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「車を手に入れたいけどカーリースと購入ってどっちがいいの?」
結論、どっちがいいのかは購入者の経済状況や考え方によって異なります。
本記事では、これから車をリースと購入のどちらで手に入れるか迷っている方に向けて以下の内容を解説しています。
- リースと購入を比較
- リースのメリット
- リースの失敗事例
- 購入について
- 購入費用を安く抑える手段
- 一括査定サイトについて
- 車が高額売却できるおすすめ一括査定サイトの紹介
この記事を読めば、自分がリースと購入のどちらが向いているかをはっきりさせることができます。
また購入の際にかかる費用を安く抑える方法なども解説しているので、ぜひ最後までご覧になり安心して車を手に入れられるようにしましょう。
このページの目次
1:どっちがお得?リースと購入を比較
まず初めに気になるのは、リースと購入はどちらの方がお得かということですよね。
車を手に入れる際は、以下の費用の支払いが必要です。
- 車両本体価格
- 各種税金
- 印紙代
- 自賠責保険料
- リサイクル料金
- 登録代行手数料
- 車庫証明代行手数料
- 納車費用
- ナンバープレート取得費用
- その他の費用
リースと購入で支払い項目に違いはありませんが、タイミングや最終的な金額が異なるのでしっかり比較して検討を行いましょう。
1-1:カーリースの支払い
カーリースの支払い | |
支払い項目 | 支払うタイミング |
①車両本体価格 | 全て月額料金に含まれる |
②各種税金 ・軽自動車税(10,800円〜) ・自動車税(25,000円〜) ・自動車重量税 (軽自動車9,900円〜、普通車12,300円〜) ・環境性能割(0.3%〜) | |
③印紙代(1,500円 〜) | |
④自賠責保険料(軽自動車27,330円、普通車27,770円) | |
⑤リサイクル料金(6,000円〜18,000円) | |
⑥登録代行手数料(15,000円〜30,000円) | |
⑦車庫証明代行手数料(10,000円〜) | |
⑧納車費用(5,000円〜30,000円) | |
⑨ナンバープレート取得費用(1,500円〜1,800円) |
リースでは、基本的に全ての料金が月額費用に含まれます。
車両本体価格によって支払う金額は変動しますが、その他の金額については変わらないので決まった月額料金を支払うだけという形です。
1-2:購入にかかる費用
購入の支払い | |
支払い項目 | 支払うタイミング |
①車両本体価格 | 購入時に現金一括払いか ローンで支払い |
②各種税金 ・軽自動車税(10,800円〜) ・自動車税(25,000円〜) ・自動車重量税 (軽自動車9,900円〜、普通車12,300円〜) ・環境性能割(0.3%〜) | |
③印紙代(1,500円 〜) | |
④自賠責保険料(軽自動車27,330円、普通車27,770円) | |
⑤リサイクル料金(6,000円〜18,000円) | |
⑥登録代行手数料(15,000円〜30,000円) | |
⑦車庫証明代行手数料(10,000円〜) | |
⑧納車費用(5,000円〜30,000円) | |
⑨ナンバープレート取得費用(1,500円〜1,800円) |
車を購入する場合、購入時に全ての額を初期費用として支払うことになります。
支払う料金は、購入する車両の本体価格によって変動します。
リース・購入の表から分かるように支払う項目は同じですが、どのタイミングで払うのかが異なるので、経済状況をよく見直した上で検討すると良いでしょう。
2:安定を求めるなら!車をリースする5つのメリット
1章ではリースと購入を比較して解説を行いましたが、ここではリースにはどのようなメリットがあるのかを解説します。
実際にリースには、以下5つのメリットがあります。
- 頭金がかからない
- 支払い手続きが楽
- 支払う金額が一定で安心
- 車種やグレードの選択が豊富
- 法人と個人事業主は節税になる
メリットを1つずつ解説していくので、自分にとって良いかどうかをしっかり見極めましょう。
メリット①:頭金がかからない
