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新車の納期が長期化、その影響は中古車市場にも!

新車の納期が長期化
       
筆者たかまさ
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長引く新型コロナウイルス感染拡大などの影響により、自動車メーカーにも部品供給の遅延などの影響がでています。

コロナ禍以前は新車の納期は、特別なオプションを装着した場合、発売当初の人気によるものなど特殊な場合を除くと、契約後は1~3ヶ月で納車が一般的でした。

昨今では納期が3ヶ月~6ヶ月は当たり前で、車種やグレードによっては1年を超える場合や受注停止などもあるようです。

また、新車の納期が長期化することによって、中古車市場にも影響が発生しています。

今回は、新車の納期が長期化している現状と、中古車市場への影響を紹介させていただきます。

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アクアで6ヶ月以上、最近の納期動向

トヨタ自動車の公式サイトでは、各車の納期情報を掲載していますが、7月19日時点の工場出荷時期の目処では、アクアが6ヶ月以上、ヤリス(ガソリン車)で4~5ヶ月程度、カローラにいたっては「詳しくは販売店にお問い合わせください」と記載されています。

またホンダも同様にホームページ内に工場出荷時期の目処が案内されていますが7月26日時点の情報では、ヴェゼルのガソリン車で4ヶ月程度、eHEV車は半年以上、N-BOXで半年程度と記載されており、やはり納期が長期化しているようです。

またマツダや日産ではホームページ上に、車種ごとの明記はされていませんが、納期遅延のお詫びの文章は掲載されています。

納期の長期化の原因と影響について

納期の長期化の原因は半導体や各種部品の供給遅延

今回の納期の長期化は、世界的な半導体の供給不足が主な原因とされています。

半導体を製造しているメーカーが限られていますが、コロナ禍によるパソコンやゲーム機などの大幅な需要増もあり、その影響で自動車用半導体の生産遅延が起きているようです。

その他にもウクライナ情勢などによる、ワイヤーハーネスなど各種部品やユニットの供給遅延も原因のひとつといえるでしょう。

納期の長期化で下取り車が車検切れになってしまうことも

車検を少し残して車を買い替えるユーザーが多いようですが、納期が長期化することにより、新車が納車される前に現在乗っている車の車検が切れてしまうことも考えられます。

現在乗っている車の車検費用はユーザーの負担になり、購入費用とは別の余分な出費になってしまうので、ユーザーとしては悩みどころです。

新規購入では月極駐車場の問題も考えられます

新規に車を購入することで月極駐車場を借りる場合に納期が遅延してしまうと、車がなくても駐車場代だけかかってしまう恐れも考えられます。

月極駐車場は販売店との相談の上で、納期の目処がたってから借りたほうが安心かもしれません。

中古車市場にも影響がでています

新車の納期が長期化することで中古車市場にも影響がでていますので、ここでふれておきましょう。

中古車市場に車が流れてこない

新車の納期が長期化することで、新車への買い換えにより下取りや買い取りなどによって中古車市場に流れていた車が、昨今では減少しています。

そのため中古車市場での流通量が減り、車種によってはお客さんが来ても希望の車種が見つからない状態になっているようです。

新車が間に合わないので中古車に変更する人も増加

現在乗っている車の車検切れなどの都合で新車をあきらめ、納期が早い中古車にシフトするユーザーも最近では増えています。

そのため、高年式の低走行距離の車を中心に需要が増えて、中古車不足に拍車をかけているようです。

これらの原因により、コロナ禍以前に比べると中古車の価格が高騰しています。

新車の納期が長期化のまとめ

今回は新車の納期が長期化していることについて、中古車市場への影響もおりまぜて紹介させていただきました。

各自動車メーカーも納期を短縮するための努力をされていますが、新型コロナウイルスの拡大状況によっては、まだ先が読めない状況が続くのかもしれません。

新車を購入される方は、販売店と納期を相談の上で、時間に余裕をもっての購入が必要かと考えられます。

今回の記事を最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

【サイト監修者】
Tomoki
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