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現代ではWEBを通じてタクシーを呼ぶことが可能になるなど、WEBを利用した便利なサービスが受けられるものが増えていますが、昨年12月4日よりJAF(一般社団法人日本自動車連盟)がロードサービスをWEBから要請できる新サービスを開始しました。
今回は、この新サービスの特徴や利用の流れをを中心に紹介いたします。
このページの目次
専用アプリなどのインストールは不要
従来はJAFのロードサービスを利用する際には、電話やFAXからの要請の他、JAFの公式アプリ「JAFアプリ」をスマホにあらかじめインストールしておき、アプリ上から要請する必要がありました。
今回の新サービスではアプリのインストールも必要なく、WEBで専用ページ「救援要請ウェブサイト」から手続きを完結させることができるため、スマホだけでなくパソコンやタブレットからも利用することが可能となっています。
JAFの新サービスはここが便利
救援地の住所が不明でも救援可能に
今回の新サービスでは、GPSの位置情報から現在位置を確認できるため、住所がわからない場合にも、WEB上で救援場所を特定して、ロードサービスを受けることができます。
このことから、土地勘のない場所で救援が必要になった際に、現在位置を地図アプリなどで確認してから通話で説明することも不要となるため、初動時間の短縮につながり、迅速な救援が期待できそうです。
なお、ロードサービスの要請をする際には、あらかじめスマホなどの位置情報をONにしておくと、スムーズに操作ができるでしょう。
JAFコールセンターとはチャットでやり取り
新サービスで不明な点についいては、通話の音声によるやり取りではなく、チャットによるやり取りとなります。
トラブル発生で気が動転している時などは、通話によるやり取りでは、聞き間違いや聞きもらしなどが起きやすいものです。
その点、チャットによるやり取りならば、こちらからの質問や要望もコールセンターからの回答結果が文字で表示されるため、正確な情報のやり取りが可能で、あとから確認もできます。
JAFサービスカーの位置などもWEBで確認可能
今回の新サービスでは、要請を受けて出動したロードサービスカーの救援現場到着時間や現在の走行位置をWEB上で確認することができます。
従来では救援要請をしたものの、ロードサービスカーがいつごろ到着するのか、どこにいるのか不明なことから、不安に感じることも少なくありませんでしたが、到着時間や現在位置がわかることで、そのような不安が解消することは、大きな安心感を得られるといえるでしょう。
WEBからのロードサービス要請の流れ
専用ページにメールアドレスを入力
ロードサービスを要請する際に今回の新サービスを利用する方法は、スマホなどでJAFのホームページを開き、「ロードサービスを呼ぶ」(https://jaf.or.jp/common/call-road-service)から、「ウェブサイトで呼ぶ」をタップまたはクリックすると、専用ページ「救援要請ウェブサイト」が開きます。
最初のページにメールアドレスを入力して仮登録後、返信されたメールに記載されたURLをクリックすれば本登録が完了です。
表示されたフォームに入力していく
次に表示された入力フォームの指示に従い、氏名や電話番号を入力後、トラブルの内容、希望の内容、救援場所などの選択を行います。
必要項目の選択が終了すると確認画面に切り替わりますので、内容に間違いがなければ完了ボタンをタップまたはクリックして、ロードサービスの要請が完了となる手順です。
まとめ
今回はJAFが新しくスタートした、WEBによるロードサービスの要請について、その特徴や利用の流れを紹介いたしました。
ロードサービスを利用する際には突発的なトラブルも多いため、ロードサービスカーが到着するまでは必要以上に不安になってしまうものです。
WEBからのロードサービスの要請をすることで、迅速で正確なロードサービス出動が可能になることは、利用するユーザーにとって便利なだけでなく、安心感も得られるのではないでしょうか。
【参考】
● JAF(一般社団法人日本自動車連盟)「ウェブからJAFが呼べる!?ロードサービス要請の新しいサービス提供開始!」