構造に変更されています。

その後、両側スライドドアは、1999年に登場した日産・セレナとマツダ・MPV(2代目)に採用されて一躍人気となり、現代のミニバン人気を支える装備の一つとなりました。

国産車に搭載されて初のナビは地図の差し替えが必要?

カーナビ
現代のクルマの装備では必需品に近いカーナビですが、その登場は意外に古く1981年に登場したホンダ・アコード(2代目)に初めて採用されました。

しかし、カーナビとはいうものの、現代のようにGPSを利用したいないため、ジャイロセンサーと距離センサーで移動方向や距離を測定して、ディスプレイのシート状の地図に位置を表示する、アナログ的なものになります。

また、自車の位置が対象地域を外れると、対象地域の地図に差し替えが必要になったそうです。

ちなみに、現代と同じようにGPSを利用したカーナビは、1990年登場のユーノス(マツダ)・コスモへの採用が国産車初となりました。

画期的であった国産車初の安全装備

ABSは意外に古くから存在していた

アンチロックブレーキ
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は、現代では装着が義務化されている安全装備です。

元々は鉄道車両向けに開発されたABSですが、1969年にはアメリカのフォードの一部車種で採用されており、国産車では1971年に日産・プレジデントにも採用されましたが、当時のABSは後輪のみに作動するものでした。

その後、1978年にメルセデス・ベンツSクラスにオプションで、現在と同じ4輪すべてに作動するものが採用され、1982年には国産車として初の4輪ABSをオプション設定した、ホンダ・プレリュード(2代目)が発売されました。

その後、ABSは急速に普及しましたが、登場した当初は自動車メーカーによって、呼び名が異なっていたようです。

エアバッグの登場当初は運転席のみでした

エアバッグ
シートベルトと共に乗員を事故によるケガから守るエアバッグですが、1981年にメルセデス・ベンツSクラスにオプションで採用されましたが、国産車では1987年にホンダ・レジェンド(初代)にオプションとして採用されました。

当時は現代のように助手席への装備はなく、運転席のみオプションで装備されるものがほとんどであったようです。

なお、あまり知られていませんが、エアバッグを最初に考案したのは、日本の発明家である小堀保三郎氏です。

まとめ

今回は現代では当たり前になっている装置や装備について、初めて国産車に搭載された車種や当時のエピソードを中心に紹介いたしました。

クルマの装置や装備の中には、早い時期に登場したものの、両側スライドドアのように普及まで時間が掛かるものや、カーナビのように技術進歩で格段に進化したものなど、さまざまな歴史を積み重ねてきたことが、おわかりいただけたかと思います。

今後もあっと驚くような、画期的な装置や装備の出現に期待したいものですね。

【参考】
JAF Mate「あの時“斬新”でも今は“名”装備 一般化された衝撃装備」

【サイト監修者】
Tomoki
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