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今冬も大雪での渋滞や大規模な立ち往生が発生!注意すべきこと

雪で車が立ち往生
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    昨年の12月中旬以降、寒波の襲来によって、北海道や日本海側を中心に大雪が降り、各地で積雪による事故や立ち往生が発生しています。

    特に新潟県では2022年12月20日頃には積雪を原因として、国道8号線や高速道路などで大規模な立ち往生が発生しました。

    今年の冬も、まだまだ寒波がありそうです。

    走行中に大雪や吹雪に見舞われてしまい、自分の車が立ち往生してしまうことや、大規模な立ち往生に巻き込まれてしまう可能性もないとはいえません。

    今回はJAF(一般社団法人日本自動車連盟)が以前に大雪による立ち往生について行った、ユーザーテストもまじえて大規模な立ち往生に巻き込まれた際に、注意すべき点を中心に解説いたします。

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    過去には高速道路で154kmの大渋滞も発生!

    大雪による立ち往生では1995年12月27日に、名神高速道路の滋賀県の秦荘(現:湖東三山)PAから愛知県の赤塚PAまでの154kmで発生した大渋滞が、現在でも高速道路上の渋滞最長距離となっています。

    この時は年末の帰省ラッシュの時期に突然のゲリラ豪雪によって、高速道路が通行止めになってしまったことが原因ですが、高速道路を下りた車で国道もほとんど動かない状態が続きました。

    この渋滞は解消するまで24時間ほど掛かったため、食料やトイレで困ったドライバーや同乗者が多く発生したそうです。

    大規模な立ち往生に遭遇した時に注意すべき点

    EV車ではバッテリー上がりが心配

    JAFが2021年にEV車を使用して行ったユーザーテストでは、停車した状態でオートエアコンを25℃設定で作動させたシチュエーションでは、車内は快適に過ごせたものの、9時間半ほどでバッテリー容量が10%となってしまい、テストを最後まで行えませんでした。

    また、毛布を使用して寒さを感じた時にエアコンによる暖房を使用したシチュエーションでは、テスト開始11時間後にはバッテリーの残量が25%まで低下しています。

    このテストの結果から、EV車については真冬に大規模な立ち往生が発生した際には、バッテリー上がりに十分な注意が必要であることが判明しました。

    ガソリン車は車内での一酸化炭素中毒に注意が必要

    こちらもJAFによるユーザーテストですが、エアダクトやマフラーが雪に埋もれたアイドリング中のガソリン車の車内において、一酸化炭素と酸素濃度を測定した結果を紹介します。

    テストはオートエアコンを25℃設定で内規循環にした状態で行われましたが、一酸化炭素濃度はテスト開始後1分24秒後には、8時間以上その場に滞在すると人体に悪影響を及ぼす警戒レベルの50ppmに到達しました。

    その後も濃度は上がり続けて、テスト開始18分後には測定値上限の300ppmを超える濃度を記録しています。

    また、酸素濃度については、テスト開始13分14秒後に安全限界の18%に達してしまい、35分後には13.2%まで低下してしまいました。

    この結果からも、ガソリン車のエアダクトやマフラーが雪に埋もれた場合のアイドリング状態は、命に関わることが想定されます。

    大規模な立ち往生に巻き込まれた際には、エンジンを切る、エンジンをかける場合はエアダクトやマフラー周りの雪をこまめに除雪する、窓を開けて換気を定期的に行うなどの必要があるといえるでしょう。

    エコノミー症候群にも注意しましょう

    長時間にわたって狭い車内で同じ姿勢でいると、血行不良から血が固まる「エコノミー症候群」を起こす恐れもあります。

    命にも関わる危険な場合もあるため、大規模な立ち往生に巻き込まれた際には、適度に車外に出て体を動かすことも必要だといえるでしょう。

    大規模な立ち往生に備えて準備しておきたいこと

    降雪地へ出かける前に必要な事前の準備について

    降雪地帯へ向かう時には、TVやインターネットの天気予報で天候を調べておくことが重要です。

    大雪や吹雪の恐れがある場合はできる限り外出を控えたいものですが、どうしても向かわなくてはならない際には、ルート上の交通情報をよく確認したうえで、渋滞に遭う前にガソリン車やディーゼル車ならば燃料を満タンにしておく、EV車であればフル充電にしておくことが必要となります。

    立ち往生に備えて準備しておきたいもの

    立ち往生して停止する場所の近くには、必ずしもお店があるとは限りませんし、長時間にわたる立ち往生も現実に発生していますので、少しでも可能性がある地域に出掛ける際には、最悪の事態に備えて次にあげるものを準備しておくとよいでしょう。

    また、JAFなどの救援もかなりの時間がかかるので注意が必要です。

    1. タイヤチェーン(スタッドレスタイヤを装着していても必須級)
    2. 食料品と飲料水(必須)
    3. 毛布と防寒着(寒さ対策に必須)
    4. 携帯用トイレ(女性が同乗者にいるときは必須)
    5. ブースターケーブルや牽引ロープ
    6. 手袋と長靴、スコップなど(除雪する際に必要)

    大雪の予報があるときは中止する勇気も

    今回はJAFのユーザーテストもまじえて、大規模な立ち往生に巻き込まれた際に注意すべき点、準備しておくことなどを解説いたしました。

    近年ではゲリラ豪雪の発生も増えていますので、いつ大規模な立ち往生に巻き込まれてしまうかわかりません。

    降雪地帯へ向かう時に天候が不安な時には、勇気がいることですが、予定を中止・変更するのが一番の対応策です。

    それでも、やむなく向かう際には万全の準備と対策を心掛けてください。

    【参考】
    JAF(一般社団法人日本自動車連盟)「ユーザーテスト:大雪による車の立ち往生」「危険性と防寒対策を検証」

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