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自転車の道路交通法が数年前に一気に厳しくなったことについては、自転車に乗る人ならだれもが意識しておくべきことです。
法改正によりスマホやイヤホンのながら運転は取り締まりの対象となりました。
しかし、車と同じくらいの速いスピードで走行している自転車があるにも関わらず、ヘルメットのなどは取り締まりの対象となっていません。
今回は自転車に関する道路交通法について解説していこうと思います。
自転車の道路交通法には矛盾がある
道路交通法とは車や歩行者などが安全に道路を使うために必要なもので、守らなかった場合は交通違反となります。
この道路交通法は自転車にも適用されるので違反した場合には車やバイク同様に罰則が科せられます。
自転車の道路交通法はながら運転や並列走行、右側通行の禁止などです。
しかし自転車の道路交通法のなかにはスピードやヘルメット着用に関する法律は存在しません。
同じ2輪のバイクや原付には、このようなことに関して法律が決まっているのに自転車にだけ無いのは大きな矛盾だといえます。
自転車の道路交通法の問題点と解決策
昨今、自転車の性能は著しく向上しています。
特に最近では、高性能自転車やロードバイクを利用する人が増えてきました。
ロードバイクやロードレース用の自転車などは、普通の成人男性なら時速30~40キロは、楽に出すことが可能です。
これは原付の法定最高速度が時速30キロなので十分早いスピードだといえます。
しかしながら、原付ではヘルメット着用が義務付けられていますが、自転車ではヘルメットの着用は法律で義務付けられていません。
単純に考えると原付よりもはやいスピードで走行する状況が想定されるのであれば、あれば原付同様に自転車やロードバイクもヘルメットを着用が法律で義務付けられたり、スピードも法定最高速度を時速30キロにしたりする必要があるのではないかと思います。
このまま自転車の道路交通法が変わらないと、どのような危険があるかは容易に想像できます。
事故があった時に1番死に至るリスクが高いのは頭部の損傷です。
ヘルメットは事故があっても頭部を守ってくれるので、着用した場合と非着用の場合では死亡リスクが約4倍高くなります。
もし時速30~40キロ以上を出すことが想定される状況であるなら、ヘルメットを着用せずに事故を起こしたらどうなるかを考えると一刻もはやく法改正するべきだと思います。
この他にも自転車の道路交通法には矛盾しているのではないかと思うところも多いです。
これを機に、自転車の道路交通法について関心をもっていただければ嬉しいです。
自転車の道路交通法の今後はどうなるのか
今回は自転車の道路交通法について矛盾しているところについて解説しました。
ヘルメット着用やスピードの出しすぎは自転車に乗る人の命にかかわる問題です。
自転車に乗る人だけではなく車を運転する人もこの問題にはかかわってくるので、速やかに法の改正を含め、議論して欲しいと考えています。