1つ目のメリットは、頭金がかからないことです。
リース契約で車を利用する場合、初期費用は全て月額料金に含まれるため頭金は一切かかりません。
手元に資金がなくても車に乗ることができるのは大きなメリットといえるでしょう。
メリット②:支払い手続きが楽
2つ目のメリットは、支払い手続きが楽ということです。
カーリースでは、毎月の月額料金の中に初期費用が全て分割で含まれています。
税金や車検費用なども月額料金に含まれているので、購入に比べて支払いが非常に楽なのもメリットの1つです。
メリット③:支払い料金が一定で安心
3つ目のメリットは、支払い料金が一定で安心だということです。
カーリースでは月額料金を支払って車を利用するとお伝えしましたが、毎月の支払い料金は常に一定なので生活プランが立てやすいのがメリットです。
購入の場合、初期費用が高く車検の時にも数万円が必要になるため前もって資金を用意しておく必要がありますが、カーリースなら月額料金の中に費用が全て含まれています。
メリット④:車種やグレードの選択が豊富
4つ目のメリットは、車種やグレードの選択が豊富だということです。
カーリースでは、購入する車種やグレードを自由に選択することができます。
中古車販売店で車を購入する場合、店内で販売されている車の中から購入する車を選ばなければいけません。
しかしカーリースなら自由に全て選択できるので、購入幅も広がるのがメリットです。
メリット⑤:法人・個人事業主は節税になる
5つ目のメリットは、法人・個人事業主は節税になることです。
法人・個人事業主は、車を購入せずにカーリースを利用することで100%必要経費として処理することができます。
購入する場合は、減価償却によって6年に分けて経費化する必要があるのでいかにカーリースが便利かわかるでしょう。
3:やめておけばよかった!カーリースの5つの失敗事例
2章では、カーリースのメリットについて解説を行いました。
しかし、メリットだけを聞いて利用するのはかなり危険です。
メリットの反対に、実際に利用してから失敗したという事例もあり、3章では以下5つの失敗事例を解説していきます。
- 中途解約したら料金がかかった
- 残価設定が安く設定されていた
- 走行距離に制限があった
- 傷や事故を起こして追加料金が発生した
- カスタマイズ一切できなかった
利用してから後悔をしないように1つずつしっかり確認していきましょう。
失敗事例①:中途解約したら料金がかかった
カーリースでは、契約時に何年契約でリースするかを事前に決めます。
そこで、その時に設定した期間より利用が短くなる場合はどうなるのか気になると思いますが、契約した期間は利用することが決まっているため、例え中途解約した場合でも残り期間の料金は支払わなくてはいけません。
またそれに加えて違約金も発生するので、支払う金額はかなり大きくなります。
失敗事例②:残価設定が安く設定されていた
カーリースを利用する際は、契約時に残価設定を行い、残価設定額を引いた金額を支払っていくことになります。
残価設定額とは契約期間後の車の価値のことで、期間終了後に返却するという前提で残価設定額が決められるのです。
この残価設定額ですが、車の状態や市場価値の変動など最悪の場合を想定して設定されるので、かなり低い金額が設定されます。
失敗事例③:走行距離に制限があった
カーリースでは、契約場所によって毎月の走行距離に制限があります。
走行距離が制限されるのには、先ほどお伝えした残価設定が関係しており、極端に走行距離が多い車は市場価値が大幅に下落してしまうからです。
遠出が多い方やドライブが好きな方には、走行距離の制限は大きなデメリットといえるでしょう。
失敗事例④:傷や事故を起こして追加料金が発生した
カーリースの月額料金の中には、修理代金は含まれていません。
そのため、傷がついたり事故を起こしてしまった場合の修理費用などは全て自費になります。
車を購入した場合であれば、仮に傷がついてもそのままにすることもできますが、カーリースは返却が前提となっているため追加料金の発生は免れられないのです。
失敗事例⑤:カスタマイズが一切できなかった
カーリースの車は、返却が前提となっているのでカスタマイズをすることは一切禁止されています。
