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これまでのEVではセダンやSUVなどがメインでしたが、今年は三菱自動車と日産自動車が発売した軽EVの売れ行きは好調であると発表されました。
発売して、1カ月も経ちませんが、1万台以上も受注されたことがわかり、多くのユーザーがEVに興味を持っていたことがわかります。
日産・三菱どちらも軽EVが好調
三菱自動車工業は6月13日に新型軽BEV「eKクロス EV」が5月20日から約3400台も受注したと発表しました。
この受注件数は月販売目標台数850台の4倍となる数字で、正式発売となる6月16日を待たずに目標台数を達成する結果になります。
日産自動車も6月13日に「日産サクラ」の受注が3週間で1万1000台を超えたと発表しました。
サクラの受注件数は2022年5月の日産の自動車販売台数が14,245台であることを踏まえると驚異的な件数ということがわかります。
「ekクロス EV」と「日産サクラ」の両方とも、正式発売をする前にこれまでの受注件数を獲得していることから、正式発売され、コマーシャルが全国展開されるとさらに勢いが増していくでしょう。
軽EVは日本でシェアを獲得するのか
これまで、EVのシェア率はガソリン車に比べて低く、ほとんどの方が購入を検討していない車種でした。
しかし、日産・三菱が発表した軽EVはサクラが233万3100~294万300円、eKクロスEVは239万8000~293万2600円になりますが、国や地方自治体の補助金を使うことで200万で購入することが可能になっています。
購入をしやすい金額になったこともありますが、政府はカーボンニュートラルを目標としていて、EV充電施設にも補助金を出すことから、インフラ面でも整備が進んでいます。
技術が進歩したことで満充電での走行距離も伸び、インフラも整い始めたため、ここまで好調なセールスに繋がったのでしょう。
正式に発売され、実際に運転した人の乗り心地や燃費性能が評価されれば、EV全体の評価が見直されるかもしれません。
日産・三菱がEV市場から躍進する可能性も出てくるでしょうね。
EVが日本の車市場をけん引するか
新型軽EVが期待されていることはわかりましたが、ここまで好調な売れ行きを記録するとは思いませんでした。
トヨタ・スバルが共同開発した「bz4X」や「ソルテラ」も合わせて、日本のEV市場は盛り上がっていきそうですね。