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高速道路のスマートICが増加中!9月30日全国7か所が事業許可

スマートICが増加中
【コンテンツ監修者】
Sato Tomoki
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    筆者たかまさ
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    全国の高速道路でスマートIC(インターチェンジ)が、ここ何年かで増加しています。

    2022年9月30日には国土交通省道路局より、計画中の7か所のスマートICについて、各高速道路会社に対して事業許可が行われました。

    あわせて、4か所のスマートICについて、準備段階調査が開始されます。

    今回は事業許可された7か所に加えて、今年になって運用開始された主なスマートIC、利用する際に気をつけたいことも紹介させていただきます。

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    スマートICが増加している背景について

    スマートICは、本線に直結したものだけでなく、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)などに併設されることも多い、ETC専用ゲートのみを設置したICのことです。

    通常のICに比べて敷地に必要な面積も少なく済むことや、ゲートもETC専用で簡素化されているため、建設費が通常のICが平均約35億円かかるのに対して平均20億円ほどで済むメリットがあります。

    また、ETC専用にすることで無人化ができるので、人件費などの運営コストも削減できることもメリットの一つでしょう。

    このようなメリットがることから全国各地で建設され、2022年8月7日時点で149か所のスマートICが開通して稼働しています。

    北海道から滋賀県までの7か所が事業許可されました

    (1)北海道の新得はPAも一緒に新設されます
    9月30日に事業許可が行われたのは、以下の7か所になります。

    1. 新得:道東自動車道 トマムIC~十勝清水IC間(北海道新得町)
    2. 八幡平:東北自動車道 松尾八幡平IC~安代IC間(岩手県八幡平市)
    3. 千代田PA:常磐自動車道 土浦北IC~千代田石岡IC間(茨城県かすみがうら市)
    4. 足利:北関東自動車道 太田桐生IC~足利IC間(栃木県足利市)
    5. 検見川・真砂:東関東自動車道 湾岸習志野IC~千葉北IC間(千葉市美浜区)
    6. 外環八潮:東京外環自動車道 草加IC~外環三郷西IC間(埼玉県八潮市)
    7. 神田:北陸自動車道 長浜IC~米原IC間(滋賀県長浜市)

    この中でも新得ICは、新得PAも同時に新設されて併設されます。

    また、壬生PA(北関東自動車道 都賀IC~壬生IC間)、屋代(上信越自動車道 坂城IC~長野IC間)、加計(フル化)(中国自動車道 千代田IC~戸河内IC間)、霧島(東九州自動車道 国分IC~隼人東IC間)の4か所で準備段階調査が開始されます。
    ※ 上記IC名はすべて仮称です

    出流原スマートICが9月19日に開通しました

    北関東自動車道の足利ICと佐野田沼IC間にある出流原PA(栃木県佐野市)に併設する形で、出流原スマートICが9月19日に開通しました。

    こちらのスマートICは上下線で出入り可能なもので、ゲート部一時停止型24時間利用可能の全車種が通行可能なものとなっています。

    その他には、3月26日に刈谷スマートIC(伊勢湾岸自動車道 豊田南IC~豊明IC間の刈谷PAに併設)、7月24日に富士吉田忍野スマートIC(東富士五湖道路 富士吉田IC~山中湖IC間)などが開通しました。

    スマートICを利用する際に気をつけたいこと

    スマートICはETC専用ですが、それ意外にも利用する際に気をつけたい点を紹介しましょう。

    利用できる時間帯に制限があるICに注意

    スマートICの中には、全長制限のために大型車両が利用できないもの、6時~22時など利用できる時間帯に制限があるものも存在します。

    初めて利用する際には、確認をしておきましょう。

    併設であってもSAやPAが利用できないICもある

    スマートICの中にはSAやPAに併設されているものも多いのですが、立地の都合でSAやPAを利用できないICもあります。

    中には上り線は利用できるが下り線は利用できないなど、変則的なICもありますので、SAやPAを利用したい際には事前に確認をしておきましょう。

    スマートICは今後も増加

    今回は事業許可された7か所のスマートIC、今年になって運用開始された主なスマートIC、利用する際に気をつけたいことを紹介させていただきました。

    観光地や産業地域へのアクセスポイントとして、また渋滞緩和や迂回の手段として、40か所(今回事業許可された7か所を除く)を超える数多くのスマートICが、すでに事業許可を受けており開通する予定です。
    【参考】国土交通省スマートインターチェンジの整備

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