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あおり運転の罰則が強化されていたことは、多くのドライバーが知っていることでしょう。以前までは基準が曖昧になっており、取り締まりや検挙が困難でした。
しかし2020年6月からあおり運転に対する罰則として「妨害運転罪」が適用されることになっています。
最近ではよくニュースでも見かけることも多く実際に遭遇する可能性も考えられます。今回はそんなあおり運転について考察してみたいと思います。
「妨害運転罪」とは
2020年6月からあおり運転には妨害運転罪が適用されることになりました。
あおり運転は10項目が定義されています。
例えば不要な急ブレーキや車間距離を詰めて急接近、急な進路変更や蛇行運転などです。
妨害運転罪の罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。違反点数は25点・運転免許取り消しになります。
このように罰則強化が行われたのにも関わらず、未だにあおり運転で検挙される人が多いのが実態です。
動画サイトにも多くの事案が投稿されていて、TVやニュースでも特集されています。
あおり運転をされたらどうすればよいのか
あおり運転が罰則強化された背景にはドライブレコーダーやSNSの普及による拡散など影響が考えられます。
あおり運転を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。
専門家は、あおる人に問題があるのは確かだが、あおられる人にもそれなりの原因がある場合が多い、と訴えている人もいます。
例えばブレーキをじわじわかけて停止線までゆっくり時間をかけるタイプや、後方の安全確認をせずに急な進路変更を繰り返す人などは、本人が気が付かないうちに、あおられる原因を作っている可能性が高いです。
特にサイドミラー等を、普段から適切に活用していない人は知らず知らずのうちに危険な運転をしていて、迷惑を周囲の車にかけているかもしれません。
もし、あおり運転をよくされる人がいるのなら、このようなタイプに該当する可能性もあります。改善することにより、あおり運転の被害にあう可能性はぐっと減るかもしれません。
それでも、意図せず「あおり運転」をされたらどのように対処すればいいのでしょうか。
パニックになるかもしれませんが、大事なのは落ち着いて冷静に対処することです。
速やかに安全な場所等に停止して進路を譲りましょう。決してあおり返してはいけません。
もし身の危険を感じた場合にはすぐに110番通報しましょう。緊急通話は違反の対象にならないので心配する必要はありません。
ドライブレコーダーなどの記録があれば、後にトラブルになった場合でも、自分の正当性を立証する貴重な情報として活用できます。
悔いのない解決をするためにも、ドライブレコーダーの取り付けをお勧めします。
あおり運転の罪は重い
妨害運転罪について解説しました。
あおられることが多いと感じている人は少し自分の運転を見直すことで、あおられることが少なくなるかもしれません。
あおり運転は卑劣な行為です、よって、想像以上に罪は重いです。
加害者になるのは論外ですが、被害者にならないためにも、常に自分だけでなく、周囲への安全を配慮して走行することが大切です。