自分好みのパーツや仕様にカスタマイズしたくなるような方は、リースをするのはやめておいた方が良いです。
4:資金に余裕がある人は購入がおすすめ
ここまでカーリースについて解説を行いましたが、資金に余裕がある方は購入がおすすめです。
車を購入した場合には以下のようなメリットがあります。
- 自分の所有物になる
- 総支払額が安く済む
また車を購入する場合、現金一括払いかローン払いを選ぶことができ、どちらの方法で購入するかによっても金額やメリットなどが異なるため、購入を考えている方は下記の記事をご参考ください。
参考記事:一体なぜ!?車はローンで買うなと言われる4つの理由をお伝えします
5:実は知らない!購入費用を安く抑える10の手段
車を購入する場合、現金一括払いで支払えば総支払額を最も安く抑えることができます。
しかし一気に手元から大量の資金がなくなるので、生活が苦しくなる恐れもあるのが事実です。
そこで5章では、車の購入費用を安く抑える以下10の手段をご紹介します。
①車を高額で売却する
②安く買える時期を狙う
③金利の低いローンを選ぶ
④残価設定ローンを利用する
⑤諸費用を削る
⑥ディーラーやレンタカー会社の車を買う
⑦リセールバリューの高い車種を選ぶ
⑧人気のないカラーを選ぶ
⑨モデルチェンジされる車を狙う
⑩カーリースを利用する
今利用している車を売却したり、安く買える時期を狙うことで購入費用を抑えることができます。
安く抑える10の手段の詳しい内容については、下記の記事にて解説をおこなっているので本記事と併せてご覧ください。
参考記事:知らなきゃ損!車を安く買う10のコツと実際の購入手順を詳しく解説
6:購入費用を抑えるなら高額買取の一括査定がベスト
車を安く購入する手段の中でも、今利用している車の売却が最も手っ取り早くかつ購入費用を大幅に減らすことができます。
ただし気をつけなければいけないのが売却先で、どこで売るかによって売却額は全く違います。
売却は基本的に以下4つの場所で行うことができます。
- 一括査定サイト
- オークションサイト
- ディーラー
- 自動車販売店
この中で最も高額買取が狙えるのが一括査定サイトです。
一括査定を利用する場合、一括査定サイトで申請をして査定を行ってもらいます。
申請をすると複数の買取業者が、あなたの車の情報を元に同時査定を行い、査定結果を提示します。
最も高い金額を提示した業者に買取を依頼すれば、高額買取を実現させることができるのでおすすめです。
7:高額買取を実現!おすすめ一括査定サイト3選
一括査定サイトの利用を検討している方は、これから紹介する以下3つのサイトの利用がおすすめです。
- カーセンサー
- ナビクル
- ズバット車買取比較
上記のサイトはユーザー満足度が高く高価買取が狙いやすいので、初めての方でも安心して利用することができます。
それではそれぞれのサイトを紹介していきます。
7-1:カーセンサー
カーセンサーは、おすすめ一括査定サイトの中で最も規模が大きく、買取業者との提携数は1,000社を超えています。
最大同時査定数も30社と多いので、自分にあった買取業者を見つけることが可能です。
一括査定サイトの利用が初めての方は、カーセンサーを使えば安心して高価買取を実現させることができるでしょう。
7-2:ナビクル
ナビクルは提携数55社、最大同時査定数10社と規模が小さいです。
規模が小さいのはデメリットに感じるかもしれませんが、その分他の査定サイトよりも査定結果を早く知ることができるというメリットがあります。
7-3:ズバット車買取比較
最後に紹介するズバット車買取比較は、提携数289社で最大同時査定数は10社とバランスの取れたサイトです。
またズバット車買取比較は、カスタマーサポートチームが年中無休でカスタマー対応を行っています。
一括査定やサイトについて知りたいことがあれば、いつでも聞くことができるので安心して利用することができます。
まとめ
本記事では、車をリースと購入のどちらが良いかについて解説を行いました。
リースと購入は支払う項目は同じですが、支払うタイミングや金額が異なるのでお伝えしたメリットや失敗事例をしっかり確認した上で決めるようにしましょう。
自分に合った方法で車を手に入れて、今後のカーライフを楽しんでください。